自分はキャンプを終える度に「今度のキャンプはどこに行こうか?」と次の目的地を探しているんですが、そんな中また新たにキャンプ場を発見しました。
こんな所にあったっけ?と早速向かってみると、大きな“KIKORI“の文字が。ここは2023年8月に営業を開始した“KIKORI campsite(きこりキャンプサイト)“というキャンプ場で、テントサイトの他にレストハウスやコテージなどを1日1組限定の貸切で使える贅沢な場所なんです!
KIKORI campsiteの基本情報
KIKORI campsiteは敷地内で美容室を営んでいるオーナーさんが仲間たちと手作りしたキャンプ場で、テント泊でもコテージ泊でも、その日の気分で自由に使える場所になっていました!
KIKORI campsiteの所在地と利用料金
金額だけ見るとキャンプ場としては少し料金は高め。ですが1日1組限定の特別感や、コテージを含めた設備を自由に使えることを考えればかなり破格の設定になってます。
公式サイト | KIKORI campsite |
---|---|
所在地 | 岩手県一関市花泉町永井鹿沼639 |
営業時間・定休日 | 通年営業(冬季間は水道使用不可) |
電話番号 | 080-9578-7518 (平日10時 〜 16時) |
料金 | 3〜6月:9,000円~ 7〜9月:10,000円~ 10〜11月:9,000円~ 12〜2月:7,000円~ ※平日料金(休日・祝日、利用人数によって変動有り) |
交通アクセス(車) | 三陸自動車道登米東和ICから車で約20分 |
撮影日にちょうど設営中のお客さんに遭遇。あとで紹介しますが、設営の段階からかなり満喫しているのが伺えました!
アクセス方法
KIKORI campsiteは最寄りの登米東和ICから約20分のところにあるキャンプ場です。
キャンプ場は田園風景が広がる場所になっていますが、最寄りのスーパーは車で15分圏内なのでチェックインしてからでも買い出しは可能です!
旅の中継地点としても
KIKORI campsiteから車で15分圏内に公園やスーパーがあるのでキャンプ以外も楽しめちゃいます!
- 岩手サファリパーク・・・約11分
- 花と泉の公園・・・約13分
- チャチャワールド・・・約6分
- マイヤ花泉店(スーパー)・・・約11分
ざっと挙げてみただけですが近場だけでもこんな感じ。
スーパーのマイヤ花泉店がある付近はホームセンターや喫茶店などもありますし、もう少し範囲を広げれば、宮城・岩手共に色んな観光地や商業施設なども充実しているアクセスの良さも魅力の1つです!
KIKORI campsiteの施設紹介
1日1組限定の贅沢キャンプ場。テント泊をするもヨシ、コテージ泊をするもヨシの誰でも自分に合った楽しみ方ができるキャンプ場になっていました!
ドッグランにも活用出来るテントサイト!
柵に囲まれたところがKIKORI campsiteのテントサイト!率直な感想としては広い!多人数用の大型テントでも4つ5つ6つ…と、そのくらい張れそうな広さがありました。
一般的なキャンプ場として見ればそこまでではないのですが、1日1組限定だとこの広さは逆に持て余す勢いです(笑)
KIKORI campsiteはペット同伴も可能なのでドッグランとしても利用可能。テントを真ん中に張って、愛犬の好きなように走り回らせるのも良いと思います!
KIKORI campsiteのワンちゃん
自由に使えるレストハウス
左側のこの建物がレストハウス。レストハウスは大きく分けて「土間スペース」、「縁側スペース」、「室内スペース」の3つスペースがあり、このレストハウスがあることで雨でも焚き火やBBQを楽しむことができます。
出典:KIKORI campsite小上がりになっている縁側スペースはテーブルやチェアを並べてのんびりと過ごすのにちょうど良い感じになっていました。
何やら楽しそうな雰囲気が…!?
この日利用していたご家族は誕生日会の準備中!子供たちが可愛い飾り付けをしながらキャンプ場を走り回っているのを見て、とってもほっこりした気分にさせてもらいました!
準備したいけど遊びたい…遊びたいけど準備しなきゃ…そんな姿が目に見えて自然とこっちも笑顔になりましたね〜。
キャンプで誕生日会なんて素敵過ぎる
白いカーテンの先は室内スペース。ここは寝転がったり遊んだりと使い方は自由!
自分は寝具だけ持ってくればレストハウスだけで十分そうです(笑)
エアコン付きコテージで快適に
古民家をリフォームした印象的なコテージ。懐かしさを感じさせる戸棚をそのまま残してあるのがまた良いですね!天井や白い壁はオシャレなのに親近感のある雰囲気になってました。
レンタル品のチェアなどもありますよ!
コテージの窓は出窓になっていて、外の様子を見ながら寛ぐことができます。
コテージ裏側
窓は横にもあるので、中にいても外で遊ぶ子供たちを見守ることができて安心ですね。
レストハウス側
そして室内の一角にはちょっとした水道も。自分はこんなオシャレな所では水を飛び散らしそうで緊張します(笑)
ただ部屋の中に水道があるのはとっても便利!ちょっと手を洗いたい時ってありますもんね〜。
冷蔵庫はかなり重宝します!
コテージの入り口には冷蔵庫があるのでかなり便利です。特に夏は飲み物用の氷がすぐに溶けてしまうなんてことはキャンプではよくある事。
不便を楽しむのもキャンプの醍醐味とはわかっちゃいるけど、やっぱり文明の利器は偉大です!
使い方は自由!コテージ前にテントを張るのもアリ!
リフォームした古民家を使っているので、テントサイトではなく庭先にあたる部分にテントを張ることも可能です。
お父さんはテント泊の準備中!
敷地内はウッドチップが敷き詰められてフッカフカで気持ちが良い。
お父さんはテントでキャンプ、子供たちはレストハウスで誕生日会、お母さんはコテージでのんびりと。
きっとオーナーさんはこういうのを思い描いて作ったのでしょうね!
“キャンプ×美容室“異色の組み合わせ!
古民家の玄関がKIKORI campsiteの受付になっていました。
まず最初に入った時の第一印象は「あ…れ…?キャンプ場だったはず??…キャンプ場にしてはオシャレだし、なんだかいい匂いする気がするし…」でした(笑)
玄関から入ると受付
そしたらなんと建物の半分が美容室なんだとか!Googleマップでキャンプ場を探していた時に“KIKORI campsite“の方を見つけましたが、美容室で探すと確かに今いる場所を指し示しました。
こういうセンス、欲しかった…
美容室はとてもオシャレなフロアになっていて、ここにいる自分が完全に場違いな気がしました(笑)
この日は美容室はお休みでした
美容室は1日1組限定ではありませんが、前後の入れ替わりを除くとほぼ貸切状態で髪を整えてもらえるそうですよ〜!
ウッドデッキが調理場
コテージ手前のウッドデッキがKIKORI campsiteの調理場になっています。
炊事場はお湯が出るので、これだけで最高です。夏でも洗い物はお湯で洗いたいし、冬に至ってはお湯じゃないと洗い物って本当にツライですしね(笑)
シンクはあまり大きくはありませんでしたが、後ろにはテーブルがあるのでスペースは十分。そもそも1日1組限定で自分達しかいないので、スペース問題はいくらでも融通が利く感じです。
トイレはウォシュレット付き
トイレはウッドデッキの横にあるココ。
オープンしてまだ間もないこともあってか、とっても綺麗なウォシュレット付きトイレ。
中はあまり広くない印象でしたが、斜めに配置して上手い具合にスペースを使っている感じでした。
シャワーもあります
そしてトイレの隣はシャワー室。
美容室と同じような雰囲気でオシャレなシャワー室になってました!
キャンプ場周辺はのどかな田園風景
KIKORI campsiteの周辺はのどかな田園風景が広がり、視界良好で開放感がかなり高くなってます。
しかも近くに民家がないので花火もOK!
住宅地に住んでいてなかなか花火が出来ない…という方は、ここぞとばかりに楽しむのも良いと思います!
キャンプ場の裏手
KIKORI campsiteの気になったところ
1日1組限定の貸切キャンプ場で自由度の高いKIKORI campsiteの気になる…というよりは、人によって気になりそうなところを挙げてみます。
キャンプ場っぽくはない
紹介してきた通りエアコン付きのコテージ、綺麗なトイレやシャワーなどの充実した設備になっていますが、見た目は田舎の古民家。
玄関から右半分が美容室エリア
個人的にはこういう雰囲気は好みなんですが、一般的に想像するようなキャンプ場や、ログハウスのような外観のコテージを求める方にはちょっと違うかもしれません。
贅沢過ぎる?少人数だと持て余す広さ
1組で敷地内を全て好きに使えるのはかなり魅力的ですが、少人数だと使いきれなくてもったいない…と感じてしまうかも。
レストハウス前にもテントが張れるスペースもあるので、4人家族なんかだとテントサイトを使わない、もしくはテント泊メインならレストハウス側も使わない…ということもありそう。
でも正直これはただの粗探しですね(笑)少人数でも大勢でも、貸切でこれだけの場所を自由に使えるのはとても良い環境ですね。
立ち入り禁止の場所に入らないように
必要な業務が完了すると管理人さんは帰っていくので、敷地内には文字通り完全に自分達だけの貸切状態になります。
そのため何か聞きたいこと等がある時は、受付の時に済ませておくのが良さそうです。
また、敷地内には“STAF ONLY“と書かれた場所もあったりするので、そういう場所には立ち入らないように注意しましょう。
KIKORI campsiteは推せます!
オープンしてまだ1年のKIKORI campsiteは、こだわりがいっぱい詰まった手作りキャンプ場でした。最初はこんなに広くて1組限定はもったいないな〜とも思いましたが、色々見せてもらっているうちに「貸切でのんびり過ごしてもらいたい」そんなオーナーの想いが形に現れているのを感じました。
見た目は古民家なのでこれはキャンプ場のこだわりなのか?とも思いましたが、こういう雰囲気が好きな人なら候補として検討するのはアリ!見た目も利便性も兼ね備えたKIKORI campsiteをきっと気に入るはずですよ〜!
ギア
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