2つ星ミシュランシェフが考えた、思わず空を仰いでしまうような味わいのBBQグルメセット！？プレミアムキャンプめし『そらをあおぐ』実食レビュー！

キャンプの楽しみの一つといえば、キャンプ飯！しかし、キャンプ場までの車の運転、テントの設営、火起こし…と食事を楽しむまでにはいつも以上に時間と体力が必要ですよね。「せっかく来たのなら、家では作れないような特別な料理を作って⾷べたい！」と思いつつも、準備がおろそかになってしまうことも…。

そんなときにおすすめしたいのがプレミアムキャンプめしセットの『そらをあおぐ』です。
ミシュラン星付き名店の味わいを青空の下で手軽に楽しめる『そらをあおぐ』を詳しくご紹介します！

プレミアムキャンプめし『そらをあおぐ』とは？

「もし⼀流のシェフがキャンプをしたら、どんな料理を振る舞うのだろう」

プレミアムキャンプめし『そらをあおぐ』は、そんなグルメな妄想をかたちにした、思わず空を仰いでしまうような味わいのBBQグルメセットです。

「京料理 たか木」でミシュランガイド2つ星を獲得し、自身も大のキャンプ好きという高木一雄シェフが、キャンプのための特別なメニューを⼿がけました。

手がけたのは世界で活躍する高木一雄シェフ

『そらをあおぐ』を手がけた高木シェフは、兵庫県芦屋市のミシュラン２つ星名店「京料理 たか木」のオーナーシェフを務めながら、インターコンチネンタルホテルグループアジア・中東・アフリカやマンダリンオリエンタルホテルバンコクで日本メニューを考案するなど、世界中で活躍されています。

昨今のコロナ禍によって、一生懸命育てられた食材や食へのこだわりを届けにくくなってしまったと感じていた高木シェフ。それと同時にプライベートではキャンプやBBQをする機会が増えていったそうです。ある日のBBQで振る舞った、麹を使って仕込んだスペアリブを食べる子供たちを見て、コロナ禍でもできるキャンプと炭火を使った料理の掛け合わせを思いつき、『そらをあおぐ』のメニュー開発に至りました。

炭⽕・麹・出汁をテーマにしたキャンプめし！

このBBQセットでは高木シェフが普段自身のお店でもこだわっている炭火・麹・出汁をテーマに作られています。

炭火は、BBQなどで炭焼きした肉と、フライパンで焼いた肉では、味が違いますよね。それは網から無駄な脂が落ち、落ちた脂が炭で焼けて燻されることで、美味しさがアップするからなんです。

近年注目されている麹は、実は日本の食文化に深く根付いた伝統的な菌！麹には肉の繊維を切断して柔らかくする酵素が含まれています。焼くと硬くなってしまうイメージの肉も麹で下ごしらえすることで驚くほど柔らかく仕上がります。

「京料理 たか木」で使っている出汁は、かつお節で有名な⿅児島県枕崎の『⾦七商店』が、店のためだけに作った“まぐろ節”によるもの。『そらをあおぐ』にも同じ出汁を使い、⾷材に出汁の旨味を閉じ込めています。

お品書き

⾼⽊シェフの⽬利きによる、すくすくと育った豚や⽜をはじめ、鮮度抜群の⿂介や農薬・化学肥料を極⼒使⽤しない野菜などを厳選し、麹や出汁によって⾷材の旨味を引き出した、至極のセットになっています。

1. 国産豚の麹漬けスペアリブ
2. 鳥取和牛のトマト麹マリネ
3. さざえのクリームリゾット
4. 出汁の旨味焼き野菜
5. 出汁香るほうれん草のスープ

至極のBBQ開幕！　実食レビュー

『そらをあおぐ』は下ごしらえされた状態で届きますので、冷蔵保存が必要です。消費期限も発送日から４日となっていますので、家やキャンプ場に届ける場合は必ず日付を確認しましょう。今回は、キャンプ出発前日に家に配達してもらいました。

届いたダンボール箱を開封！　メニュー表と飾りが目に入り、食材がチラ見え。食材がただ入っているだけでなく梱包にひと手間がかけられていてなんだかテンションが上がります。

真空パックになった食材が入っています。トレーや野菜袋がないのでかさばらず、他の食材と一緒に入れてもにおい移りなどの心配がないので安心です。

何も入れていないクーラーボックスに入れてみます。
使用しているクーラーボックスはシマノの「フィクセル ウルトラ プレミアム 30L」です。内寸440×250×260の内、約1/6ほどに収まりました。きれいに入れるとこんな感じですが、この食材は真空パックになっているので他の飲み物や食材の隙間にも入れられるため、キャンプ場まで持っていくのにストレスは全く感じませんでした。

キャンプ場到着、開封！
無事汁漏れなどもなく、キャンプ場到着！　いざ開封してみると、焼く前からすでに麹や出汁の香りがふわり。期待値がさらに上がります。

実際に焼いてみた！

国産豚の麹漬けスペアリブ

まずは、国産豚の麹漬けスペアリブから。独⾃に調合した味噌麹のベースをスペアリブにまんべんなく絡めて数日熟成させて、すぐに焼けるように麹を落とした状態で届きます。ひと手間、いやふた手間以上かかっているスペアリブ…ただでさえ調理が面倒くさそう、難しそうと避けがちな食材ですが、焼くだけでいいなんて本当にありがたいです。

両面に焦げ目をつけた後、じっくり少し長めに15分ほど焼いたら完成。

一口かじると、まず柔らかさに驚愕！すごく柔らかい！そして麹や味噌の旨味がじゅわ～！炭の味や焦げ目もアクセントになっています。骨から肉がきれいにはがれたことにも感動しました。

鳥取和牛のトマト麹マリネ

続いて鳥取和牛のトマト麹マリネ。トマト麹とは、その名の通りトマトと麹を合わせた独自開発調味料。和と洋の旨味が合わさった和牛は、強火で表面を焼いてから弱火に移し、火が通りすぎないように焼きました。

最初は麹の旨味と脂の甘さを感じ、そのあとほのかな酸味とトマトの風味が押し寄せましす。ワインにも合いそうなおしゃれな美味しさですが、非常に柔らかく食べやすいので４歳の子供もすごい勢いで完食していました。

さざえのクリームリゾット

さざえはつぼ焼きでしか食べたことがない、という人も多いのでは？
つぼ焼きしたものを⼀度くり抜き、お⽶とキノコを加えてクリームリゾットにして再び⾙殻に詰めた、このさざえのクリームリゾット、絶品です。
焼くのも簡単で、グツグツするまで放っておくだけ。まぐろ節ベースの出汁を使った、コクと旨味を感じる味わいが楽しめますよ。また、このクリームリゾットには、⼩⻨・バター・⽜乳は⼀切使っていないため、アレルギーをお持ちの⽅でも安⼼して⾷べられます。

出汁の旨味焼き野菜

蒸した野菜を出汁にひたしての旨味を浸み込ませた状態で届く野菜たち。BBQではいつも真っ黒の塊と化してしまう野菜を、今回は食べきれるのか不安もありましたが、焼いて食べてびっくりです。

出汁の旨味が詰まっている！まるで肉じゃがの野菜のように、出汁を吸っているのが分かりました。

特に美味しかったのはじゃがいも。一度蒸してあるので焼き目を付けたら食べられますが、あえて弱火でじっくり焼くと、超高級フライドポテトのようにカリカリほくほく食感に！こうやっていろいろな火力を使って食べ方を変えられるのもBBQの醍醐味ですね。

出汁香るほうれん草のスープ

こだわりのほうれん草とじゃがいも、⽟ねぎなどを加えて、『京料理 たか⽊』のまぐろ節ベースの出汁を贅沢に使っているスープは、翌朝のカレーとともに。この日は朝から気温が高く汗だくだったので、冷たいままいただきました。
一口飲むと出汁のおいしさが感じられます。冷やしたことで暑い日の屋外でもさわやかに飲み進めることができました。

プレミアムキャンプめし最高！

今回実食してみて感じたのは、手軽においしい料理を外で食べられることの幸せです。毎回キャンプ場に到着した後は慌ただしく、ご飯はただのBBQがメインになってしまっていたので、こんなスペシャルな料理を楽しめた今回のキャンプは今までにない幸福感を得ることができました。

自分へのご褒美、特別な日のお祝いはもちろん、お子さんがいて凝った料理をする時間がない場合にもおすすめです。袋から取り出して焼くだけで至極のBBQが楽しめる『そらをあおぐ』、ぜひ一度お試しください。本格的な味わいでキャンプめしが充実し、幸福度が増すこと間違いなしです！

プレミアムキャンプめし『そらをあおぐ』商品詳細（2021年9月7日時点）
二人前：10,000円 (税・送料込)
四人前：18,000円(税・送料込)
2021年9月7日より公式サイトにて販売中。