キャンパーにとって焚火台は暖を取るためのギアだけではなく、調理をするためのギアでもある。そのため調理に適した焚火台が各社から販売されているが、LOGOSから発売された「ファイヤークックピット」は画期的だ。
火床が二段になっており、焚火の熱を使った調理が上下で出来、一つの焚火台にもかかわらず料理の幅がぐっと広がる。ソロで様々な料理を楽しみたいというキャンパーから、一度にたくさんの料理を作る必要があるファミリーキャンパーまで幅広く活躍しそうだ。
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メッシュの火床で熱を伝える
2段式になっている火床はどちらもステンレス繊維のメッシュを採用。上の火床で焚火をして、下の火床に食材を入れることで薪の下でも調理が出来るという寸法だ。リリース情報によると「薪と灰をキャッチするステンレス繊維のメッシュ生地」とされており、メッシュの下に灰が落ちて食事が台無しになってしまう心配は無さそう。
火床と火床の間はそこまで広くはないので、ピザや魚、クッキーなどが向いているとのこと。焚火の下で食材全体を一定の温度で加熱できる為、焼きムラなく調理することが出来る。
付属のバーでMAKIBI調理の幅も広い
焚火の上部分では付属の2本のバーを使用する事で幅広い調理が可能に。バーを渡してダッチオーブンを乗せたり、網を乗せてBBQをしたりという王道パターンはもちろん、バーから吊り下げることでより火に近い状態を作り出せる。
バーの高さも2段階から選べるので、調理器具や作る料理によって最適な位置を決められるというのは嬉しいポイントだ。取り付けも簡単そうなので、調理途中の変更も出来そうだ。
コンパクトさにも注目
本体サイズは幅44.5cm、奥行40cm、高さ41.5cmとなっているのに対し、収納サイズは縦10cm、横47cm、高さ18cmと非常にコンパクトになるのも魅力の一つ。火床にメッシュを使用しているタイプの焚火台はコンパクトになるのがメリットだが、二段式の火床でもそれが活かされている。
焚火台自体を分解出来るのもコンパクトさの秘密の一つ。組み立て自体はそこまで大変そうではないし、収納バッグには小物パーツが収納できる小分けポケットもついているので管理もしやすい。
料理好きキャンパーの新定番なるか
これまで調理に適した焚火台というのはいくつか見てきたが、このファイヤークックピットはどちらかというと「調理に特化した」と言ってもいい程、導入すれば調理の幅がグッと広がりそうだ。
価格も税込15,800円と焚火台としてはちょうどいい価格帯。春のキャンプシーズンに向けて検討してみてはいかがだろうか。
ギア
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