子供が生まれるまではソロキャンプばかり行ってました。しかし子供がある程度大きくなると、奥様からの「休みの日は子供の面倒を見て」というミッションが発生しますよね。するとこうなります。
ああこのままじゃストレスが溜まる、けど子供と一緒に遊んでもあげたい。どうすればいいかなーと考えていた時に閃きました。もう子供と2人だけでキャンプできるんじゃないか?するとこうなります。
この思い付きが原点となり、幼児(当時2歳)とパパの2人キャンプが始まりました。ここでは2人キャンプの時の体験を書いていきます。これから父子キャンプに行こうと思っている方の参考になればと思います。
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目次
幼児連れでのキャンプ場の選び方
ソロキャンプではキャンプ場選びにあまり悩むことはありませんでした。しかし子供とキャンプに行くようになってからは、キャンプ場で子供と過ごすことに重点が置かれるようになったことで選ぶポイントが変わりました。
場内や近隣に遊べる場所があることが理想的です。もちろんなくても自然を相手に勝手に遊んでくれるのですが、そのぶパパの負担が増えてしまうので優先的に探しています。
アスレチックや遊具のあるキャンプ場
ちょっとしたアスレチックがあると便利
キャンプ場によってはキャンプファイヤーや魚のつかみ取り等のイベント、小川やアスレチックなどの遊具があります。
何もない自然の中で遊ぶのも楽しいですが、普段できない遊びを経験できる施設があるところを選ぶのも良いと思います。子供と遊ぶといってもずっと一緒に遊んでいてると疲れも出てきます。イベント中はそちらに集中するので、良い休憩時間にもなります。
水鉄砲イベント。参加の子供たちの中でぶっちぎりで最年少で戦力外。水鉄砲も飛ばない。
遊んで帰ってきた子供は服が泥だらけになっていることがほとんどです。水鉄砲や川遊びをするとそれはもうドロドロです(笑)。
夏場なら洗って干したら乾くのですが、汚れが落ち切らないことがほとんどです。そのため着替えは多めにもって行くようにしています。我が家では昼用、汚れたとき用、寝る前用、予備と準備しています。
周辺施設にも遊び場があると便利
キャンプ場自体に遊具などの施設がない場合があります。その時は周辺施設に子供の遊べる施設がないか調べて行きます。
大阪府池田市の五月山動物園。公園もありそちらには遊具もあります。
お昼にチェックインしてサイトを設営し、施設に行って遊びます。その後にスーパーによって食料とオヤツを購入。キャンプ場に戻って火起こしして晩御飯といった流れです。だいたいキャンプ場から30分程度で行けるところを探しています。
どの季節が良いか
キャンプと言えば夏休みといった感があると思いますが、幼児連れなら注意をしたいところです。夏は非常に暑く、最近では熱中症にもなりやすいですし。
この季節は1人の時でも大変なのに子供連れだとより一層疲れます。子供の体調だけでなくパパ自身の体調にも注意が必要です。
おすすめは春から初夏にかけてか、涼しくなり始めた秋口です。夜はある程度気温も下がっているので焚き火も楽しみやすいのでオススメです。
幼児連れ父子キャンプの一日
手間がかかる『お手伝い』
火種の松ぼっくりを集めてくれる
子供は『僕もやるー!』と言ってパパのお手伝いをしてくれます。テントの設営、ペグ打ち、焚き火等々。もちろん何事も経験、やらせてみるのは子供にとっても良いことです。
しかしどれを頼んでも目が離せず一緒に手伝うことになり、出来上がりも中途半端のためやり直すことに。一人でやる時よりも倍の時間はかかるので注意が必要です。余裕をもってチェックインするのがオススメです。
子供の初キャンプの時の写真
この時はツールームテントを初めて購入しての初張りでした。ただでさえ1人では張りにくいのに子供に振り回され汗だくで張ったのを覚えています。
パパの苦労をよそにテントとたわむれる
今では楽に張れますが子供と2人なら小さなドーム型テントが良いです。時間をかけずに設営でき、子供のお手伝い攻撃もダメージが少ないです(笑)。我が家も冬場とファミリーキャンプ以外はソロキャンプで使っていたドーム型テントを使用しています。
寝床は快適に
寝る場所は大切です。大人だけの場合は銀マットにシュラフでも「体が痛いけど我慢しよう」でなんとかなります。
しかし、子供の場合は痛くて寝れないとか途中で起きてしまうとかの可能性があります。そうなってしまうとパパへの負担が大きくなってしまいます。
インナーマット+銀マット+エアーマット+シュラフ
我が家ではエアーマットを使用しています。これがあると快適に過ごすことができます。冬場はこの上に電気毛布を敷いて寝ると秋から冬にかけてのキャンプでも寒さに震えることはありません。
秋口あたりなら普通の毛布を下に敷いて、シュラフの上にもかけるだけで十分過ごすことができます。
幼児とパパのごはん事情
キャンプの楽しみの一つであるお外でごはんです。パエリアを作ったりピザを作ったり。しかし、幼児とパパのキャンプではそんなクオリティを求めないで良いです。というか余裕はありません。
そのため我が家ではもっぱらレトルトカレーとインスタントごはんです。お湯で沸かすだけで出来上がるので便利です。
もちろん慣れてきたらクッカーでごはんを炊いたり一緒に料理したりでも良いですが、まずは簡単に出来るものにしたほうが良いです。
フランクフルト。子供用手袋は忘れずに。
そんな中でも子供にもお手伝いをしてもらうためにフランクフルトは必ず持って行きます。棒を持って回すだけなので安心ですし、落としても洗えば食べられます(笑)。子供のお手伝い欲も満足させられるのでおすすめです。
洗い物はめんどくさい
油よごれは水だけでは落ちにくい
炊事場で油汚れを落とすのは大変です。お湯の出る施設なら良いのですが、水しかでない場合がほとんどです。
子供を見ながらでは手間が掛かるので、ペーパーで汚れを拭き取るだけでビニール袋に入れて持ち帰ります。きれいに洗ったつもりでも結局家で洗いなおすことが多いので。
我が家ではホームセンターやコストコで売っているショップタオルを愛用しています。結露を拭き取ったりするのにも使えて便利です。
スコット ショップタオル
このペーパーウェスのいいところは素材が結構丈夫なので破れにくく、水で濡らして使用できたり絞ったりできるところです。
ギアの片づけでも水拭き→空拭きの流れでさっと掃除ができます。使い捨てなので子供のお手伝い用にも良いです。
お風呂はあえて翌日に入る
キャンプ場でのお風呂事情です。キャンプ場によってはシャワーがあったり温泉が併設もしくは近くにあるところもあります。問題はいつ入りに行くかです。
我が家ではパパがお酒を飲みますので夕食後は無理です。かといって夕御飯の前に入ると炭焼きや焚き火の匂いがつくのでどうかなと。
出した結論は当日は入りません!お風呂を省くことで時間に余裕もできます。そのかわりに翌日の帰路に温泉に入って帰るのがいつものパターンです。もちろんドロドロに汚れた場合は別です(笑)。
夜の相手は光ものが一番
晩御飯を食べたらすぐねんね!とはいかないものです。子供が食べ終わっていてもパパは晩酌真っ最中ということもあります。そんなときは光るおもちゃに子供の相手をしてもらいます。
光るブレスレット
100均で売ってる光るブレスレット。これさえあればしばらく一人で遊んでくれます。ぶんぶん振り回したりテントの中に持って入って自分の世界にひたってみたり。子供の場所の目印にもなるので毎回かならず持っていく一品です。
他にも色がかわるLEDライトやタブレットも持っていきます。せっかくキャンプに来たのにと思うかもしれませんがパパも安心して過ごせる時間は大切です。
パパ時間は子供が寝てから起きるまで
誰にも邪魔されない至福の時間は子供が寝てから朝起きるまでです。短い時間のようですが、とても充実した時間です。
昼間に子供と過ごした出来事を思い出しながらでもよし。だまって焚き火を眺め続けるのもよし。趣味を堪能するのもよし。
心地よい疲れ(へとへとかもしれませんが)と共に、まったり過ごしてください。
幼児とパパの父子キャンプで大切なこと
キャンプは自然の中での遊びです。子供にとって危険なことがたくさん潜んでいます。その中で楽しい思い出を作り笑顔でいるためにも、知識を備えて子供から目を離さず一緒にキャンプをしてもらいたいです。
子供と一緒にすごした日はパパにとってもかけがえのない思い出になると思います。
うちの子は初めてキャンプに連れていった後『おやまのキャンプ、行ったね!』と森を見かけるたびに言ってました。いまではキャンプと言えばすぐに『行きたい!』と言ってくれる良い子になってます(笑)。
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