岩本利達
ストーブメーカー「GEAR MISSION」待望の新作は”炎のプロ”がこだわる二次燃焼焚き火台だった

ストーブメーカー「GEAR MISSION」待望の新作は”炎のプロ”がこだわる二次燃焼焚き火台だった

石油ストーブで有名なトヨトミが手掛けるアウトドアブランド「GEAR MISSION」。主力となる石油ストーブはもちろん、カラーを揃えた周辺ギアを展開する事によってファンも多いブランドだ。

そんなGEAR MISSIONが次に開発したのは、なんと「焚き火台」。長年石油コンロや石油ストーブなどの燃焼機器を開発してきたトヨトミはまさに炎のプロ。こだわり抜いた美しい炎に注目したい。

コンパクトでも二次燃焼機構を搭載

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本体の寸法は高さ22cm×幅35.7cm×奥行14.9cmと非常にコンパクト。それでも二次燃焼機構を備えており、燃焼効率も高い。キャンプ場やホームセンターで流通している様な35cm長の薪を入れる事が可能で、特に組み立ても必要がない事から手軽に二次燃焼を楽しむことが出来る。

側面のパネルは取り外しが可能で、そこから灰を捨てられるため手も汚れにくいというのが嬉しいポイントだ。

琺瑯加工でブランドカラーを表現

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GEAR MISSIONのイメージカラーと言えば立ち上げ当初からの「オリーブグリーン」と、成長過程で加わった人気カラー「コヨーテブラウン」だ。通常、焚き火台のカラー展開と言えばブラックくらいなものだが、GEAR MISSIONは琺瑯加工を採用することでブランドカラーを表現している。

こういったカラーの焚き火台は非常に珍しく、これまでラインナップしているGEAR MISSIONのギアと組み合わせることで、より統一された世界観を演出する事が出来そうだ。

高火力で調理もしやすい

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二次燃焼による美しい炎はもちろん魅力的だが、高い燃焼効率によって生み出される高火力も見逃せない。オプションのゴトクを使って焚き火台の上に調理スペースを作り出すことが可能なので、鍋やヤカン、鉄板を乗せられるようになる。

見た感じ火元には結構近く、薪の追加も難しいのでタイミングを見計らって調理を始めたい。

同時販売のストーブ用ゴトクも見逃せない

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今回発表された中では焚き火台のインパクトが強かったが、同じタイミングで発表された石油ストーブ用のゴトクについてもGEAR MISSIONやトヨトミユーザーは要チェックだ。石油ストーブの過熱や傷を防いで安心して調理が出来る。

これらのギアは2024年5月18日(土)と19日(日)に愛知県常滑市で開催される「FIELDSTYLE」で先行販売する事が決まっている。リアルで見られる貴重な機会なので、気になるという方は是非行ってみて欲しい。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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