アウトドアブームに乗っかって新しいキャンプ用品が次々に発売されています。コンビニで見かける雑誌にもクッカーやバッグにタンブラーなど、付録と思えないような商品が付録として見かけるようになっていますよね。
そんな雑誌の付録のキャンプギアの中から「おっ!コレ良さそう!」と手に取ったのがアウトサイドベースのシェラカップです!
雑誌の付録でありながら直接火にかけられるということで試してみましたので、その特徴や使い勝手も含めて紹介していきます!
目次
アウトサイドベースのシェラカップを開封!
手に取ってみるとかなり大きな雑誌…なのか?とにかく分厚かったです(笑)
雑誌の付録というよりも雑誌の方が付録
ベタ置きされている状態だとわかりませんが、手に持ってみると雑誌とは思えないくらい大きな箱がくっついています。
本の部分が極薄です笑
これはもはや雑誌の方が付録レベルです(笑)
そして中身はこんな感じ入ってました!
1個1個がきちんと収納されていました!
ちなみに値段は税込2860円。雑誌としてはかなり高いですが、シェラカップ2つ分の値段と考えると妥当なところでしょう。
アウトサイドベースのシェラカップの公式スペックは?
持っていた100円ショップのシェラカップと比べてみました!
大きさは丁度良いサイズ!
開封して100円ショップのシェラカップと比べてみると、100円ショップのより一回り小さいサイズと一回り大きいサイズで個人的に絶妙に丁度良いサイズ感でした。
真ん中が100円ショップのシェラカップ
こうして並べてみると、真ん中のサイズも欲しいなぁ〜と思っちゃいますね(笑)
そして公式スペックはこんな感じ。
小 | 大 | |
サイズ | 高さ43ml × 上部直径97ml ×底部直径65ml | 高さ48ml × 上部直径130ml ×底部直径80ml |
---|---|---|
容量 | 220ml | 420ml |
材質 | ステンレス | ステンレス |
製造元 | 中国 | 中国 |
雑誌の表紙によく書かれている「実物大」。この本にも書かれていますが想像力の乏しい自分には立体的にイメージ出来なくて全く参考になりません(笑)
ステンレス製で軽い!質感は良さそう
大サイズと100円ショップのものと持ち比べてみたところ、サイズが大きくてもアウトサイドベースのシェラカップの方が若干軽い印象でした。
また見た目がとても綺麗で質感的にも良く、付録としては結構頑張ってると思います!
強度的にもしっかりしている!
続いて強度の確認ですが、100円ショップのものは裏から押すとペコペコしたり如何にも安そうなオモチャのような感じの物があります。
軽いということは強度的に弱い?(雑誌の付録だし…)と最初は不安でしたが大丈夫そう。
2つを比べている時に気づきましたが、叩いた時の音が違います。
100円ショップの方は極端に言うと「ポンポン」という感じの軽くて安そうな音がしましたが、アウトサイドベースの方は「コンコン」と金属の音がちゃんとしていました!
直火でも変形せず!無理は禁物だが安心して使えそう!
使ってすぐに変形したらガッカリ過ぎるよなぁと思いつつも、これから使いこなして行くには実力を知らねばならない!とカセットコンロで火にかけてみました。
ロックの部分の辺りから取っ手も熱くなってました
水を弱火で火にかけてみましたが2〜3分程度でしっかり沸騰。
外見上も変形など見られず安心!
このシェラカップに限らず空焚きは変形してしまう恐れがありますが、とりあえず基本的な実力は十分にあることが分かりました。
アウトサイドベースのシェラカップを実際に使って気付いた良いところ!
ゲットしたその日に早速使ってみました!
大きさ違いは使い勝手が良い
お家ご飯もシェラカップにするだけでキャンプ気分になりますよね。
キャンプの帰りにゲットしたので実際にキャンプで使うのは次回のお楽しみですが、せっかくゲットしたので、その日の夕飯はこのシェラカップを使ってマグロ丼を作ってみました!
キャンプで肉を食べた後はお刺身が食べたくなります笑
大きい方にはご飯、小さい方には味噌汁を盛り付けてみましたが、サイズがピッタリで個人的には満足のサイズ感でした。
直接火にかけることが出来るのはメリット!
味噌汁はインスタントにしましたが、それは直火OKの実力を見る為!
小さい方でやってみました
家のガスコンロで火(弱火)にかけてみましたが、ほんの数秒で中の味噌が動き始めました。周りはかなり熱々になっているようで、中身が揺られて触れるとジュー!と音が。熱の伝わり方は良い印象でした。
サッと短い時間なら大丈夫ですが、取っ手の部分まで熱くなるので火傷の危険があり、素手ではあまりやらないように注意です!
取っ手が折り畳めるのでコンパクトに収納可能!
シェラカップは取っ手が付いていてとても使い易いギアですが、収納する時にはその取っ手のせいでかさばってしまいます。
このアウトサイドベースのシェラカップは取っ手を折り畳めるのがメリットで、買う決め手になったのもこの部分でした。
収納時もガタつきもなくイイ感じ
折り畳めば2つ重ねてスタッキング可能!こうすることでクッカーの中に入れることが出来るので、ココはとっても気に入っているポイントです。
取っ手はなかなかしっかりした作り!
簡素な作りながら取っ手の部分は大きなガタ付きもなくしっかりしていました!
取っ手はつまんで縮ませて展開し、カチッとなるところでしっかりと固定されます。
両側から押してクルッとします
またこういった機構のものは使っている時に誤って閉じてしまわないようにロックがついていますが、このシェラカップにもしっかりと付いています。
根本までスライドさせてしっかり固定
ロックをスライドさせておくことで持っているうちに緩んでしまう恐れもなくなり安心して使うことが出来ますが、大サイズの方だけ少しロックが緩い感じがします。
小サイズはしっかり固定されました!
しっかり固定されているので、ロックが多少緩くても機能としては十分に役目を果たしますが、この品質のバラツキは雑誌の付録だからなのかなぁと思っちゃいました。
調理しやすい目盛り付き!計量カップとしても使えるので便利です!
キャンプギアは一通り揃っていますが、調理器具類(肉を焼く器具だけは豊富)はまだまだな自分。そのため料理する時にレシピを見ながら作っても、目分量(特に水の量)でやってしまう事が多々ありました(笑)
このシェラカップは大小のどちらも目盛りが付いているので、これで調理する場合はもちろん目安になり、また計量カップとしても使えるようになっています。
アップのロゴ、輝くステンレスが良い!
この目盛りのおかげで、いつも日によって味の濃い薄いのあったインスタント味噌汁が初めて丁度良く出来た気がします(笑)
目盛りはしっかり合っています!
目盛りが良い!と言いましたが、シェラカップの目盛りは安物だとズレていて正確に測れない場合がある…という話を聞いたことがあるので念の為に計量カップを使って調べてみました。
本当に細かい数値までは分かりませんが、小サイズの200mlと大サイズの300ml共に計量カップで測ったものとほとんど誤差はありません。
雑誌の付録と言えど細かい部分までしっかりと作られているのが分かります。では改めて…目盛りがあるのは便利です!!
アウトサイドベースのシェラカップの注意点!
良い点は沢山ありましたが、雑誌の付録だからこその注意点もいくつか気になりました。
直火にかけた場合は高温注意!
直火にかけて温め直したお味噌汁。熱々を飲もうとしたら、周りが熱くて口を火傷しそうになりました(苦笑)
サイズが小さいので思ったよりもすぐに全体が温まり易く、そして火から離した後も中のお味噌汁(スープ)の熱が伝わっていて油断していると結構危ないです。
このシェラカップに限らず、金属製の器ならどれでも言えることですが、家庭で使っているような陶器の器と同じで考えていると危険です。
スープや温め直し役として使おう!焼き料理には不向き
直火OKでも基本的にシェラカップは構造的に板厚が薄いので、どうしても炒め物などの焼き料理に使うと焦げやすいのは注意点の1つです。
もつ煮を温めてみましたが焦げずにバッチリでした!
せっかくデザインもよくサイズも丁度良く気に入っているので、焦げ付き易い焼き料理や直火は控えて長く使っていきたいと思っています。
ただ無骨なスタイルで調理器具として使うのもカッコ良くて憧れるんですけどね(笑)
取っ手の曲げが短い
キャンプ場でシェラカップなどを吊るしている光景よく目にしますが、このシェラカップは曲げが他のと比べて短く引っ掛けづらい構造になっています。
S字フックのようなものが付いていれば問題ありませんが、無い場合はテーブルに置いておくか、しまっておくしかありません。
理想のイメージ
この写真の様にシェラカップ単体でも引っ掛けることが出来るともっと良かったなぁ〜と、あと一歩だけ痒いところに手が届いて欲しかったなぁと思った部分でした。
アウトサイドベースのシェラカップの総評
チャムスのクッカーに続いて雑誌の付録ギア2つ目となったアウトサイドベースのシェラカップは、あと一歩…と思う部分はあるものの、個人的には雑誌の付録ながら満足出来るシェラカップでした。
これに限らずシェラカップ自体が焦げ付き易いのでその点は注意が必要ですが、直火可能なのでスープやコーヒーなどは気軽にサッと温め直す事も出来るし、サイズ違いなので用途に応じて使い分けも出来るので使い勝手が良くなかなか気に入っています。
これからの季節は寒くなっていくので、焚き火をしながら小サイズの方にはお酒のお湯割り、大サイズにはツマミを盛り付けてゆっくり過ごしたりしたら最高だろうなぁなんて、早速次のキャンプのことを考えてました(笑)
この時のツマミは鍋かな?冷めても温め直せるし良いかも!なんて、今からワクワクしています!
ギア
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