どうも。じんつかです。
今回、私の愛車であるジムニーのキャンプ時の積載についてお話をしたいと思います。ジムニーといえば20年ぶりのフルモデルチェンジをした新型ジムニーJB64が話題になっていますね。あまりの人気から今現在も納車1年待ち。
そのため新型だけではなく旧型ジムニーも注目されているのか旧型の中古車の値段も徐々に高騰しています。
そこで、キャンプ道具はどのくらい積めるのか、ファミキャンは可能なのか、気になっているキャンパーも多いはず。
今回は、ルーフラック、ヒッチキャリア、積載ラック等は一切使わずに、ノーマルの状態でキャンプ道具を積んでいく様子をお届けしたいと思います。
ドカ積み最高!(本当はよくない)
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目次
ソロキャン、デュオキャンが限界。ファミキャンは厳しい。
まず人数について結論からいきます。ファミキャンはほぼ不可能です。
全員がリュック1つ収まる荷物量であれば、ギリギリ行けなくもないですが、そもそも後部座席に人が乗るような作りでは無いので後部座席に座る人はキャンプ場に着くまで地獄です。本当に地獄です。
もし後部座席を決めるじゃんけんをする場合、ざわ…ざわ…してしまうくらいの緊張感が生まれるはず。
後部座席の狭さを現してみた図(下手ですみません)
私のジムニーは後部座席の金具を若干変えているので背もたれに高さがあり若干角度がありますが、純正の場合は背もたれは腰程の高さ、さらに角度も90度、いや、もっと角度が無いかもしれません。
仮に荷物を積めたとしても、後部座席に人が乗るのはほぼ無理(苦痛)なので、ソロキャン、デュオキャンまでが最適かと思います。
後部座席を折りたたんでいない状態です。3人~4人分のキャンプ道具を十分に積めるスペースは…ほぼありません。
そのため、基本的にキャンプに行く時は後部座席は折りたたんで積載スペースを確保します。
試しに後部座席を折りたたまずにトランクカーゴ(70L)を1個置いたらお腹いっぱい。
TRUSCO(トラスコ) トランクカーゴ 70L
W780×D390×H370(mm)
近場でデイキャンとかバーベキューなら行けなくも無さそうだけど、荷物は結構切り詰めないと駄目かも。
ちなみに小学生の息子ですら後部座席に座った時「狭い」「辛い」「あああああ」と連呼していました。すまぬ、息子よ。
さて、どんだけ後部座席が嫌いなんだよって思われそうなので、そろそろ本題に入ります。
今回、積載するジムニーを軽くご紹介
SUZUKI ジムニー JA11 5型 パノラミックルーフ
製造年は1995年(平成7年)
ノーマルルーフに比べると天井が高いのがパノラミックルーフ。
発売当時は、全く人気が無くて約25年経った今、数自体少ない。希少といえば希少。
でも幌車やノーマルルーフの人気に比べたら今も…という感じですが。
本当はノーマルルーフを探していたのですが、距離25,000km、クロカン使用履歴無し、ほぼノーマル、内装も綺麗、という好条件がでてきたので即購入を決意。
ガタガタ揺れる山道でも頭をぶつける事もなく、天井にネットを張って収納スペースも確保できたりするので、パノラミックルーフで良かったなと今は思ってます。
ジムニーの収納スペースはどのくらい?JA11と新型JB64
旧型ジムニー JA11の収納スペース
公式の車両サイズ図+メジャーで計測(若干の差異があるかもしれません)
旧型ジムニーJA11の収納スペースを測ってみました。タイヤのハウスのでっぱりがあるので、実際に床に置ける有効スペースは幅820mm、奥行き900mmというところでしょうか。
大型テントであるラウンドロックの公式収納サイズが「キャリーバッグ:750×330×360(高)mm、フレームケース:720×170×220(高)mm」なので、大型テントが置けない、困った!という事には一応ならなそうですね。
新型ジムニー JB64の収納スペース
さすが新型。JA11と比べると大きく改善されている事が一目瞭然。
旧型ジムニーJA11と大きな違いは「後部座席をフラットにできる」「タイヤのハウスのでっぱりが無い」こと。
そのため、荷室の有効面積が大幅に向上し、JA11より新型ジムニーのJB64の方が収納スペースが多いです。また、蓋付きのラゲッジボックスもあるので、アウトドアにはかなり使い勝手の良い仕様になってますね。
旧型JA11にはロマンと悪路を突破する抜群の走破性がありますが、街乗りメイン、オートキャンプ、車中泊で旅をしたい!という事であれば、新型ジムニーJB64がオススメかもしれません。
ジムニーに積むキャンプ道具達(ソロキャン仕様)
さて今回、ジムニーに積み込むキャンプ道具達を紹介します。
キャンプ道具
- テンマクデザイン パンダTC
- テンマクデザイン パンタTCタープ
- TRUSCO トランクカーゴ 70ℓ
- Smart Tap PowerArQ
- デジカメケース
- Snowpeak 焚火台L フルセット
- Snowpeak パイルドライバー
- Coleman ガソリンランタン A286
- NORTH FACE ダッフルバッグ
- CAPTAIN STAG 木製 3段 ラック
- 布バケツ(水、小物)
- 靴
- コールマン レジャーシート
- バッグ(着替え・小物)
トランクカーゴの中身
- Qualz フォールディングマット
- ユニフレーム フィールドラック
- ユニフレーム 焚火テーブル
- LEDライト
- クッカー
- シングルバーナー
- ウェットシート
などなど
ノースフェイスのダッフルバッグの中身
- ヘリノックスチェア
- 寝袋
- 調味料
- 調理器具
- ソフトクーラーボックス
- 3脚
- ヘッドライト等小物
などなど
恐らく車ソロキャンのオーソドックスなスタイルかなと勝手に思ってます。
あと夏だとハードクーラーボックスを追加しますが、今回は1泊で暑くも無かったのでソフトクーラーボックスで済ませてます。
780×390×370のトランクカーゴ(70ℓ)を縦積みした場合です。
横はがっつり余裕があるものの、手前には物を置くスペースは無くなります。
次に、横置きした場合です。横幅をほぼ使い切ります。
いっぱいいっぱい横に寄せれば多少はスペースが確保できそうですが、横積みは結構使い勝手が悪い気がする。
一見「お、結構積めそう?」と思うジムニーですが油断することなかれ。タイヤハウスのでっぱりが、なかなか邪魔してくれるので、一工夫必要かもしれません。
キャンプ道具を積んでいきます
まず一番大きいトランクカーゴを縦積みします。
この時点でなかなか積載スペースを奪われた気がする。
チェア、寝袋等が入っているノースフェイスのバッグを横に積みます。
クーラーボックスやストーブ等他に大物がある場合、バッグは先に積み込まず、大物を先に積みます。
ジムニーはかなり揺れるので安定して置きたいものは優先して積み込みしないと後が大変。
次にバッグ横の空いたスペースに3段ラック、焚火台Lを差し込みます。
パンダTC、パンダTCタープをバッグの上にドカ積み。
手前のスペースにコールマンのガソリンランタンを置きます。
パワーアーク、カメラケース、着替え、小物を空いたスペースにテトリスのように積み込んでいきます。
この時点で一旦バックドアを一回閉じてみましょう。
思いっきり閉めるとキャンプ道具にあたって、破損の可能性があるのでドアがしまるかどうか、ドアと道具が変に干渉しないか確認します。
一通りのキャンプ道具達は積載は完了!
ドカ積みなので、美しい積載とは言えませんね。
今回、ふもとっぱらキャンプ場での撮影だったので、入り口まで持っていくゴミを積み込み、ダウン、レジャーシート、靴を積み込んで終わりです。
積載空間を考えると、まだ下半分くらいしか使ってないので、もう少し上部のスペースを生かす方法を考えれば、この倍は積み込めそう。
ソロで今回の荷物量であれば、助手席はフリー状態。
パソコンは折り畳んだ後部座席と助手席の間に少しスペースがあるので、そこにいつも差し込んでます。
キャンプに行く時、ジムニーの積載量を増やすには?
夏場の場合は、ハードクーラーボックス、冬場の場合は、ストーブ(石油)、石油タンク、毛布だったり、薪ストーブの場合は、薪の積み込みスペースも確保しなければなりません。
このままだと積み込める道具も限られてくるので2つのカスタムをする事で積載量大幅アップが可能です。
ルーフキャリア
出典:みんから カーメイト車の天井に車載スペースを確保するルーフキャリア。
トランクカーゴ、無印良品の頑丈ボックス等をルーフに積めば車内の積載スペースが大幅に向上します。
ただしデメリットは積み込みが面倒。車高をあげている場合は普通には手が手が届かないので脚立を持っていく事をオススメします。
タイヤに乗って積載もできるといえばできるけど…一人じゃなかなか大変。
ヒッチキャリア
出典:A-STYLE CO.,LTD. オリジナルヒッチキャリアヒッチメンバーにキャリアを取り付けたヒッチキャリア。
ルーフキャリアに比べると積載もしやすく、テーブルに使えたりとなかなか便利な反面、取り付けには注意が必要です。
・ナンバープレートを隠さない
・灯火類(ブレーキ、ウィンカーランプ等)を隠さない
・車両の全幅を超えないこと
・車両の全長の規定値を超えないこと
ナンバープレートもただ隠さなければいいというわけではないので、取り付ける時は自分で取り付けるのでは無く近くのショップで取り付けてもらったり、陸運局への確認をしてください。
積載時の注意点
今回紹介したJA11は特にそうですが、走破性にステータスを全振りしているので快適性、静音性は皆無です。
サスペンションが板バネ(ルーフ)なので、ダイレクトに突き上げるような揺れが生じるため積み込んだ荷物も激しく揺れたり、隙間が空いていると道具と道具がぶつかりあい破損の原因になります。
その点を注意しないと、キャンプ場に到着、帰宅した時に悲しいキャンプギアの姿を見る事になるかもしれないのでジムニーの積載には通常より注意しましょう。
ジムニーにキャンプ道具を積んでみて【まとめ】
ソロキャン、デュオキャンであれば十分に積載スペースが確保できる車という事がわかりました。
また、小さい車体ながらもルーフキャリア、ヒッチキャリアを取り付ければ積載量は大幅に向上するので、重量級装備でも余裕をもってキャンプに行く事ができます。
新型ジムニー(JB64)であれば、後部座席は折りたたみではなくフラットにできること、ラゲッジボックス もあるので、JA11よりは積載スペースも向上しています。
ただし後部座席の広さについてはあまり変わっておらず、後部座席はあくまでも補助的なものと考えた方がいいですね。
是非、これを機にジムニーキャンパーの仲間になりませんか?
さあ、今週末はSUZUKIに行こう!
ギア
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