岩本利達
コールマンからコンパクトで使い勝手の良いトンネル型テント「トンネル2ルーム/240」登場

コールマンからコンパクトで使い勝手の良いトンネル型テント「トンネル2ルーム/240」登場

キャンパーにとってテントのサイズは「大きさ」も重要な指標の一つだ。広々としたテントももちろん良いが、大きすぎても区画サイトに入らなかったり、設営撤去や積載がし辛かったりというデメリットも気になる。

2024年4月にコールマンから発売されたトンネル2ルーム/240」は、デュオキャンプや家族三人でのキャンプにちょうど良い大きさ。トンネル型テントらしい設営のしやすさに、コールマンならではの快適性能を合わせ持ち、キャンプを最高の物にしてくれること請け合いだ。

キャノピーで居住空間を拡張

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テントサイズは奥行き5.2m×横幅2.6m×高さ1.8mとなっており、キャノピーを含めても8×8mのオートサイトに余裕で入るサイズ感。インナーテントは2.4m角で高さが1.5mとなっており、大人2人+子供1人あたりが快適上限といった所だろう。

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フロントとサイドにはキャノピーが装備されており、展開する事で抜群の居住空間を作り出すことが出来る。特にサイドキャノピーは工夫次第で車と接続も出来そうなので、アレンジ次第では雨の日も快適なキャンプが出来そう。

リッジポールでトンネル型テントの弱点を解消

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トンネル型テントは簡単設営で広い居住区間を作り出せるのが特徴だが、風に対しては少々弱いというデメリットもあった。その点については流石はコールマンといった所で、3つのアーチフレームに対して垂直に1本のリッジフレームを追加したことで強度を確保。手間もそう掛からないというのが嬉しいポイントだ。

なお、インナーテントは定番の吊り下げ式。構造がシンプルで設営もラクチンなので、準備時間でチルタイムを削られるリスクも少ない。インナーテントを取り付けず、シェルターとして使用する事も可能。

別売りのファンで空気循環を促す

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昨今のコールマンテントではお馴染みになっている「リバーシブルファンベンチレーション」のインストールが可能。テントのフロントキャノピー上部とインナーテント後部に設置する事が出来る様なので、奮発して2台購入すればかなり効率よく空気循環をすることが出来そう。

8畳分のちょうどいいサイズ感

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テントを選ぶ際は広過ぎず狭過ぎず、ちょうど良いサイズを選ぶことが肝要。広いテントだとのびのびして気持ちいいが、サイトの広さを気にしないといけなかったり、雨天撤収となった場合の乾燥する場所にも困ってしまうので、きっちり自分の使用する姿をイメージして購入したい。

その点、「トンネル2ルーム/240」はコンパクトで使い勝手が良く、選択肢としては入れたい所。この春夏のキャンプに検討してみてはいかがだろうか。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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