岩本利達
第三弾コラボはコンパクトな対流形石油ストーブが新登場【CAPTAIN STAG×CORONA】

第三弾コラボはコンパクトな対流形石油ストーブが新登場【CAPTAIN STAG×CORONA】

一昨年から毎年コラボギアを発表しているキャプテンスタッグとコロナの両社が、今年も新しいギアを発表した。元々は冬キャンプにおいて石油ストーブを安全に使うことが出来るテントを開発した事で話題になっていた。今年はコンパクトな「SZ-32型」がコラボモデルとして登場する他に、大型で暖房能力も高い「SL-51型」も一部改良が加わるとのこと。発売時期は9月下旬~10月初旬を予定している。

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小さくても高い出力の「SZ-32型

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昨年人気のあったSL-51型は高い出力が魅力だが、サイズが大きくテントや積載に余裕のない方にとっては使い勝手が悪かった。しかしコラボ限定の「ダークグリーン」に魅入られた一部のキャンパーからコンパクトなモデルでのコラボに多くのリクエストがあったらしく、今回のSZ-32型の発売へとつながった。

SZ-32型は暖房出力が3.19kWとなっており、木造では15平米、コンクリートなら20平米まで対応が出来る。置台を含むサイズが高さ47.5cm×幅35.5cm×奥行35.5cmと石油ストーブの中でもコンパクトになっている。

タンクは3.8L入り、約12.3時間の継続燃焼が可能なので、一泊二日のキャンプだと1回給油するかしないかといった所だろう。対震自動消火装置も搭載しているので、いざという時も安心だ。

「SL-51型」はガードを改良

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既存コラボモデルのSL-51型について、よりギア感あふれるビジュアルになって再登場。基本的な構造は変わらず、暖房出力5.14kWで木造は21.5平米、コンクリートは29.5平米対応可能。サイズは高さ55.3cm、幅が46cm、奥行きが46cmで、重量が9.9㎏と大型のモデル。

変更点というのは、ストーブの周りをぐるりと囲んでいる金属製のガードがリニューアルしたということ。従来だと縦に並んでいる金属部分だが、見た目もさることながら衝撃にも備えるという目的もあり横方向にガードが追加された。これにより見た目もグッと男前になる。

専用ケースも同時発売

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昨年販売されていたSL-51型にもグリーンの専用ケースが販売されていたが、SZ-32型にぴったり入るケースも新たに発売される。汎用品も他のメーカーから発売されているが、なんだかんだ言っても専用品が欲しくなる。

それぞれ前面がパカっと開き、ストーブを中に入れやすい仕様。底面はPEVA溶着仕様で、灯油などが染み込みにくい様になっているのも嬉しい。

フィールドに馴染むストーブ

キャンプギアを知り尽くしたキャプテンスタッグと、石油ストーブのトップメーカーであるコロナがタッグを組んだアウトドア向きの石油ストーブという事で、完成度は間違いない。フィールドに置いても良し、自宅の部屋で使ってアウトドア感を取り入れるというのも良しのアウトドアファン必携の一台。

販売はキャプテンスタッグの公式オンラインストア、またはキャプテンスタッグのコンセプトショップCAPTAINSTAG BASEと各地で展開するCAPTAINSTAG STANDにて、9月下旬から「SZ-32型」を、10月初旬以降から「SL-51型」を発売予定。無くなり次第終了となるので、WEB販売店も合わせて確認しておこう。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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