神奈川県横須賀市の市街地、大型ショッピングセンターが連なる海岸通りの「うみかぜ公園」には、予約不要で誰でも気軽にバーベキューやデイキャンプが楽しめる無料スポットが設置されています。
利用料は無料で、夏には水遊びもできるファミリーに人気の公園ですが、冬場は人も少なく静かにキャンプができる穴場のエリアとなっていますので、都心近くでデイキャンプ場やバーベキュー広場を探している方におすすめですよ。
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目次
うみかぜ公園の基本情報
住所 | 〒238-0013 神奈川県横須賀市平成町3丁目3-23 |
---|---|
電話番号 | 046-826-2899 |
営業期間 | 通年営業 |
利用時間 | 24時間 ※バーベキューは日の出から日没まで |
利用料 | 無料 |
駐車場 | 【普通車】 ・午前7時~午後10時まで 最初の1時間320円、以後30分毎に160円、上限640円 ・午後10時~午前7時まで 1時間につき100円 【バイク】 無料駐車場あり |
水道・トイレ | 有り |
公式サイト | うみかぜ公園 | 横須賀市港湾緑地 |
うみかぜ公園は東京湾に面していて、バーベキュー広場からは沖合に浮かぶ猿島を眺めることができます。夏には近くにある三笠桟橋から猿島に渡る定期便が出ているので、フェリーに乗船して無人島での日帰りバーベキューを楽しむのも面白そうです。
公園利用時の注意事項
うみかぜ公園の利用ルール
- デイキャンプ利用のみ(宿泊は不可)
- ゴミは持ち帰り
- 焚き火、花火、直火は禁止
無料でキャンプエリアを利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプの利用が制限・禁止される場合があります。
ゴミのポイ捨てや不法投棄を発見した方は、下記までご連絡下さい。
- 警察署 横須賀警察署生活安全課 046-822-0110
- 市の連絡先 資源循環部廃棄物対策課 046-822-8469
- 公園管理者 うみかぜ公園管理事務所 046-826-2899
その他の注意事項やキャンプ場からのお知らせは市の公式サイトにてご確認下さい。
テントサイトの予約・申込方法
- 予約不要
- 場所取りは日の出後から可能
- 場所取り用ロープやテープを張ったままBBQをする占有行為は禁止
- 日没には撤収
うみかぜ公園でのバーベキューやテント張りの予約は不要ですが、利用時間は日の出から日没までの間と決められています。他にも通行人の邪魔になる場所にテントを張ったり荷物を置くことも禁止されていますので注意して下さい。
有料駐車場が完備
うみかぜ公園には時間貸しの有料駐車場があります。普通車は午前7時~午後10時まで最初の1時間320円、以後30分ごとに160円掛かりますが、上限額が最大640円となります。
バイクや自転車は無料で利用できるので、バイクキャンプだとすべて無料でお得ですね。
うみかぜ公園の施設案内
うみかぜ公園にはバーベキューやテント張りが可能な芝生広場の他に、遊具やじゃぶじゃぶ池、スケートボードエリアや壁打ちテニスコート、3×3のバスケットコートなども設置されています。
テント張りができる芝生広場をメインに、公園内の設備についても合わせてご紹介致します。
管理事務所
デイキャンプやバーベキューの申請は必要ないので、管理事務所に立ち寄ることも無いかと思いますが、広場を利用するにあたって不明な点があればこちらで確認ができます。子供用の芝すべり用ソリの貸出なども行なっていますので、ファミリーで訪れた際には利用してみてください。
キャンプエリアの様子
うみかぜ公園のキャンプ可能エリアは木が生えているエリアと広場になっているエリアの2つに分かれています。
どちらも地面は芝生ですが、場所によっては芝生が剥げて土がむき出しになっている場所もあるので、テントを張る際は汚れないように芝生の部分を選びたいところ。冬の時期なら選びたい放題です。
芝生広場はかなりの面積を誇りますが、夏場になると至る所にテントが張られて大賑わいを見せる人気のバーベキュースポットのようです。
出典:Feel SHONANこちらは夏の芝生広場の様子。こんなにも人気の場所が、冬になると貸し切り状態で使えるというのは得した気分になりますね。
水道・かまど・炊事場
公園内には水道も設置されていますが、かまどや炊事場は設置されていませんので、バーベキューをする場合はバーベキュー用のコンロや焚き火台を用意しましょう。
薪での焚き火は禁止されていますが、炭火は利用可能なので、調理する際は卓上コンロなどがおすすめ。
トイレ
芝生広場の近くにはトイレも2ヶ所に設置されています。
男性用トイレの個室は和式でしたが、多目的トイレは洋式となっていました。定期的に清掃はされていますが、いかにも公衆便所といった古さは感じられます。
じゃぶじゃぶ池
バーベキュー広場の奥には「水の丘」という噴水が出るじゃぶじゃぶ池が設置されています。
冬場は停止していて、ちょっとしたステージのようにも見えますが、7月~9月の土日祝日は子供たちに大人気のエリアになるそうです。
出典:うみかぜ公園 | 横須賀市港湾緑地公式サイトに掲載されている夏のじゃぶじゃぶ池の様子がこちら。噴水の人気ぶりもそうですが、池の周りに設営されているテントの数が尋常じゃないですね。
子供用の遊具
うみかぜ公園には子供用の遊具も設置されていますので、夏場だけでなく冬にファミリーで訪れてもたっぷり遊んで帰ることができますよ。
BBQレンタルショップうみかぜ
バーベキュー広場のすぐ側に、バーベキュー用品のレンタルショップが併設されているので、手ぶらでバーベキューを楽しむことができます。
利用するにはインターネットからの事前予約が必要で、1ヵ月前から受け付けています。レンタルは機材のみで、食材は各自用意が必要ですが、近くにスーパーもあるので手ぶらで出発して楽しめるのは魅力ですね。
その他の周辺施設
自動販売機
公園内には複数のエリアに自動販売機が設置されていますので、飲み物はいつでも購入できます。食材だけ用意しておけば良いのは気楽ですね。
スケートボード&バスケットコート
公園の隣にはスケートボードエリアと、3×3のバスケットコートがあります。他の公園ではあまり見られない本格的なスケーティングエリアとなっており、全日本スケートボード協会の協力もあって初心者から上級者まで楽しめるフィールドになっているそうです。
3×3のバスケットコートは2面あり、潮風を感じながらバスケができるなんて、海外のような雰囲気です。
壁打ちテニスコート
スケートボードエリアの隣には壁打ちのテニスコートが2面設置されています。街中でこんな身近にスポーツを楽しめるというのは、やはり横須賀という街の文化が表れているのでしょうか。
こちらも特に予約不要で、空いていれば誰でも利用できますが、この日は平日の午前中だというのにどちらのコートも埋まっていました。土日ともなればかなりの人気が予想されます。
マウンテンバイクコース
出典:うみかぜダートコースボランティアFacebookさらにテニスコートの裏にはマウンテンバイク用のコースまで完備されています。2020年の東京オリンピックの競技にもなったBMX(バイシクルモトクロス)を誰でも楽しめるように、ボランティアのスタッフさんが定期的にコース整備をされているようです。
これは子供だけでなく、大人も童心に帰ってヘトヘトになるまで遊びたくなりますね。
うみかぜ公園でのデイキャンプにあると便利な道具
うみかぜ公園内には「BBQレンタルショップうみかぜ」があるので、食材だけ持ち寄れば手ぶらでバーベキューが楽しめますが、レンタルではなく自分で用意したい場合は最低でも以下の道具があればバーベキューが楽しめると思います。
卓上コンロ
卓上のミニバーベキューコンロとして使えるFENNEK Light(フェネックライト)のバーベキューコンロ。サイズ感はコンパクトでソロから少人数キャンプで楽しむのにぴったり。焚き火台としてもマルチに使える上に、固形燃料や炭を使って卓上調理をするのにも便利です。
木炭
マッチやライターで着火できるロゴスの使い切りタイプのヤシガラ炭。1個で4枚のステーキが焼ける程度の火力があり、こちらもソロキャンプで気軽にバーベキューを楽しむのにぴったり。
トング
トングは必須ではありませんが、持っていると何かと便利。炭を動かす炭バサミとして使っても良いですし、生肉を掴む用のトングとして使用するのも良いです。ソロキャンプなら邪魔にならない小さいサイズがおすすめ。
折り畳みテーブル
天板がステンレスで熱いものをそのまま置いても焦げたり溶けたりしない、ユニフレームの焚き火テーブルは定番のアイテム。卓上コンロを木製テーブルで使用すると焦げる不安がありますが、こちらはそういった問題は無し。
キャンプチェア
収納サイズに余裕があるならチェアはしっかりしたタイプのウッドチェアがおすすめ。しっかり体を支えてくれるので、座っている時間が長いデイキャンプでも身体への負荷を抑えて座り心地も抜群です。外でも家でも使いたい洗練されたデザインも魅力的。
うみかぜ公園で気軽に無料デイキャンプを楽しもう
東京から片道1時間程度の横須賀エリアに、誰でも無料で利用できるキャンプスポットがあるのを知らなかった方も多いでしょう。うみかぜ公園の近くには大型デパートのLIVINよこすか店や島忠ホームズ、ノジマモール横須賀なども揃っているので、炭や食材なども近場で揃えられます。
他にも、うみかぜ公園は釣りスポットとしても有名で、アジやイワシ、サバ、カレイなども釣れるようです。釣った魚をその場で調理して食べる、なんてことが出来たら楽しそうですよね。冬の時期でも週末にはデイキャンプを楽しまれている方がいますが、海がすぐ側なので海風が強い日はくれぐれも火の扱いには気を付けて楽しんで下さいね。
ギア
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