日本最北端のキャンプ場は礼文島にある久種湖畔キャンプ場ですが、今回ご紹介する「北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」は、電源と水道を備えたキャンピングカーサイトやプライベートサイト、シャワー室やコインランドリーがあるキャンパーズハウスなどがある日本最北の高規格キャンプ場です。
高規格なのに割引料金の時期に利用すると、超格安で利用できます。
目次
北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場の基本情報
| 名称 | 北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道稚内市声問5丁目40番1号 |
| 利用期間 | 4月29日~9月30日 |
| チェックイン/チェックアウト | キャンプサイト:チェックイン 13:00〜19:00 / チェックアウト 8:00〜11:00 ロッジサイト:チェックイン 15:00〜19:00 / チェックアウト 8:00〜11:00 |
| 予約方法 | 利用する月の3ヶ月前から電話にて受付 電話番号:0162-27-2177 |
| お問い合わせ先 | 北海道立宗谷ふれあい公園 電話番号:0162-27-2177 |
| ホームページ | 北海道立宗谷ふれあい公園 |
北海道立宗谷ふれあい公園へのアクセス
・札幌から車で約5時間40分(約315km)
・旭川から車で約3時間40分(約250km)
・紋別から車で約4時間(約220km)
利用料金
入場料
北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場の入場料は、宿泊で中学校以上が500円、小学校が300円。デイキャンプは高校生以上で300円です。
幼児・障害のある方・65歳以上の方は入場料が免除となります。
| デイキャンプ | おとな・高校生以上 300円 |
|---|---|
| フリーテントサイト プライベートサイト キャンピングカーサイト ロッジ |
おとな・高校生以上 500円 小学生300円 |
使用料
サイトの使用料金は、7月第3土曜日から8月第3土曜日までの「繁忙料金」、4月29日から7月第2金曜日までの日曜日から金曜日の「割引料金」、それ以外の祝祭日前日と土曜日の「通常料金」の3つに分かれています。
| デイキャンプ料金 | フリーテントサイト 300円 プライベートサイト 500円 キャンピングカーサイト 800円 |
|---|
| 宿泊時料金 | 割引料金 | 通常料金 | 繁忙料金 |
|---|---|---|---|
| フリーテントサイト ※バイク・自転車・徒歩 |
無料 | ||
| フリーテントサイト ※乗用車 |
500円 | 700円 | 1,000円 |
| プライベートサイト | 800円 | 1,500円 | 2,500円 |
| キャンピングカーサイト | 1,500円 | 2,500円 | 3,500円 |
| Aロッジ(定員:〜6名) | 10,000円 | 13,000円 | 16,000円 |
| Bロッジ(定員:〜8名) | 11,000円 | 14,000円 | 18,000円 |
| Cロッジ(定員:〜6名・障がいがある方対応) | 10,000円 | 13,000円 | 16,000円 |
北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場の施設紹介

北海道立宗谷ふれあい公園は、北海道に11か所ある道立都市公園のひとつで、公園内にはオートキャンプ場、パークゴルフ場、多目的広場、バーベキューコーナー、屋外遊具施設、展望台、スキー場などがあります。
公園の敷地内にある「北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」は、日本最北の高規格オートキャンプ場です。

周囲約2kmの広大な敷地の中には、「フリーテントサイト」、「プライベートサイト」「キャンピングカーサイト」の3タイプ合計52区画と11棟のロッジがあります。
ビジターセンター

キャンプ場の受付は公園の中央にある「ビジターセンター」で行います。
「ビジターセンター」には、無料の屋内遊技場、開閉式テラスのバーベキューコーナー、研修室、幼児スペース、授乳室などがあり、FREESPOT提供の公衆無線LANが利用できます。

受付の横では、薪や炭、CB缶、蚊取り線香、軍手、使い捨てライターなどキャンプで必要な消耗品を販売していました。電子レンジや湯沸かしポットも自由に利用できます。
また、前日までに予約すると、バーベキューコンロやテーブル、テント、タープ寝袋、焚き火台、ランタンなどのレンタルが可能で、手ぶらでもキャンプが楽しめます。


受付をするとカードをくれます。このカードでオートキャンプ場に入場するゲートが開きます。このカードは返却不要で、キャンプ場を訪れた記念として頂けました。
なお、ゲートは午後10時から翌朝6時まで閉まり、緊急時以外は外出できません。
フリーテントサイト

今回利用したのは「フリーテントサイト」です。F1からF24まで全部で24区画あります。

「フリーテントサイト」といっても駐車場もサイトも指定されています。区画によっては駐車場とサイトが隣接しているので、ほぼオートサイト感覚で利用できます。
なお、駐車場とサイトが近いのは、F1、F3、F5、F7、F9、F13、F15、F19、F21、F23の区画です。

今回利用したのはF7だったので、写真のようにほぼオートサイトの便利さです。

各サイトは、丸く草が刈られていて広さは10メートル×10メートルとのこと。
大型のテントはギリギリの広さかもしれませんね。
サイト使用料は乗用車で通常料金700円、繁忙料金1,000円、割引料金500円です。しかし、バイクや自転車は無料。そのためバイクで利用する人がかなり多かったです。
プライベートサイト

プライベートサイトは区画されたサイトに電源と水道が完備されています。

全部で24区画ありますが、そのうち8区画はペットの同伴可能です。
プライベートサイトの利用料は、通常料金1,500円、繁忙料金2,500円、割引料金800円です。
電源と水道がついたオートサイトとしては超格安。特に割引料金の時期は800円のため、一気に予約で埋まるそうです。
キャンピングカーサイト

キャンピングカーサイトは、大型のキャンピングカーも余裕で駐車できる広々としたスペースで、植栽で囲まれたプライベートなサイトが4区画あります。
すべて電源と水道設備が完備されていて、ペットの同伴も可能です。
ロッジ

ロッジは、48平方メートルのロフトが付いて6名まで利用できるAロッジが5棟、56平方メートルのロフト付き で8名まで利用できるBロッジが5棟、バリアフリーで身障者対応のCロッジが1棟の合計11棟あります。
それぞれ寝具や冷蔵庫、電気コンロ、電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、テレビ、ガスストーブなど充実した設備が備え付けらています。
キャンパーズハウス

キャンプ場の中央に建つキャンパーズハウスには、トイレや自動販売機の他、無料のシャワールーム、有料のコインランドリー、自由に使用できる電子レンジや電気ケトルがあります。

利用時間は5時から深夜0時で、時間外が消灯していますが手動で電気を点けて利用できます。

コインランドリーの洗濯機は30分で300円、乾燥機は30分で100円。洗剤は無料で使うことができます。
無料のシャワールームと有料ですがコインランドリーがあるので、長期滞在のキャンパーさんも安心ですね。
なお、悪天候の時にはキャンパーズハウスの中の休憩コーナーを自由に使えます。
炊事棟・トイレ

炊事棟は、フリーテントサイトに2か所設置されていました。近くには灰捨て場もあります。

トイレはキャンプ場内に3か所、そしてキャンパーズハウスの中のトイレが使用できます。いずれのトイレも入口にドアがあるので、虫は中には侵入していません。
ゴミステーション

キャンプ場内にゴミステーションが2か所あり、一般ゴミ・缶・ビン・ペットボトルに分別することで無料で捨てることができます。
注意事項
・直火禁止。焚き火台を使用して高さをとれば焚き火可能
・発電機、カラオケ禁止
・花火は手持ちのみ可。打ち上げ花火や音の出る花火は禁止
・園内のパークゴルフ場のコースには入らないでください
狙い目は割引料金の時期
「北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」は、バーベキューコンロやテーブル、テントなどのレンタル品が豊富で、キャンパーズハウスにはシャワー室やコインランドリーも備えた高規格キャンプ場です。
しかし、高規格なのに利用料金はリーズナブル。そのため、今回利用したのは平日ですが、キャンピングカーサイト・プライベートサイト・フリーテントサイトと全てのタイプが満員の状態でした。
特に、4月29日から7月第2金曜日までの日曜日から金曜日の「割引料金」の時期は、プライベートサイトが800円、フリーテントサイトが500円で利用できるので狙い目です。
ギア
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