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【温泉&雪中キャンプ】冬でも楽しい姉川パークキャンプ場の魅力を紹介

【温泉&雪中キャンプ】冬でも楽しい姉川パークキャンプ場の魅力を紹介

今回は12月下旬に行ってきた、滋賀県米原市の伊吹山のふもとにある「姉川パークキャンプ場」を紹介します。

冬は寒いし、キャンプはちょっと…と思う人もいるでしょう。しかし、冬には冬のキャンプの楽しみ方があります。特に今回紹介する姉川パークキャンプ場は冬ならでは魅力がたっぷりです!

けっして大きなキャンプ場ではありませんが、もう一度訪れたくなるような素敵なキャンプ場!記事を読み終えると、寒い季節でもきっとキャンプ場へ行きたくなりますよ!

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姉川パークキャンプ場の基本情報

基本情報

住所 〒521-0307 滋賀県米原市大久保
電話番号 0749-58-1137 (090-7488-0873)
チェックイン バーベキュー:午前9:00~
キャンプ:午後12:00~ (宿泊)
午前9:00~ (日帰り)
チェックアウト バーベキュー:~午前
キャンプ:~午前11:00 (宿泊)
~午後6:00 (日帰り)
公式サイト 公式サイトはありません

利用料金

入場料 100円 / 人 (0歳からかかります)
バーベキュー 2,000円
オートキャンプ (電源なし) 3,000円
オートキャンプ (電源あり) 3,500円
コテージ (1泊2日) 11,000円
レイトチェックアウト (~18:00) 1,500円
※キャンセル料はかかりません。

アクセス方法

姉川パークキャンプ場へは、県道40号を姉川沿いに北へ走ります。

左側に見えるのが姉川、右側に見える大きな山が伊吹山です。4月~11月の間はドライブウェイが開業するので絶景の中でドライブを楽しめます!登山をする人も多いですよ。

12月下旬の写真ですが、平地はまったく雪が無くてもキャンプ場近くはかなり雪が積もっています。キャンプ場に行くならスタッドレスタイヤは必須ですよ!

道沿いに走ると川を横切るせまい橋が見えてきます。ここを左に曲がります。キャンプ場の案内などがないのでわかりにくいですが「増水に注意」という看板を目印にしましょう。

川を渡ったら、道沿いに南に進みます。

1分ほど走って右側に建物が見えてきたらキャンプ場に到着です。

予約方法

姉川パークにはホームページがなく、予約は全て「電話」で行います。管理人さんが受付にみえないこともあるため、つながらない場合は時間をおいて連絡するか、携帯電話の方にかけてみましょう。

冬の姉川パークキャンプ場

オートキャンプサイト

キャンプ場には川沿いから少し山に入った場所まで、全部で50のサイトがあります。

管理人さんに話を聞いたら「人がそんなに多くないからねー。山サイトは閉鎖してるよ。利用できるのは川沿いのサイトと、電源付きの広いサイトで、奥の方は雪中キャンプしたかったら使ってね。」とのこと。

電源付きの広いサイト (配置図6番)

電源付きの広いサイトはサイトスペースでいうとおよそ8m×8mです。

ただ「車は川沿いに停めてもいいよ。」とのことだったので、駐車スペースも合わせるとおよそ8m×15mほどの広さを自由に使えます。

テント+大きめのタープ+焚き火スペースでも、まだまだ余裕がありましたよ!

サイトの山側には電源付きの電灯が設置されており、ここからケーブルを使って電源を引くことになります。ちなみに電灯はスイッチで自由にON/OFFができ、必要に応じて利用できますよ。

林間のサイト (配置図8番)

林間にあるサイトですが、完全にフリーサイト状態です。写真を撮った後に一組ファミリーが来て、ここで雪上キャンプを楽しんでいました!

雪の積もり方としては割と少なめなので、そのままテントを立てても問題なさそうです。もちろん車も入ってテントの横に停められます。

川沿いのサイト (配置図35番)

広さはおよそ8m×12mほどで、車もこのスペースに停めることになります。

実際に利用しているご家族も2組ほどみえましたが、広さ的な余裕はあまりなさそうです。大きな車+2ルームテントでギリギリといった印象を受けました。

大きなテントやタープを利用する場合は、避けたほうが無難かもしれませんね。

雪中キャンプサイト (配置図おそらく41番)

管理人さんに「雪中キャンプやるなら使ってもいいよ」と言われていた奥のサイトの様子です。

ここは一組だけ利用している人がいましたが、ここもほぼフリーサイト状態ですね。木などもないので自由にレイアウトすることが可能です。

足元の雪を踏み固めて雪中キャンプをするにはオススメの場所といえるでしょう。

地面

地面は小さな石が敷きつめられていいます。水はけは悪くなさそうですが、その分地面はかなり固め。土の中に石が埋まっている所もあり、ペグを打ち込むのに苦労しました。

プラペグや細いスチールペグでは、奥まで差し込むのはかなり難しいでしょう。しっかりとした鍛造ペグを用意しておくことをおすすめします。

炊事場

キャンプ場には炊事場が2箇所あり、上の写真は大きい方の炊事場です。屋根や電灯がついていて、しっかりとした作りになっています。

スポンジ・スチールウール・洗剤が完備されているのは非常にありがたいです。さらに、水道の上には手作りの棚まで設置されています。洗ったものを置いておく場所って、実はあると便利なんですよね。

水は上水道を引いていて、そのまま飲むこともできます。ただ冬場はさわっていられないほど冷たい水が出ます(笑)  お湯が出ないので、テントでお湯を沸かして持ってくるといいですよ。

もう一箇所の小さな炊事場です。簡易的に作られていて、洗剤やスポンジなどは完備されています。ただ大量の洗い物をするときなどは大きな炊事場を使ったほうがいいでしょう。

管理棟

幕におおわれてはいますが写真の場所が管理棟になっていて、管理人さんが中にいらっしゃいます。受付をしたいときはこの管理棟を訪ねましょう。

管理棟では次のようなものを購入できます。

販売品

  • 薪 (針葉樹) 500円
  • 薪 (広葉樹) 800円
  • スウェーデントーチ用の丸太 1,500円
  • 炭 500円
  • ジビエ肉 (シカ 1,500円、イノシシ 2,000円)

トイレ

トイレはキャンプ場内に全部で3箇所あります。

メインとなるトイレはとってもキレイに管理されていて、男子トイレは小便器のみ。

女子トイレは洋式トイレが完備されています。ただ管理人さんいわく「男の人も利用していいからねー。」とのことでした。

こちらはお風呂の裏辺りに位置するトイレです。きれいな洋式トイレが完備されており、男性でも女性でも利用できます。男の人はこちらを利用した方がいいかもしれませんね。

また和式のみの簡易トイレもありますが、冬の間は閉鎖されていて使えないようになっています。

ゴミ捨て場

ゴミは基本的に持ち帰りになりますが、空き缶は捨てて帰れます。燃えるゴミやビン、ペットボトルは持ち帰りましょう。

キャンプ場内には口のあいたドラム缶が置かれており、焚き火の後の灰は捨てられるようになっています。

冬の姉川パークキャンプ場の魅力

続いて冬の姉川パークキャンプ場の魅力をお伝えしましょう。冬のキャンプ場には夏とは違った良さが溢れています!

キャンプ場内で温泉に入れる!

キャンプ場内に2つの家族風呂があり、キャンプ場を宿泊する人なら誰でも利用できます。

入浴料

  • 大人500円 / 子ども300円
  • タオル150円

イメージ的には家庭のお風呂と一緒ですが、とってもキレイにされていて、しかも蛇口から出てくるのはなんと温泉です!ぬるーっとしていて、なかなか良い感じですよ。

お風呂があるキャンプ場はあっても、温泉に入れるキャンプ場には初めて出会いました。雪が積もった冬のキャンプ場でゆっくり温泉に入れるなんて、まさに夢のようですね!

ちなみに近くにある「あねがわ温泉」という温泉施設では小学校未満の子は入場できないので、特に小さなお子さんがいる場合はキャンプ場内の温泉がおすすめです。予約等は必要なく、利用している人がいなければ24時間いつでも入れるのも嬉しいポイントですね!

なお入るときは利用する前に自分でお湯をためて、入り終わった後はお湯を落とし、かんたんに洗って出ましょう。

またお風呂の前には冷蔵庫が2つ置かれており、自由に使うことができます。夏場なんかは重宝しそうですね!お風呂上がりにアイスやビールを楽しむにはぴったりです。

手作り感あふれるキャンプ場の雰囲気が最高

姉川パークキャンプ場には、流行りの高規格キャンプ場とは違ってにぎやかなイベントやキレイに区画整理されたサイト、コンクリートで整備された車道もありません。

それでも多くの人が訪れるのは、手作り感のあふれるキャンプ場の雰囲気に魅力があるからだと感じました。

例えば上の写真は、見るからに手作りと思われるお風呂の小屋です。

中には可愛らしいお風呂の看板があったり、おしゃれなライトで明かりが灯されていたりします。

おまけに薪ストーブが点いていて、小屋の中でベンチに座ってほっこりすることもできます。外の雪で遊んだ時などは、かじかんだ手をこの小屋で暖められますね。

さらに夕暮れ時を過ぎると、キャンプ場内にめぐらされた裸電球の明かりが灯ります。これだけでも来て良かったと思える美しさです。

まるで初めて来たとは思えないような懐かしい感じがする雰囲気、最高です。人が多くない冬だからこそ、落ち着いて楽しめます。

子どもが雪遊びするには最適

また冬ならではの楽しみ方として「雪遊び」は外せません!

キャンプ場の中央には管理人さんがショベルカーで集めた大きな雪の山があり、自由に遊ぶことができます。なんと、かまくらを作るように大きなスコップまで用意されていました!

上の写真の中央に見えるのが、みんなでせっせと作ったかまくらです。まさかこんなに雪で遊べるとは思わず、わが子だけ普通の服です(汗)

他のサイトに来ていた子と一緒にすべり台を作って遊んでいるところです。小さい子でも安心して遊ばせられますね!

閉鎖されている森サイトへの坂は「そり滑りのコース」となっています。全長30mほどの坂はなだらかに見えますが、やってみると結構速さが出て、大人でもドキドキします!ちなみにそりは無料で借りられます。

子どもは、雪さえあれば日が暮れるまでずっと遊んでいます。敷地内でこれだけ雪遊びを楽しめるキャンプ場を、他ではなかなか見かけません!家族で雪遊びができるキャンプ場を探しているなら、ぜひおすすめです。

コストパフォーマンスの高さ

これは冬に限ったことではありませんが、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力の1つです!

多くのキャンプ場では、オートサイトの宿泊で5,000~7,000円ほどかかります。高規格キャンプ場と呼ばれるキャンプでは1万円近くすることも珍しくありません。

しかし、姉川パークキャンプ場のオートサイトで1泊した時にかかる料金は…

キャンプ利用料

  • オートサイト料金 1サイト 3,000円
  • 入場料 1人につき100円

です。家族4人で利用した場合で3,400円、電源付きサイトを利用しても3,900円で宿泊できます!

しかし、安いからと言って施設が整っていないわけではありません。無料の自転車レンタルスペースや、公園など子どもが喜ぶ施設もあり、さらに薪ストーブ、お風呂、トイレにいたるまでしっかりと管理が行き届いています。

そう考えると、かなりコストパフォーマンスが高いキャンプ場と言えるでしょう。

冬の姉川パークキャンプ場の注意点

魅力たっぷりの冬の姉川パークキャンプ場ですが、雪の降る時期は注意することもあります。

雪で遊具は使えなくなる

姉川パークキャンプ場は、小さな子どもたちが楽しめる遊具が設置されていて、ファミリーにとっては大きな魅力の1つとなっています。

しかし、雪の多い時期はその全てが雪に埋もれます。すべり台やブランコも雪が積もって使えません。

車の通り道や人がよく通る通路はショベルカーで雪どけがされていますが、遊具付近はどうしても雪をどけられません。

小さなお子さんが公園を楽しみに来るとがっかりすることになるので、雪遊びやテント内で遊べる物を準備してきたほうがいいでしょう。

水たまりが多く、長靴が必須

キャンプに出かけるのに、長靴を持っていかないという人は少なくないでしょう。

しかし姉川パークキャンプ場は、キャンプ場全体がコンクリートで整地されているわけではないので、大きな水たまりがあちこちにできます。

特に雪どけをした場所は、うっすら残った雪が溶けて水たまりになりやすくなります。車を停めたら足元が全面水たまりで降りられないなんてことも。

たとえ雪で遊ぶつもりがなくても、また前日雪が降っていなくても長靴は必ず持っていくようにしましょう!

冬の姉川パークキャンプ場は雰囲気がよく雪を楽しむのに最適

今回訪れた冬の姉川パークキャンプ場は、とっても手作り感のあふれる雰囲気が素敵で、雪を思い切り楽しめるキャンプ場でした

また管理人さんのお人柄もよく、とっても気さくに話しかけてくれます。今回も「このキャンプ場は先代が作りあげて、それを引き継いで作ってるんだよー。」と教えてもらいました。キャンプ初心者の人でも安心して楽しめること間違いないですよ!

夏は目の前の姉川での水遊び、冬は温泉と雪遊びと年中キャンプが楽しめる最高のファミリー向けキャンプ場です!ぜひみなさんも、一度遊びに出かけてみてはいかがですか?

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  • 月1でファミキャンに出かける主夫兼キャンプライター。お金をかけなくても100均と家族がいればキャンプは楽しめます!!東海地方を中心に活動中。

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