イヤイヤ期を迎え、沢山のものに興味を湧き出す1〜3歳児。そんな時期の子供とキャンプを楽しもうと思っても、常に目が離せず、ゆったりとキャンプを過ごすのは無理に近く、夜になればどれだけ静かに過ごしてもらえるかに奮闘しているママやパパさんもいるのではないでしょうか?
我が家も現在2歳の子供と0歳の赤ちゃんを抱えてキャンプをしているので、いかに子供が安全かつ夢中になれる遊びを見出せるか日々奮闘しています。
そこで今回は、我が家の2歳のちびっ子キャンパーが夢中になってキャンプを楽しんでいる遊び方やグッズをご紹介したいと思います!ちびっ子キャンパーを連れてファミリーキャンプを楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んで頂ければ幸いです。
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目次
幼児キャンプ遊びの5つのポイント
安全な遊び方
ちびっ子キャンパーはまだ自分で危険を察知することが出来ないため、目を離すことができません。そのため、キャンプで行う遊びが「安全」であるかどうかが大切なポイントとなります。
尖ったものはないか、飲み込んだり鼻に入れたりしないくらいのサイズであるか、火傷したり溺れたりしないかなど、遊び方にも注意してあげましょう。
成長を促してあげる遊び
子供の遊びは成長過程の一環になります。
特に成長が著しい1〜3歳児の場合は単なる「走る」「拾う」「投げる」などの単純で簡単な動作でも、身体作りの基礎が鍛えられる大切な遊びです。
そのためキャンプ場では複雑な遊びをするよりも、成長に合わせた遊びを提供してあげましょう。
遊びグッズはかさばらないものを複数チョイス
小さな子供とキャンプに行く場合、着替えやおむつなどただでさえ荷物が多くなりがちです。その上、飽きっぽいちびっ子キャンパーは遊び道具が1つだけだと、飽きてしまえばすぐどこかに行ってしまいます…。
そのため、かさばらないグッズを複数選んでキャンプ場に持っていくのがオススメです。
キャンプ場のルールに基づいた遊び
キャンプの遊びのなかには、花火やドローン、スラックラインなどありますが、キャンプ場によっては禁止されているものもあるので事前にキャンプ場のルールを確認しておきましょう。
昼間は身体を動かし、夜は静かにテント内で過ごせる遊び
3歳児以下の子供を連れてキャンプ場に行く場合、他のキャンパーの迷惑にならないために「夕方以降は子供をいかにテント内で遊ばせ、いかに早く寝かせられるか」がポイントとなります。
そのため昼間は身体をしっかり動かすためにも外で遊ばせ、夕方以降は敷地内でゆっくり過ごせる遊びを考え準備しておきましょう。
昼間ちびっ子キャンパーが夢中になる遊び
それでは実際に我が家の子供がキャンプ場で夢中になる遊びをご紹介していきます。
ペグ打ちトントン
長男のキャンプデビューは0歳ですが、歩き出した1歳頃から今も変わらず夢中になる遊びが「ペグ打ち」です。
もちろん本格的なペグ打ちではなく、パパのマネをしてひたすら地面に刺さったペグをハンマーでトントンしていく程度。
ペグ打ちに飽きたら石をトントンして遊びだすので、もし小さな子供を連れてキャンプに行く場合はプラスチック製のハンマーを1つ準備しておくととても役立ちますよ♪
投げる遊び
0歳の赤ちゃんの頃から「投げる」動作がでるようになります。赤ちゃんがポイポイと物を投げるのは、自分の体の機能を確かめ、遊んで楽しんでいる証拠です。
そんな赤ちゃんも1歳の誕生日を迎えると、物を投げることで相手がどのように反応するのかを試したり、投げた物がどうなるのか観察するように成長します。
そのため、手当たり次第色んな物を投げて遊び出し…結果的に「魔の2歳児」になると物を投げることが遊びの1つとなります。
しかし大切なキャンプ道具やキャンプ飯が手当たり次第投げられてしまってはママ・パパにとっては辛いですよね。
そこで小さなお子さんを連れてキャンプに行く場合は、投げる遊びを考えておきましょう。
広場があれば柔らかいボールを持参して投げるのもいいですし、球投げ競争のようにカゴやバケツに丸めた新聞紙等を投げさせたり、ゴミ箱を広くしてキャンプ中に出るゴミを子供にポイ!と投げさせるのも立派な遊びになりますよ。
ラジコンはママ・パパが疲れない最強グッズ⁈
体力無限な子供との追いかけっこは親の体力を削ってキャンプどころではなくなりますが、そんな時に便利なのが「ラジコン」です。
我が家では歩き出した1歳の頃から今も大活躍していますが、方法は至って簡単。
1歳〜2歳までは親がコントローラを握って、ラジコンを走らせます。
するとあら不思議…
子供がどんどんラジコンを追いかけ回して遊んでくれます。
この原理を利用すれば、親から逃げて勝手に走り回る子供を敷地内に誘導するのにも使えて便利です。
ラジコンはコントローラを使えるようになる3歳以降でも大活躍しそうなので、我が家では親の体力温存のためには必須アイテムになっています。
ちなみにキャンプ場によってはラジコンNGな場所もあるので、事前に確認しておいて下さいね。
キャンプビンゴ
「これは(何)ー?」「あれは(何)ー?」と色んなものに興味を惹かれる1〜2歳児。
せっかく自然の中で遊ぶのであれば、色んな自然を見て感じて、触れて遊ぶのも子供の刺激に繋がります。
そこで注目したのが自作したキャンプビンゴ。
ビンゴの意味がわからない時期の子供の使い方としては、キャンプ場にありそうな物を見つけたり、拾ったりしてシールを貼ってコンプリートを目指すというシンプルなもの。
落ちてるものを拾うのが大好きなちびっ子とのキャンプ場散策にはピッタリな遊びです。
我が家の子供は「石」の項目で永遠にキャンプ場の石を集めて遊んでいました。
ここでのポイントは「目を離さず親も一緒に探すこと」です。
特に小さなお子さんの場合は、落ちてる物を口に入れるリスクもあるので注意が必要ではありますが、キャンプ場を散策してお子さんが「あれはー(何)?」と興味を示したものに対して「これは◯◯だよー。」と説明して行くことで、「ママやパパは自分の話をちゃんと聞いて答えてくれる人だ」という認識を養うこともできます。
小さな子供にとって親との会話はその子の将来の人間関係を作る基礎づくりとなるため、子供が何に興味を示すのか、何に疑問を持つのか、今どんなことを思っているのかを知るためにも一緒にキャンプビンゴして散策し、楽しんでみるのもおすすめです。
写真も映えるシャボン玉
映える写真を収めることができるシャボン玉。
シャボン玉を吹くだけで「わぁー!!」と喜びシャボン玉を追いかけて遊ぶ姿をよく目にします。
我が子も大好きなシャボン玉は、風に乗ってフワフワと揺れながら浮かんだかと思えば触れると消え、よく見ると七色に光るなど、子供の好奇心や想像力を育てるにはピッタリな遊びです。
ただ場所によっては他のキャンパーの迷惑になる可能性があるので、使用する場所やシャボン玉の量に注意しながら遊ぶようにしましょう。
ちびっ子キャンパーが夢中になる夕方以降の遊び方
暗くなる夕方以降は子供を見失わないためにも、テント内や敷地内でできる遊びがポイントになります。
キャンプ縁日ごっこ
コロナ禍になる前は夏に当たり前のようにあった「夏祭り」や「縁日」ですが、コロナ禍になる少し前に産まれた長男は一度も夏祭りを体験したことがありません。
そこで季節を問わずキャンプで縁日ごっこをすれば楽しんでもらえるのでは…と思い、おうち縁日ならぬキャンプ縁日を決行。
写真はハロウィンキャンプ縁日の時の物ですが、難しい遊びは出来なくても、お面を選んで付けてみたり、ヨーヨーで遊んでみたり…。
準備こそ大変ではありますが、いつもの雰囲気ではない空間に惹かれ、風船を膨らますなどの準備も遊びの一つとして捉え、自然と敷地内で遊んでくれるのでオススメです。
小さなカメラマン!
大人のマネをしたい子供にピッタリな遊びの一つがカメラマン体験です。
色んなキャンプ用品を撮影してみたり、パパやママを撮影してみたり、地面にいるアリを撮影するのも子供の好奇心を高め楽しんでくれます。
高価なカメラであれば簡単に渡すことが出来ず、一緒に撮影することにはなりますが、トイカメラも販売されているので、携帯やカメラに興味を示した時期のお子さんにはピッタリな夢中になる遊びとなりますよ。
テントの中で釣り?!好きな絵を釣って集めよう
夜過ごすテントの中で小さな子供を過ごさせるポイントは、テントの中に「子供が好きなもの」があるかどうかにかかってきます。
そこでオススメなのが手作りでもできる「好きなもの釣り」です。
我が家の長男は「ハロウィン」や「乗り物」「虫」が大好きなのですが、どれも本物をテント内に持ち込むわけにはいかないので、イラストを書いたり印刷したものをテント内に置き、遊べるようにしています。
周りが暗くなればテント内に散らばった絵柄を小さな懐中電灯で照らして探すゲームもできるうえに、平面な絵柄のものであればかさばらなくて済むので、夜でもテントの中で出来るオススメな遊び方になります。
簡単に作れるランタン作り
暗闇に光るランタンは小さな子供も興味津々。
画像はLEDキャンドルにカラーフィルムを貼り付け、子供が好きにシールを貼っただけのとても簡単な手作りランタン。
本物のランタンは投げられて壊れてしまっては困るので、そんな時はキャンプで子供と一緒に簡易ランタンを作って、そのまま遊ばせたり飾ったりすることで子供も夜でも楽しめますよ♪
遊びを工夫すれば3歳以下でも一緒にキャンプを楽しめる!
子供を連れてキャンプを楽しむ場合、大人の言葉を理解し始める3歳以上になってから行くことを推奨されるケースが多いです。
しかし、遊び場所が制限されたコロナ禍の今、子供が小さいけれどキャンプをしてみようかと悩んでいるパパやママさんも少なくないかと思います。
小さな子供を連れてキャンプを行う場合、確かに大変なこともありますが、リスクさえ回避すれば小さな子供と貴重な時間を過ごすことが出来ます。
初心者の方であれば泣き声の漏れないコテージ泊や小さなお子さんが一緒でも安心できるキャンプ場を選んだり、デイキャンプを楽しむのも一つの方法です。
「ちびっ子キャンパーを連れてキャンプしても楽しめるの?」と悩んでいる方は自然の中で子供の成長に合わせた遊びを考えて、子供と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっと素敵な家族の思い出となりますよ♪
ギア
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