近年のキャンプブームの影響もあり、冬でも予約が取りづらい…そんな時に使えるキャンプ場が今回紹介する三河高原キャンプ村です。
愛知在住で昨年度のファミキャン泊数20泊以上と中部エリアを中心にキャンプに行きまくっている我が家ですが、「三河高原キャンプ村」と聞いても、聞いたことあるような、ないような…行ったことあるような、ないような…そんなインパクトのない名前のキャンプ場でしたが、行ってみると予想以上に良いキャンプ場でした。
三河高原キャンプ村の魅力ポイントとちょっと残念だったポイントをユーザー目線のリアルな声としてお届け致します。
目次
三河高原キャンプ村の基本情報
住所 | 愛知県豊田市東大林町半ノ木2番地 |
---|---|
電話 | 0565-90-3530 |
営業期間 | 通年営業 |
定休日 | 木曜(5・7・8・10・11月は無休) |
チェックイン | 13:00 |
チェックアウト | 11:00 |
料金 | オートサイト 4000円、5000円 キャンプ 2900円 (GW・お盆等の連休はサイト料金1割増し) |
入場料 | 大人1人¥600 小人1人(3歳~小学生)¥400円 |
アクセス | 名古屋I.C約60分 豊田、岡崎I.C約60分 豊川I.C約90分 豊田松平I.C約30分 |
キャンプサイトはオートキャンプサイト、テントサイト(車横付け出来ないサイト)の2種類があります。オートキャンプサイトは電源付きのサイトもあり、電源使用料は1150円別途必要。
注意点としてはカードの利用が出来ません。paypayでの決済は可能でした。
三河高原キャンプ村の良かったポイント・悪かったポイント
今回初めて利用した三河高原キャンプ村、結論を申し上げると総合的には良かったです。リピートしたいと思えるほどでした。しかし気になる点もいくつかありました。良かった点と気になる点、その対策方法をお伝えいたします。
名古屋からのアクセスが良い
何と言ってもアクセスが良かった。名古屋からだと高速で1時間、下道でも一時間半で到着できるキャンプ場です。中部地区在住のキャンパーが思いつきで手軽に利用するにはぴったりなキャンプ場になっています。
いつもならキャンプインする朝は早朝からバタバタと準備をしますが、今回のキャンプでは朝はのんびり昼前に出発で充分間に合いました。キャンプ場が近いと時間的にも経済的にも効率が良いです。
キャンプ場内が広い
各サイトも広く取られているので隣とのテントが密集しないのも良かったです。自分のスペースをしっかり確保し周囲の音も気になりにくく、静かなキャンプを楽しむことができます。
実際に我が家が利用した日は満サイトだったのにも関わらず、ソロキャンパーやファミリーキャンパー、またデュオキャンパーがゆっくりとした時間を過ごされていました。
自然を感じられる区画サイト
隣接する牧場の牛が間近で見られるので子供も大人も気分が上がりました。どのサイトも林間や山沿い、それに牧場の直ぐ側にあるので、より自然の中でのキャンプを楽しむことができます。
サイトによっては管理棟から少し離れる場所もありますが、それぞれのサイトにトイレや炊事場が用意されているので便利です。
またキャンプ場内から牧場のど真ん中を歩ける遊歩道が通っており、高台は景色もよく気持ちよかったです。早朝の散歩も最高でした。
ファミリーキャンパーにとっては料金設定が少し高い
ファミキャンで利用するにあたり料金設定が少し気になりました。なぜならサイト料金はともかく入場料がかかるからです。
我が家の場合だとサイト料金5000円、入場料大人2人1200円、子供2人800円、電源サイト料1150円、さらにゴミを捨てて帰るなら使用料で100円と、トータルで8250円。
キャンプイン13:00、アウト11:00の1泊のキャンプで8000円はどうしても割高感は否めません。こちらの対策としては、三河高原キャンプ村メール会員に登録をするとキャンプサイト料金やバンガロー代金が10%割引されるので、予約前に登録することをおすすめします。
場内で販売されている薪の火持ちがイマイチ
キャンプ場内で一束600円で売られている薪の持ちが悪かったです。針葉樹で密度が少ないスギやヒノキだと思われます。料理をして焚き火を楽しむには一束では足りません。
こちらの対策としては事前に購入しておくか、時期にもよりますがキャンプ場内にゴロゴロと持ちの良さそうな木が落ちているので収集して使うといいと思います。
キャンプサイト紹介
グリーンサイト
管理棟からすぐの場所にあるグリーンサイトは見渡しも良いフラットなスペースです。夏だと緑の芝が美しいでしょう。
キャンプスタイルを問わず利用できるサイトになってます。目の前には牧場が広がっているので解放感のある景色を堪能しながらキャンプが堪能できます。またグリーンサイト限定のFree-wifiがあります。
区画サイト
Aサイト
Aサイトの眺め
Dサイト
山沿いに広がる区画サイトは斜面に沿って段になっているので、よりプライベート感があり自然の中でのキャンプを楽しむことができます。
場所によっては管理棟から少し離れますが、トイレや炊事場は各サイト近辺にあるので安心です。こちらはソロキャンパーからも高い人気があるそうです。
施設紹介
センターハウス
駐車場のすぐ隣にある「朝霧荘」という建物がセンターハウスになります。現在はコロナ対策でグループの代表1名のみしか利用できません。
キャンプの受付や、薪(1束¥600)の販売もされていました。また売店にはビールや酎ハイといった酒類が少し販売されていました。
トイレ
キャンプ場内には全部で5つのトイレかあります。
我が家が利用したグリーンサイト近くのトイレは、男性は洋式トイレと和式トイレが1つずつ、女性は洋式トイレが2つでした。
男女ともに暖房便座になっており冬でも安心。少し古い作りですがキレイに清掃されていました。
お風呂、シャワー
センターハウス「朝霧荘」には男女別の入浴施設があります。入浴料は大人500円、小人300円(16:30~閉店30分前まで)。大浴場の他にも、こぢんまりとした家族風呂も設置されているそうです。
後でまとめて説明しますが現在はコロナ対策で利用できません。
キャンプ場内にはコインシャワーもあります。コインシャワー利用料は200円/5分。シャワーは夏季だけなので、今回は利用できませんでした。
炊事場
炊事場は敷地内に7つあります。お湯は出ません。1つのエリアの流しの数が2~3個になるので時間帯によっては混み合います。
利用の際、グリーンサイト近くの炊事場の電気をつける紐がわかりづらく、夜に利用するとき我が家の女性陣が困っていました。ランタンやライトを持って行くと良いでしょう。
コロナ渦の対策
キャンプ場ではいくつかのコロナ対策を実施されており、その中でも特に注意が必要なポイントをまとめました。
テントエリアはグループでの利用は大丈夫でした。今後の状況によってはキャンプ場の利用を制限または休業する場合があるそうです。
三河高原キャンプ村を利用してみて
三河高原キャンプ村は、愛知県の都心部からも近くて意外に穴場、リピート間違いなしのキャンプ場でした。一泊では紹介しきれないほどたくさんのアクティブが楽しめるキャンプ場です。
キャンプの他にも釣りやマウンテンバイク、夏には川遊び、秋は言わずと知れた愛知県の中でもトップクラスの紅葉名所エリアです。四季折々を楽しめる近場のキャンプ場なのでまた他の季節に利用してご紹介したいと思います。
ギア
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