岩本利達
積載も眠りも妥協しない!TOKYO CRAFTSから「ハイブリッドコンテナ」と「支えるマット」が登場

積載も眠りも妥協しない!TOKYO CRAFTSから「ハイブリッドコンテナ」と「支えるマット」が登場

キャンプの撤収時、散らばったギアを押し込んで不安定になったソフトコンテナ。寝返りのたびに感じた地面のゴツゴツ…そんな嫌な「あるある」を軽やかに解決してくれる新製品が「TOKYO CRAFTS」から登場した。

2025年4月28日から予約販売を開始しているのは、ギアコンテナ「ギアバンカー」と極厚スリーピングマット「インフレータブルマット」の2種類。それぞれ、収納性と寝心地というキャンプの根幹に向き合った、TOKYO CRAFTSらしい妥協なきプロダクトだ。前者はハードとソフトのいいとこ取りの設計で積み重ねて使え、後者は10cmの厚みと高い断熱性を誇る「体を支える快適さ」が魅力。それぞれ詳しく見ていこう。

積み重ねてスマート収納!ハード×ソフトのハイブリッド構造

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「ギアバンカー」で注目したいのがその構造。四隅には頑丈なアルミフレーム、ボディには600Dポリエステルを採用し、ハードケースの強度とソフトコンテナの軽さを両立。これにより2段まで積み重ねても型崩れせず、中身をしっかり守ってくれる。

縦の収納を作り出すことでキャンプサイトでの限られたスペースを有効活用でき、クルマへの積載もスムーズになる。単なる収納アイテムにとどまらず、サイト全体の整理整頓をアシストする「ベースギア」としての活躍が期待できる。

取り出しやすさと拡張性を兼ね備えたマルチアクセス設計

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さらにこのギアバンカーは、上面だけでなく正面パネルも大きく開閉可能。積み重ねた状態でも横からギアを取り出せるため、使用頻度の高いアイテムをしまっておくのに便利だ。

パネルの開き具合は調整でき、状況に応じた使い分けも可能。加えて、ベルトループや側面のハンドルを活用すれば、TOKYO CRAFTSの「コードユニット」などと連携し、自分好みに拡張できる点も見逃せない。

極厚10cmで断熱性!優しく支えて沈み込み過ぎない

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そしてもう一つの注目製品が「インフレータブルマット」。最大の特徴は、膨らませると約10cmの厚さになる所だ。この約10cmというのはマットの中でもかなり分厚い部類になっており、地面の凹凸をしっかり吸収して石や砂利がある場所でも快適に眠れそう。

加えてR値10.8という驚異的な断熱性能を実現し、底冷えの心配も少ない。底面は傷や擦れに強い75Dポリウレタン、表面は肌ざわりを意識した30Dストレッチ素材で仕上げられており、耐久性と快適性を両立する。

セルフインフレート機能に加え、空気注入が簡単なポンプバッグも付属。シングルとダブルの2サイズ展開で、ソロキャンプからファミリー、車中泊や来客用としても応用が利く。

使い手の課題に応えた設計思想

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この2製品に共通するのは「言語化できない満足感」を大切にするTOKYO CRAFTSの哲学。見た目の美しさ、触れたときの感触、使ったときの納得感。そのすべてがギア選びにこだわるキャンパーの「痒いところ」を的確に捉えてくれる。

ギアバンカーは積載と取り出しのストレスを軽減する設計。インフレータブルマットは、ただ寝るためではなく翌日のコンディションまで整えてくれる存在。どちらもキャンプにおける「余白の時間」を豊かにしてくれる道具だ。

それぞれのアイテムはTOKYO CRAFTS公式オンラインストアにて受付中。特別先行予約価格は、ギアバンカーが税込17,980円、GRインフレーターマット・シングルが税込12,500円、ダブルが税込18,900円となっている。

紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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