岩本利達
デザインも機能性も楽しめる「FEDECAブッシュクラフトナイフ」が応援額1000万円を突破

デザインも機能性も楽しめる「FEDECAブッシュクラフトナイフ」が応援額1000万円を突破

アウトドアにて無くてはならないアイテムの一つ「ナイフ」。食材を切るのはもちろん、薪割りや焚き付け用のフェザースティックを作る時など、キャンプで活躍するシーンは多い。

とはいえ、シチュエーション毎に適切なナイフの形状も異なるし、変に合っていないナイフで作業をすると怪我をするリスクもある。そんな声に応えて開発されたのが、今回紹介する「FEDECAブッシュクラフトナイフ」だ。

コンセプトは「料理を楽しむブッシュクラフトスタイル」

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ブッシュクラフトと料理、どちらも出来るナイフのニーズを受けて企画されたのが今回のブッシュクラフトナイフ。

キャンパーの中でも「木を切るナイフで食材を切るなんてとんでもない!派」と、「アウトドアなんだから使える道具でやりくりするべき!派」がいるが、今回は後者向けのアイテム。しかもそれを本気で突き詰めたものだから、前者のキャンパーでも使いたくなってくるかもしれない。

ブッシュクラフトと料理を実現するには、異なる用途の道具を高い次元でまとめ上げる必要がある為、簡単なことではない。FRDECAはどうやって実現したのだろうか。

両立を実現したのは「絶妙カーブ」と理想の角度

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ポイントになるのは、「形状」と「刃付け」だとFRDECAが語っている。まず、形状については刃先から持ち手までにかけて絶妙にカーブをさせることにより、両立を実現。

通常のブッシュクラフトナイフは、フィールド作業において多用途に使える万能性を重視した結果、真っ直ぐな形状が当たり前だったとのこと。料理と真正面に向き合い、絶妙にカーブさせることでゴツいナイフでも食材が切れるようになった。

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もう一つのポイント「刃付け」に関しても、角度をわずかにつけることで薪割りにも料理にも使いやすい切れ味を実現した。バトニングをした際、外側に力が加わるようなカーブになっている為、効率よく薪を割る事が可能。また、刃付角度は包丁と同じになっている為、料理はもちろん、フェザースティック作りにも鋭い切れ味が活かせるのである。

調理に最適と言えるポイント

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これらが可能にしたのは、ブッシュクラフトなのに包丁の様に「押し切りがリズミカルに出来る」ということ。キッチンで使用する包丁に比べるとカーブが掛かっているのでコツは必要だが、食材をリズミカルにカットできるというのは言葉で言うよりもずっと気持ちよく、なんだかカッコよく料理している気分にもなる。

5.6mm厚の刃で切れ味が良いため、骨付き肉や硬い塊肉のカットもスムーズに出来る他にも、魚も骨ごと一刀両断出来るらしい。この気持ち良さは料理好きのキャンパーなら欲しくなってくるのではないだろうか。

もちろんブッシュクラフトナイフとしても良質

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ナイフの素材には、V金10号(VG10)という高級ステンレス刃物鋼を採用。ステンレスが錆びに強いというのは皆さんご存知の通りだが、それに加えて炭素鋼のように切味がよく、研ぎやすい特徴を持つ。それを刃厚5.6mmに贅沢に使用し、持ち手まで一体化したフルタング構造を採用することで、バトニングをしても折れたりしない強靭なブッシュクラフトナイフとなる。

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非常にクオリティの高い一本ということで、多くのキャンパーから支持を集めており、2025年2月4日の執筆時点では応援購入総額が1,490万円に達するという大成功プロジェクトに。持ち手の仕様によってはまだまだお値打ちのリターンは残っているので、気になる方は早めにチェックしておこう。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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