岩本利達
累計1万脚突破の実績を持つAS2OVのローチェア「Reclining Low Rover Chair」が再入荷

累計1万脚突破の実績を持つAS2OVのローチェア「Reclining Low Rover Chair」が再入荷

AS2OVの「Reclining Low Rover Chair」は前回の販売で瞬く間に完売し、多くの人が購入の機会を逃してしまった。しかし、その人気ぶりこそがこのチェアの本質を物語っている。累計販売数1万脚以上という数字は単なる話題性では達成できない数字だ。

キャンプチェアの選択肢が無数にある中で、なぜこの一脚だけが継続的な支持を集めるのか。その理由を解き明かすために、開発背景から実際の使用感まで、このチェアが持つ価値を詳しく見ていこう。

イギリスミリタリーの血統を現代に蘇らせた開発哲学

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AS2OVがこのチェアを開発した背景には、明確な思想がある。イギリスミリタリーチェアの代表格である「ローバーチェア」の機能美を現代のキャンプシーンに最適化することだった。

軍用装備として培われた堅牢性と実用性を受け継ぎながら、アウトドア用品として求められる快適性を両立させる。AS2OVは座面の高さと幅に注目し、日本人の体格とキャンプスタイルに合わせて設計を変更。その結果生まれたのが、座面高30cm、座面幅49cmという絶妙なサイズ設定である。

座面高30cm×座面幅49cmが生み出す座り心地

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このチェアの魅力は、座面高30cmという数値にも表れている。一般的なキャンプチェアの座面高が35〜40cm程度であることを考えると、この5〜10cmの差が足を自然に投げ出せる高さとして体感に与える影響は大きい。

座面幅49cmは、大柄な男性でもゆったりと腰を据えられるサイズ設定になっており、幅広いキャンパーに対応。本体生地にはポリカーボネート素材を採用し、雨に濡れてもさっと拭き取ることができる。フレームには軽量なアルミを使用している。4段階のリクライニング機構もチェアとしては見逃せない。

焚き火を囲む夜に真価を発揮する設計思想

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座面が低いため、焚き火の炎を見上げる角度が自然になり、首や肩への負担が少ない。4段階のリクライニングを最大まで倒せば、星空を眺めることも可能だ。ブナ材のアームレストに肘を預けながら、ゆっくりとお酒を傾ける。また、ロースタイルは子どもとの目線を合わせやすく、家族キャンプでの会話も自然と弾む。

即完売実績が証明する「選ばれる魅力」

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カラーは「KHAKI」と「BLACK」の2色展開。KHAKIは自然の緑と調和し、どんなキャンプサイトにも馴染む。BLACKはインダストリアルな雰囲気で、モノトーンでギアを統一したいキャンパーにとっても見逃せない。

前回の入荷時、どちらのカラーも瞬く間に完売した事実が、このチェアの魅力を物語っている。累計1万脚という実績は、多くのキャンパーがこれを評価とした事実。手に入れるチャンスがあれば、ぜひ試してみて欲しい。

紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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