ことり
筑紫恋キャンプ場はリーズナブルかつ静かな自然を堪能できるキャンプ場でした

筑紫恋キャンプ場はリーズナブルかつ静かな自然を堪能できるキャンプ場でした

人気のキャンプ場に行ってみたはいいけれど値段が高かったり、テントとテントの間が近い上にそこら中に人が溢れていたり、夜遅くまで若者がドンチャン騒ぎをしていて中々寝付けない!という苦い思い出のあるキャンプを経験したことはありませんか?

自然を堪能しに行った筈なのに人が多過ぎて逆に疲れてしまったという経験をしている方は以外に多いものです。そして私もその1人です。今回はそんな苦い思い出のある北海道キャンパーにおすすめしたい、北海道厚岸町にあるリーズナブルかつ非常に静かな筑紫恋キャンプ場についてご紹介していきたいと思います。

筑紫恋キャンプ場について

筑紫恋キャンプ場は、厚岸の市街の近くにあるキャンプ場です。市街からのアクセスが容易なためコンビニも気軽に利用することができ、食材も現地で調達することができる非常に便利なキャンプ場です。

厚岸は漁業が盛んな港町で、国内で唯一、牡蠣を1年中出荷できる牡蠣の名産地です。市街には至る所に牡蠣を取り扱った飲食店が立ち並んでいますが、特にオススメなのが厚岸漁業協同組合直売店エーウロコで新鮮な海鮮物を購入しキャンプ場で炭火焼にすることです。この日だけはお肉よりも海鮮がメインな豪華なバーベキューを楽しむことができます。

キャンプ場へのアクセス・基本情報

住所 厚岸町筑紫恋2番地2
電話番号 0153-52-6627
営業期間 7月1日~9月30日
牡蠣まつり期間中における土曜日、日曜日及び国民の祝日
チェックイン インフリー
チェックアウト テントサイトは昼頃まで
宿泊施設は12時
休業日 期間中無休

利用料金

料金 大人(高校生以上)220円
小人(小学生)110円
バンガロー 2200円
シャワー 330円
コインランドリー 220円
乾燥機 100円

キャンプサイトの紹介

フリースペース

筑紫恋キャンプ場のキャンプサイトはフリースペースのみでオートサイトは無いのですが、テントの隣に車を横付けすることができるので荷物を運ぶ手間はありません。

バンガローの目の前の敷地にもテントを建てることができる為、全体的に小規模なキャンプ場ではありますがテントを設営する場所は沢山ありました。

バンガロー

バンガローは全部で12棟ありいずれもバーベキュー炉が設置されています。今回私はバンガローを利用しましたが、愛犬をバンガローに入れることを許可してくれました。

しかし、ペットのことを確認している際に管理人さんからは「周囲の迷惑にならないでほしい」という気持ちが伝わってきましたので、飼い犬が吠えたり周囲に迷惑になる場合は愛犬を車へ移動させる等、こちら側の配慮が必要だと思いました。

施設紹介

管理棟

管理人さんは夕方まで滞在しています。管理人さんは話しやすくキャンプ場のことを細やかに説明してくださりとても親切な方でした。

炊事棟

炊事棟はシンクは非常に綺麗で清掃が行き届いていました。

トイレ

トイレは古い感じはしますが中には虫やゴミがなく清潔でした。

ゴミ箱

ゴミ箱はゴミが溢れていることもなくしっかりと管理されていました。

筑紫恋キャンプ場はペットOK!

筑紫恋キャンプ場はペットOKのキャンプ場でサイト内を散歩させることができました。管理人さんにペットへの注意事項の確認すると、このキャンプ場は夕方から朝にかけてよく鹿が降りてくるため、鹿に反応して朝方に犬が吠えるようであれば落ち着くまで車にいれるなどの対策をして欲しいとのことでした。

また、ペットを連れて行く場合には必ず予約時にペットの確認を行った方が良いと思います。

周辺レジャーについて

アスレチック遊具

キャンプ場内には木でできたアスレチックがありました。私がキャンプ場を利用した時は娘がやっと歩き出したばかりの時でしたのでアスレチックは利用しませんでしたが、子供達が遊ぶ場所があるのは嬉しいですよね。

小さな川

キャンプサイトの真ん中には小さな川が流れており、暖かい日はこちらで子供とちょっとした水遊びができます。

道の駅 厚岸グルメパーク味覚ターミナル・コンキリエ

筑紫恋キャンプ場から車で10分ほど離れた場所にある厚岸の道の駅です。こちらでは厚岸の美味しい牡蠣を堪能できるのは勿論のこと、建物の中にはミニ水族館や売店、外にはアスレチックやドッグランが設置されており子供や愛犬を遊ばせることができました。

レストランでは厚岸の名産物の牡蠣をたっぷり堪能することができます。

施設内には水族館プティというミニ水族館があり、厚岸に生息している魚を見学することができます。

外に設置されているアスレチックは船がモチーフになっていて可愛らしいです

ドッグランは芝生が綺麗に管理されており、虫も少なく気持ちよく利用することができました。

厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ

厚岸漁業協同組合直売店エーウロコは厚岸の名産物である牡蠣をはじめとし、さんまや時鮭、ししゃも、毛ガニ、あさりなど厚岸でとれた海の幸やそれらの加工品を販売しているお店です。

店の奥にはイートインスペースがあり、購入した海鮮をその場ですぐに食べることができます。完全セルフで購入した牡蠣は貝が閉じたまま、カニは甲羅のまま出てきます。

電子レンジや調味料、カニの甲羅を切る為のハサミや牡蠣の貝を開ける為の道具などは無料で貸してくれますがこれが結構難しい!でもこんな機会は中々ないのでとっても楽しい!海鮮類が調理されずそのまま出てくる分、値段もレストランで食べるよりもリーズナブルに食べることができます。

勿論お持ち帰りすることもできますので、キャンプ場に持ち帰りゆっくり炭火焼にするのも良し!購入した海鮮物を自宅に郵送し、お家でゆっくり食べるのもありです!

近くの銭湯

喜楽湯

こちらは明治45年より続くレトロ感たっぷりな古き良き銭湯です。温度は高めで、シャンプやーボディーソープは備え付けられていません。

シーサイドホテルあっけし

こちらはホテルですが、大浴場は日帰り入浴ができます。

筑紫恋キャンプ場でバンガロー泊してみた結果

今回、我が家は筑紫恋キャンプ場のバンガローに宿泊しました。キャンプ場は厚岸市街よりあまり離れていないものの静かで、市街に近いので食料の調達やコンビニの利用も気軽にできるのがとても便利でした。

キャンプ場は木の塀で覆われており、伝わるかわからないのですが何となくウォーキングデッド感がありワクワクしました。

キャンプ場内にあるアスレチックは子供が楽しむには充分な大きさで、キャンプ場内には小さな川が流れており眺めているだけでも癒されました。

私が利用したのは7月初旬だったこともあり、我が家以外の利用者はおらず周りを気にすることもなくのびのびと、そして静かにキャンプをすることができました。

シーズンは混むのか管理人さんに尋ねたところ、シーズンはバンガローが満室になる日があるもののそれ以外はそうでもないとおっしゃっていたので、純粋にキャンプを楽しみたい方にはうってつけだと思いました。

また、キャンプに行く前に筑紫恋キャンプ場の口コミでauは電波が無いと書いてあるのを見ていたので心配していましたが、docomoは大丈夫でした。

管理人さんが毎日鹿が山から降りてくると言っていたので楽しみにしていたら、実際に夕方から朝方にかけて物音がすることがあり、外を見てみると鹿が敷地の草を食べていました。因みにキャンプ場へ向かう途中は、市街のど真ん中を鹿が歩いていたのでとても驚きました。

筑紫恋キャンプ場は、最近できたばかりのキャンプ場と比べると施設は古く、子供が一日中遊べる程の大型の遊具やレジャー施設ががあるわけでもない、ごく普通のキャンプ場です。しかし、大人気のキャンプ場と比べて利用客が少なくキャンプ場に流れる音や時間はとても静かで自然を楽しみたいキャンパーに非常にオススメなキャンプ場だと感じました。

北海道道東地方で静かなキャンプ場をお探しの方は是非、筑紫恋キャンプ場を利用してみてはいかがでしょうか。

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