虫嫌いということもあり、夏はハンモック泊を中心にやろうと昨年ハンモック泊デビューをした筆者。すっかりハンモック泊にハマってしまいました。そこで、実際にハンモック泊で役に立ったUL(ウルトラライト)且つ、快適なギアやおススメできるULギアを詳しくご紹介していきます!
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目次
ハンモック泊を快適にするおすすめULギア7選
cocoon ハンモックストラップUL

ULなハンモック泊をするなら、まず手に入れて欲しいのが「ウーピースリング」!
ツリーストラップは何種類かあるのですが、ツリーストラップで多く流通しているのは何個かある輪っかにカラビナで接続する「デイジーチェーン」。

↑こちらがデイジーチェーン
これは初心者でも使い方が分かりやすいのですが、ウーピースリングの良さを知ったら選択の余地無し!ウーピースリング以外に考えられません。

筆者はcocoonのハンモックストラップULを購入したのですが、これがいわゆるウーピースリングです。
まず、2本で70gと超軽量!同じcocoonのツリーストラップでも、デイジーチェーンになると2本で190gなので超軽量であることが分かります。安価な中華製になると更に重たくなります。

メリットは軽いだけではありません!操作が圧倒的に楽なので速攻で設営ができます。
このストラップは、ストラップが重なった部分の摩擦で固定する事ができます。なのでデイジーチェーンの様にカラビナを付け外しして輪っかに通さなくても、ストラップをスライドするだけで長さ調節ができます。

そして、輪っかに通す場合は輪っかの数ごとの長さ調整しかできませんが、このストラップなら無制限調整が可能!ストラップをスライドするだけなので、あと1cm、5cmの微妙な調整ができる。
椅子として使用する時は低め、寝る時は高め、などの調整がカラビナを使わなくてもできるのは大きなメリットです。

筆者は大満足のツリーストラップですが、唯一デメリットを挙げるなら価格が若干高いこと。ウーピースリング全般で言えることですが、ダイニーマという高強度で軽量な素材を使っている事がほとんどなので高価になりやすいです。
あと、耐荷重はデイジーチェーンの方が高いので大柄な男性で荷物をたくさんぶら下げたい人には向いていないかもしれません。
ヘリノックス テーブルオー

ハンモック泊をするなら、ゆらゆら揺られながらのんびりしたい。なるべく手の届く範囲に必要な物を置きたい。そうなると必要になるのがハンモックの高さに合うテーブルです。

ULに拘らなければ選択肢はたくさんあるのですが、軽量となると少数。筆者が探した中で最軽量だったのが、ヘリノックスのテーブルオーです。
こちらはハンモックに座った時にちょうど良い高さでありながら、本体重量はたったの220g。同じような形のテーブルはたくさんありますが、その中でも最軽量です(流石ヘリノックス!)。

組立も簡単で天板の裏に脚3本を挿し込むだけ。設営に時間もかかりません。その代わり、天板を折りたたむことができないので、どうしても収納サイズは嵩張ります。
筆者の場合は、バックパックの前面メッシュポケットに天板を入れて、脚3本はサイドポケットに入れて持ち運びます。収納袋がコットン素材のトートバッグで重たく、嵩張るので、UL的に考えるとそのままバックパックに収納するのが合理的だと思います。

そして、前面のメッシュポケットに入れたとしても、木目調でなんだかおしゃれなので恥ずかしくはありません(筆者だけかもしれませんが笑)。少し気になる時は、お気に入りの手ぬぐいやタオルで包むなど、パッキングの個性も出せて面白いと思います。
ヘリノックスのサイドテーブルは黒・白もあるのでシンプルが好きな方はそちらが良いかもしれませんが、筆者はこの木目調がサイトのアクセントにもなるので気に入っています。

また、天板の表面は滑りにくい加工になっており、端に角度が付いているので不整地なサイトでも安心して物が置けます。
筆者はこの点を利用して、100均のS字フックを引っ掛けてクッカーを吊り下げたりしています。※ただし、本体が軽いので重さが片寄ると倒れます。注意が必要です!
Aricxi 軽量タープ

ハンモック泊で割りと重要なのがタープ。晴れ予報なら夜空を眺めながら眠りたくなりますが、ハンモックができる場所は林間なので木の枝や実など落下物がけっこうあります。安全の為にもタープは必須。
そこで欲しいのが軽量タープ。こちらのタープは210mm×300mmで280gと超軽量!しかも内側はシルバーコーティングされているので紫外線対策にもなります。

サイズも絶妙でソロハンモックならギリギリ大丈夫なサイズ感。雨の時はもう少し大きいサイズが安心ですが、晴れている時は十分でしょう(これ以上サイズが大きいと重たくなる)。
また、UL系タープの場合は2万円ぐらいはしますが、こちらは5千円程度で購入できます。UL系ギアは高くてなかなかお試しできないので、この価格は魅力的です。
BUSHMEN travel gear(ブッシュメントラベルギア) ギアスリング

せっかくハンモック泊をするなら、荷物を地面に置きたくないと思う方は多いはず(UL志向なら特に!)。そんな時はギアスリングが役立ちます。
荷物置き場になる小さいハンモックで、ハンモックに揺られながら荷物を取り出すことができます。雨の日も荷物を濡らさずに済むので心強いです。

ただギアスリングは設置する位置や高さによって背中やお尻に干渉したり、沈んで地面に付いたりするので微妙な調整が必要。その点、この商品はコードに自在金具が付いているので細かい調整が可能。ロープワークなど使わなくて良いので簡単です。

また、面白い特徴がバックパックのレインカバーとしても使用できること。雨のハンモック泊で重宝するのはもちろんですが、雨のテント泊でも使えます。一つ二役なULギアです!
KAMMOK(カモック) 吊り下げポケット

ハンモックに寝転んだ状態で物を取り出したりするなら、頭上にあるのが楽!そこで吊り下げポケットがあれば快適度があがります。
ハンモック用の吊り下げポケットも色々ありますが、KAMMOKのリッジは筒状になっており、真ん中にはペットボトルなどすぐに取り出したい物を入れられるのが面白い!

そして片面にはファスナー付きポケット、逆側にはファスナー無しポケットが付いている。頻繁に出し入れするスマホはファスナー無しポケット、鍵や財布など貴重品はファスナー付きポケットに収納するなど、分類ごとで収納できるのは嬉しいポイント。
鍵やキーホルダーをパンツのポケットに入れたままハンモックに寝転んでハンモックが破れてしまった…という話は良く聞くので、ハンモック保護の観点からも吊り下げポケットは重宝します。
BUSHMEN travel gear(ブッシュメントラベルギア) カラビナ

ハンモックを購入したら付属している場合もあるのですが、快適なULハンモック泊をするならカラビナも拘りたいところ。ハンモック本体とツリーストラップを繋ぐ為に使用する他、木とツリーストラップを繋ぐ時もカラビナがあると楽です。
カラビナは100均でも販売されていますが、そちらは強度の無いアクセサリーカラビナなので、クライミングでも使える、若しくはハンモック専用のカラビナを用意する必要があります。強度はカラビナ本体に記載してあり、矢印方向に何kN(キロニュートン)の強度があるのか数値で確認できます。

こちらの商品は12kN(約1200kg)に耐えることが出来ながら21gと超軽量。縦方向にも5(約500kg)の記載があるので、ハンモックでは十分なスペックで、素材も超々ジュラルミンと言われる7075アルミニウムを使用しています。
デメリットとしては他と比べて高価であることですが、安い物は素材がはっきり確認できなかったり、重たかったりするので、ブッシュメンは安心できるカラビナと言えます。
BUSHMEN travel gear(ブッシュメントラベルギア) ソフトシャックル

ソフトカラビナとも言われる超軽量カラビナ。UL系ハンモッカー以外の方からは認知度が低いと思われるニッチな商品です。
軽量且つ強度の高いダイニーマコードで作られており、見た目は紐が編み込まれたシンプルな輪っかですが、耐荷重1000kgで重量はたったの4g!同じブッシュメン製の7075アルミニウムカラビナでも21gなので、衝撃の軽さです。

デメリットとしては扱いが少し面倒なこと。一般的なカラビナであれば片手で取り付け・取り外しができますが、こちらは両手を使わないといけないので少し手間です。
価格も安くは無いので、軽量化を求める人以外には不要なアイテムと言えます。また見た目も知らない方から見ると価値のある物には見えないので、うっかりキャンプ場で落としても拾ってくれなさそう…笑。

ハンモックに付けっぱなしであれば良いですが、頻繁に取り付け・取り外しをする箇所での使用には適していないと思います。ただし、軽量化を求める方にはかなりおススメなアイテムです!
快適なULハンモック泊をするには

ハンモック泊はテント泊より軽い荷物で行けると最初は思うのですが、何も考えずに周辺ギアを揃えていくと結局、テント泊くらいの総重量になってしまう。逆に削り過ぎると快適性が無くなります。楽しく快適にハンモック泊をするならやはりULなギアがおススメ。今回の記事がギア選びの参考になれば幸いです。
ギア
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