2023年7月、前身となる10万本以上売れたコットからパワーアップしたBROOKLYN OUTDOOR COMPANY(以下、BOC)のフォールディングコット。丈夫で組み立てやすく、そしてエコという現代のギアとしてはお手本のようなプロダクトだ。
昨年のモデルでも高機能だったのが、静音性と寝心地を更に向上させて登場。随所にちりばめられた工夫も相まって、コット使いの憧れモデルになるかも?
フレーム&シートの高剛性が鍵
BOCのコットの快適性の秘密は、そのフレームにある。航空機にも使用されることのあるA7075ジュラルミンを採用しており、一般的なフレームに比べて太いというのも相まって高強度で耐荷重が150kgにも及ぶ。ちなみに、今回からフレームにロゴの刻印が追加されており、高級感が増している。
シートに使用される生地は600D(デニール)となっており、こちらも一般的なコットと比べると丈夫。これによりコットからのギシギシ音を軽減し、安定した寝心地を得られるとのことだ。
両サイドにモールシステムを搭載
今回のアップデートにより、コットの両端には「モールシステム」を搭載している。ループがいくつもついているので、充電コードや鍵などを引っかけておいたり、カラビナを使えば小型LEDランタンなども設置可能。小さめのバッグなどであればここにぶら下げておいて、小物入れとしても活用できそうだ。
リサイクルペットボトル100%のシート
BOCはオシャレなギア作りに定評があるが、サスティナブルなアウトドアブランドという側面も持つ。このコットについてはそのブランドカラーが色濃く反映されており、リサイクルペットボトルを100%使用した生地になっているのである。
どうせ使用するなら、きちんと環境にも優しいギアを選びたい。キャンパーとして自然を愛するのであれば、こういったニーズに対してのアンサーはBOCの得意とする所だ。
今回から生地には600Dのリサイクルポリエステルを使用している事を表すグレードタグも追加。主張しすぎないデザインもBOCらしい。
ユーザーを労わる機能も嬉しい
付属のコットレグを使用することで高さの可変が可能。ローで17cm、ハイで37cmの2Way仕様で、乗り降りする際の腰の負担軽減に役立つ。新開発のロッキングシステムにより、組み立てやすくなっているのもポイントが高い。
重量は収納袋に入れた状態で約2.5kg(コットレグ含む3.2kg)と非常に軽量。キャンプの際はもちろん、災害時の避難先に持ち出す際にも負担が少ない。
価格は1台15,980円で、これだけのこだわり、快適性、機能性が詰まっていればコストパフォーマンスは悪くなさそうだ。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
【山伏オートキャンプ場】に行ってきました!サイトの広さ、予約方法、川遊び等まるごと紹介!
関東近郊で静かなキャンプを楽しめるプライベート感が抜群なキャンプ場10選
思いっきり自然に触れ合える水と森の体験基地「べるが尾白の森キャンプ場」
中央道おりて10分!長野県「弓の又キャンプ場」は川と星の綺麗な穴場キャンプ場です
黒坂オートキャンプ場で山梨ワインと夜景を楽しむ母子キャンプに挑戦
日本初上陸!最大時速50kmで疾走するマウンテンカートが7月17日よりサービス開始!
たおやかな稜線が絶景「月山」リフトが使える姥沢コースがおすすめ【日本百名山】
【長良川河川敷で無料キャンプ】野営気分が楽しめる美濃橋のキャンプスポットを紹介
徒歩キャンプや登山では必須!持ち運びしやすい温度計のおすすめ8選
アウトサイドベースの広大な林間フリーサイトはまさに隠れ家のようなキャンプ場でした
錆びた焚き火台を再生させる「LOGOS グリル再生 耐熱ペイントスプレー (マットブラック)」登場
フィールドラックにポンと置くだけマグネット式ランタンスタンドが登場!これ倒れないの?
折りたたみ可能なハードクーラー「サーモテクト 氷点下フォールディングクーラー37」が発売
【岐阜】デイキャンプもOK!河原まで車で降りられる穴場&無料の川遊びスポットを発見!
たおやかな稜線が絶景「月山」リフトが使える姥沢コースがおすすめ【日本百名山】
ハイエースやジムニーでのアウトドア遊びにマッチする2アイテムがMIGRATRAILから登場
どんなシーンにも対応する4Way仕様ハイバックチェア「4WAY 7075バケットチェア」が登場
絶景の極み「雷鳥沢キャンプ場」どの時期に行くのがお勧め?知っておくべきポイントをまとめました
生地とフレームが一体化して使いやすい「LOGOS イージーセットバケットチェア」が夏におすすめ
柚木の川原(山崎川原)キャンプサイト詳細|無料キャンプができる都内の野営地を紹介
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
オピネルナイフ全サイズの大きさ比較【おすすめサイズは何番?分解しない方が良い?】
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ