キャンプクエスト編集部
中津川河川敷のキャンプエリア詳細|神奈川で人気&知名度No.1の野営地を紹介

中津川河川敷のキャンプエリア詳細|神奈川で人気&知名度No.1の野営地を紹介

関東近郊で無料のキャンプ場を探している方や神奈川県民キャンパーならば、高確率で行ったことがある、または聞いたことのある野営地が、愛甲郡愛川町の田代運動公園に隣接している無料キャンプスポット「中津川河川敷」です。

季節を問わず週末になると広場がテントで埋め尽くされるほど賑わう、神奈川県の知名度&人気No.1の野営地の魅力と、利用時の注意点を改めてご紹介します。

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中津川河川敷(田代運動公園隣)の基本情報

住所 〒243-0306 神奈川県愛甲郡愛川町田代
電話番号 045-210-1111 (厚木土木事務所)
営業期間 通年営業
利用時間 24時間
利用料 無料
駐車場 無料
水道・トイレ 公衆トイレ有、水道無し
公式サイト 相模川・中津川の維持管理 – 厚木土木事務所

愛川町の中心を流れる中津川には誰でも自由に利用できる河川敷がいくつも点在しており、週末になるとバーベキューや釣り、夏には川遊びを楽しむ人たちが沢山訪れます。その中でもキャンパーからの人気が高いのが、田代運動公園の隣に広がる中津川河川敷です。

キャンプエリアのすぐ近くに公衆トイレが設置されており、車で少し走ればスーパーやコンビニもあるので利便性も抜群。平日でも多くの利用者がいるので、初心者キャンパーや誰もいない場所だと不安な人でも安心して利用できるのが魅力です。

利用時の注意事項

中津川河川敷の利用ルール

  • 直火禁止
  • 河川敷内の石の持ち出し禁止
  • ゴミは持ち帰り

無料で河川敷を利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプやバーベキューの利用が制限・禁止される場合があります。キャンプやバーベキューで出たゴミは、燃え残った炭や灰も含めてすべて持ち帰りです。

ゴミのポイ捨てや不法投棄、直火している人を発見した方は下記までご連絡下さい。

その他の注意事項や町からのお知らせは公式サイトをご確認下さい。

キャンプの予約・申込方法

  • 予約不要

中津川河川敷は予約不要で誰でも利用できます。ただし、キャンプ場として運営されている場所では無いため、利用する際には基本的なモラルを守り、周辺住民や他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。

中津川河川敷の駐車場

中津川河川敷はそのまま車の乗り入れが可能なので、駐車場として独立したスペースはありません。どこでも好きな場所に車を止めて、その近くでオートキャンプを楽しめます。

場内には大きな石がゴロゴロと落ちていたり、禁止されているはずの直火に使用された石組みのカマドが放置されていたりするので、車で走行する際は地面の状況に気を配るようにして下さい。特に直火跡には錆びた釘やネジが落ちていることが多いので、誤って釘を拾ってしまうとパンクに繋がる恐れがあります。

中津川河川敷の施設案内

中津川河川敷は誰でも利用できる公共の場所であり、正式なキャンプ場ではありませんので最低限の設備しかありません。公衆トイレはありますが、水汲みに使える水道は無いので、利用する際には手洗いや飲料用の水は必ず持参するようにしましょう。

キャンプ可能エリア

中津川河川敷はかなりの広さがあり、ほぼ全面でキャンプが可能です。中でも、砂利の上に芝生が残っている道路側や、中津川に面した川側エリアに人気が集まっています。

多くのキャンパーが集まる土日祝日には中央部分にもテントが設営され、上から見ると川の字のように整然と色とりどりのテントが立ち並ぶ光景を見られます。

気になる点として、河川敷の対岸に国道412号線(半原バイパス)が通っており、車やバイク、トラック等の排気音が反響してきたり、夜になるとヘッドライトの明かりで眩しく照らされることもあります。気になる方は耳栓やアイマスクなどを用意しておくと良いかも知れません。

フィールドの状況

中津川河川敷のテントフィールドは芝が生えているように見えても、地中には大小の石がゴロゴロと埋まっているので、テント設営には苦労します。アルミペグや付属のペグではすぐに曲がってしまうので、丈夫なスチール製ペグと頑丈なペグハンマーを用意しておいた方が良いでしょう。

水道

中津川河川敷の隣にある田代運動公園に水場が設置されていましたが、現在はすべての蛇口が取り外されて使用中止となっています。2019年の7月頃までは水飲み用の蛇口が付けられていたという口コミも見られますが、現在は故障中で今後修理されるかも分かりません。

トイレ

田代運動公園には公衆トイレが設置されているので、中津川河川敷でキャンプを楽しむ人たちはこちらのトイレを利用させてもらっています。

ただし定期的に清掃されているとは言え、利用者が多すぎるというのもありますが、決して綺麗とは言いづらい状態です。トイレットペーパーは設置されていますが、予備で持って行った方が安心だと思います。

トイレの入り口には「トイレ環境美化協力金」の募金箱が設置されています。中津川河川敷でキャンプを楽しむ人たちが、トイレを利用する度にいくらか協力することで清掃環境の改善に繋がりますので、綺麗なトイレを維持するためにも、財布の中に余っている小銭をお気持ちとして投入しておきましょう。

周辺施設

田代運動公園

中津川河川敷の隣にある田代運動公園は、敷地面積62,864m²を誇り、その広さはなんと東京ディズニーランドの8分の1にも及びます。これを東京ドームで例えると1.3個分。公園内は町のスポーツ施設として野球場やテニスコート、プールやゲートボール場など数多くの施設が入っており、夏になるとスライダー付きプールは多くの利用客で賑わいます。

子供と一緒にプール遊びを楽しんだ後は、河川敷で川遊びをしながらキャンプをして過ごす、という夏休みに最高の思い出作りが出来そうです。

とくらや商店

中津川河川敷で焚き火を楽しみたい時は、近くの個人商店「とくらや」で薪を調達することをおすすめします。河川敷には軽トラックで薪を売りに来ている薪屋さんもいますが、とくらやで薪や炭を購入すると、レジ袋に廃材つめ放題のお得なプレゼントが貰えます。

詰め放題の廃材

薪を一束購入したら、もう一束分ぐらいの廃材がサービスでついてくるという、信じられないほど破格なキャンペーンを実施中とのこと。薪にこだわりが無ければ、一束購入するだけで一泊二日には十分な量の木材が手に入ります。

また店内にはキャンプやバーベキューに必要なモノも売っており、町の小さなコンビニといった雰囲気ですので、何か忘れ物をした時には訪れてみると良いでしょう。

定休日:木曜日

営業時間:7時半~19時

中津川河川敷を利用する際に必要な道具

中津川河川敷のように無料でキャンプができる野営地は、ゴミの放置や直火などマナーの悪い利用者によって、全国的に次々と閉鎖されていっています。そんな状況の中で、愛川町のご好意で開放してくれている中津川の河川敷を今後も利用し続けられるように、キャンプ利用者がフィールドを荒らさないために必要な道具をいくつかご紹介します。

焚き火台・バーベキューコンロ

中津川河川敷は直火が禁止されています。その中でも直火気分を味わいたい時は、大人気ブランドDODから発売されている焚き火台「ビートルくん」がおすすめ。ガンガン燃やせる直径50センチのプレートには購入してきた薪をそのまま投入することが出来て、くぼんだ形状によって焚き火の管理がしやすく初心者にも扱いやすい焚き火台です。

焚き火シート

焚き火台を使用する時は地面への影響を考慮して焚き火シートを敷いておくと、より安全に焚き火が楽しめます。DODのビートルくんを使用する時は、合わせて焚き火シート「タキビバビデブー」も用意しておきましょう。燃えにくいガラス繊維の生地を採用しており、火の粉や焼けた薪などが落下した時にも、地面への延焼を防いでくれます。

火消し壺・炭処理袋

中津川河川敷にはゴミ捨て場は設置されておらず、灰捨て場もありません。そのため焚き火で出た灰や、燃え残った薪や炭もすべて持ち帰りになります。そんな時に便利なのが、FIELDOORから発売されている炭処理袋です。ほぼ鎮火した状態の炭や灰を中に入れて、空気を出しながら口を丸めて密封させることで、完全に消火することができます。

カラフル鍛造ペグ

キャンプ場内にはペグが残されていることが良くあります。折れたり曲がったペグを捨てて行くだけでなく、撤収時に見失ってそのまま放置されたり、忘れられてしまったりと様々な状況が考えられますが、そんな時に便利なのがカラフルに塗装された鍛造ペグ。青や赤など地面と同化しない色のペグを使用すると、見失ったり忘れたりすることを回避できます。

知名度No.1の野営地「中津川河川敷」を大切に利用しよう

田代運動公園隣の中津川河川敷は、神奈川県民だけでなく県外のキャンパーからも人気の高い野営地で、週末になると撤収待ちが出るほど沢山のキャンパーが訪れます。

しかし、誰でも無料で利用ができるのを良いことに、非常識でマナーの悪い人達も一定数は混じっているのが事実です。ゴミの放置や直火跡(焚き逃げ)等、目も当てられないほど荒らされた現場を実際に何度も見てきました。

こうした無料でキャンプができるスペースをこれからも大切に残して行くために、自然を愛するキャンパーとしてのモラルを持ち、きちんとルールとマナーを守って、感謝の気持ちを持って利用していくようにしましょう。

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  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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