おしゃれキャンパーが集結するというキャンプ場「the508」へ行ってきました。フィールドに並ぶテント群は、雑誌でしか見たことが無い光景そのもので、正におしゃれキャンパー御用達といった雰囲気です。
今日は山中湖にある、湖畔と林間の2つのフリーサイトがあるオートキャンプ場「the508」のご紹介です。
目次
「the508」の魅力
「the508(旧:撫岳荘キャンプ場)」は、東富士五湖道路山中湖インターから車で約15分。山中湖の湖畔沿い、東側に位置する標高980mの立地にあります。「the508」の魅力を纏めてみました。
広大な敷地面積を誇る標高1000メートルのキャンプ場
the508は、約4万平方メートルの敷地面積を誇ります。林間に囲まれた自然豊かなフィールドと、山中湖の湖畔沿いに広がる2つのフィールドを持つ、夏は涼しい自然豊かなキャンプ場です。
車乗り入れ可能な2つのフリーサイト
the508は車乗り入れ可能なフリーサイトです。しかも、フリーサイトでは珍しい林間サイトと、大人気の湖畔沿いサイトの2つのフリーサイトがあるのが特徴です。リピートしたくなる要素満載ですよね。
オシャレな非日常空間
the508は建物から小物に至るまで、キャンプ場の隅から隅までオシャレです。センターハウスに併設するカフェや、入手困難なガレージブランドのショップはオシャレの極みです。インスタ映え間違い無しのキャンプ場ですよ。
林間サイトでは珍しい直火OKのフィールド
the508はサイト内での直火OKというとても貴重なキャンプ場です。しかも林間サイトで直火可というのは大変珍しいですよね。しっかりとマナーを守った上で焚き火を楽しみましょう。
ウォーターアクティビティが満載
山中湖が目の前ということもあり、ウォーターアクティビティが満載のキャンプ場です。釣りやカヤック、SUPなどを楽しむことができます。
「the508」の施設案内
「the508」の施設を写真付きでご紹介いたします。
センターハウス(撫岳荘 BUGAKUSOU)
撫岳荘キャンプ場は、2020年に「the508」としてリニューアルしました。老舗の宿「撫岳荘」をリノベーションしたセンターハウスには、受付や売店、宿泊施設、カフェといった施設が集約しています。
売店は薪や炭、キャンプで必要な備品が一通り揃っています。但し、食材や飲み物は販売していないので、スーパーやコンビニで買い出しが必要です。
「the508」には、おしゃれキャンパー御用達のガレージブランドのギアが目白押しで、入手困難なギアの購入が可能です。売店とは切り分けられた専用のショップとして併設されているイメージでしょうか。
併設されたカフェは大変おしゃれで広いです。オリジナル焙煎の意識の高いコーヒーをはじめ、メニューが充実しています。
トイレ
オートキャンプサイト、オートキャンプAC電源サイト、湖畔サイトそれぞれ1か所づつにあります。リノベーションされているので大変綺麗です。
個室は大変綺麗で、洋式便座です。ウォシュレット付き、無しとバラバラのようです。収容人数に対して個室も多く、トイレで困ることはなさそうです。
炊事場
炊事場の数は多い印象です。屋根付きのFIELD KITCHENが3か所と、屋根の無い簡易的な炊事場を含めると、至る所にあるので便利です。備え付けのスポンジや洗剤があるのは嬉しいポイントですが、残念ながらお湯は出ません。
因みに、トイレにある水場はお湯が出るのですが、洗い物が禁止なのでご注意ください。
お風呂
センターハウス(撫岳荘 BUGAKUSOU)内にあります。お風呂ご利用時間は16:30~19:00(18:30最終受付)で、センターハウスで受付します。
シャンプー・リンス・ボディーソープ完備ですが、冬季期間中と平日は利用が出来ないのでご注意ください。
出典:紅富士の湯時間や季節でお風呂の利用が厳しい場合、キャンプ場から車で約10分程のところに「紅富士の湯」があるので、そちらを利用される方が多いようです。
撫岳荘 BUGAKUSOU
センターハウスもある「撫岳荘 BUGAKUSOU」は、50年以上にわたり山中湖畔で営んでいる老舗の宿で、宿泊可能です。キャンプ道具は無いけど水遊びを満喫したい方に需要がありそうです。
ゴミステーション
センターハウスの裏にあります。缶、瓶、ペットボトル、ガス缶、電池以外は燃えるごみとしてまとめて捨てることが出来ます。但し、ペットボトルのキャップとラベルは燃えるゴミに分別する必要があります。嬉しいことに無料です。
灰捨て場
ゴミステーションの隣にあります。炭や薪は完全に鎮火した状態で捨ててくださいね。
「the508」のサイトレビュー
the508のキャンプサイトを写真付きでご紹介いたします。約50組ほどが入れるフリーサイト(一部区画)で、林間サイトと湖畔サイト2種類のサイトで分けることが出来ます。
オートキャンプサイト
林間にあるフリーサイトで、4つのエリアに分かれています。BサイトとB-2サイトはプライベート感満載の林間サイトです。但し平坦な場所が少なく、傾斜が多いので場所取り合戦になります。また、車の乗り入れは4輪駆動車でないと厳しいかもしれません。
最上段にあるB-3サイトと、道路沿いの広場のようなCサイトは地面は平坦なので、設営の難易度は下がる印象です。
ただし、B-3サイトは車高の低い車は難易度が高い印象です。Cサイトは炊事場やトイレは近いですが道路沿いで賑やかです。因みに、オートキャンプサイトからは山中湖や富士山を望むことはできません。
オートキャンプAC電源サイト
出典:山中湖観光協会組数限定の電源付きサイトで、最近出来たようです。センターハウスから近い場所にあるのでトイレや炊事場が近くて便利です。
区画は決まっておらず、早い者勝ちのフリーサイト。地面は平らですが、広場感が強く、道路から比較的近いので車の音が気になるかもしれません。
湖畔サイト
1日1組限定の貸し切りフリーサイトです。湖畔沿いで富士山ビューですが、予約は困難を極める人気のサイトです。また、湖畔への車の乗り入れは4輪駆動車のみとなります。
電源付き湖畔側サイト
湖畔沿いのサイトで、唯一の区画サイトです。3区画しかない為、こちらも予約合戦が熾烈です。湖に対して、幅12~15m、奥行き約6m程度の広さです
サイトの地面の特徴
サイトの地面は土です。場所によっては草が生えています。土壌は粘土質の印象です。
サイトの広さ
約4万平方メートルの広大な敷地面積を誇るとはいえ、サイトが湖畔と林間で分かれる上に、林間も5つのエリアに分類できるので、思っていた程の解放感は感じないかもしれません。
プライベート感
BサイトとB-2サイトは平地が少なく、自然とプライベート感を保てる印象です。それ以外のサイトの場合、運が悪いと隣同士が近くなるかもしれません。
傾斜はあるの?
BサイトとB-2サイトは傾斜だらけで、平地は早い段階で埋まります。それ以外のサイトは比較的傾斜が無く、快適な印象です。
ペグの刺さり具合は?
ペグの刺さり具合は良好です。ペグが石にぶつかることもなく、スムーズにペグダウンできますよ。
水はけのよさは?
この日は雨にみわれることはありませんでしたが、キャンプ場内の通路には泥濘が多々あり、水はけは悪い印象です。冬は凍結した地面が溶けてどろどろになるのではないでしょうか?雨が降ると大変そうです。
「the508」を利用してわかったこと
the508は、湖畔と林間の2つのフリーサイトがある珍しいキャンプ場でした。the508でキャンプをしてみてわかったことをまとめました。
素晴らしかった点
- 湖畔と林間の2つのフリーサイトがある珍しいキャンプ場
- 今では貴重な直火OKのキャンプ場。タキビストにはたまらない
- フリーサイトでは珍しい林間サイトで、プライベート感を確保しやすい
- ゴミ捨て有料のキャンプ場が増えている中、ゴミ捨てが無料は嬉しい
- ウォーターアクティビティが満載。釣りやカヤックを楽しめる
- センターハウスに併設するカフェがおしゃれすぎてCHILLできる
- おしゃれキャンパー御用達の入手困難なガレージブランドのギアを購入できる
知っておきたいこと
- 人気の湖畔サイトは予約合戦が熾烈で確保が困難の極み
- フリーサイトは早い者勝ちなので、良い場所はすぐに埋まる
- 4輪駆動車でないと車の乗り入れが大変そうなエリアが多い印象
- BサイトとB-2サイトは平地が少ないので場所取り合戦が熾烈になる
- 平地が多いエリアは道路から比較的近いので車の音が気になる
- キャンプ初心者やお子様連れファミリーにはハードルが高いかも
- オートキャンプサイトからは山中湖や富士山を見ることが出来ない
いつかは湖畔で!リピート要素満載のキャンプ場
the508は、湖畔と林間でそれぞれで異なったエリアが用意されていて選択肢が多く、リピート要素満載のキャンプ場でした。人気の湖畔サイトは予約合戦が熾烈で大変そうですが、いつかチャンスがあれば湖畔サイトでゆっくりとキャンプを楽しみたいと思います。
ギア
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