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岩手県奥州市のつぶ沼園地キャンプ場は登山者も訪れる山奥で見つけた穴場のキャンプ場!

岩手県奥州市のつぶ沼園地キャンプ場は登山者も訪れる山奥で見つけた穴場のキャンプ場!

ドライブが趣味の友人に「この前ダムの近くでキャンプしている人を見かけたよ」と漠然とした情報が入ったのでGoogleマップで近くを調べてみると、確かに岩手県奥州市にある胆沢ダムの近くで「つぶ沼キャンプ場」の文字を発見。

この地域は東北在住の筆者からしても「すごい山奥」、「雪が多い場所」、そして「街から離れている」というイメージの場所という認識でしたが、今でも利用されているキャンプ場ならば行かねばならない!と、早速ドライブしながら下見に向かってみました!

つぶ沼園地キャンプ場の基本情報

つぶ沼キャンプ場は岩手県奥州市が管理しているキャンプ場で、誰でも自由に利用出来ます!

つぶ沼園地キャンプ場の所在地は山奥!料金は無料!

平日は完ソロ率高し!と口コミに書かれるくらいの穴場のキャンプ場。

連絡先 胆沢総合支所地域支援グループ
所在地 岩手県奥州市若柳字谷子沢
利用期間 5月1日 〜 11月15日
電話番号 0197-34-0313
料金 無料
交通アクセス(車) 東北自動車道水沢ICから車で約40分

ただし登山コースもあるくらいの山奥にあるので、冬季間は積雪のため利用は不可。利用する場合は春から秋の間で計画を立てましょう!

つぶ沼園地キャンプ場へのアクセス方法

つぶ沼キャンプ場は最寄りの水沢ICから約40分、そして道中にはお店らしいお店も無い山奥にありました。

ただ到着した時の自然に囲まれた爽快感は格別でしたよ〜!

予約は不要!

しっかりと整備されていて綺麗な場所なのに、予約も申請も一切不要!

入口には大きく全体マップが!

フリーサイト、カーサイトに分かれていますが、どちらも早い者勝ちなので混みそうな大型連休は早めのチェックインを!

つぶ沼園地キャンプ場施設紹介

つぶ沼キャンプ場は知られざる秘境感がありました!

木陰のあるフリーサイト

つぶ沼キャンプ場のフリーサイトはすぐ近くに炊事場がある一帯。マップで言うと『キャンプ場』と書かれた辺りがフリーサイトになっていました。

車両も入れるので荷物の積み下ろしも楽に出来ます

写真だと距離感が分からないと思いますが、これは地形が平坦になっている証拠!平らなのでどこに張っても快適に過ごせます。

奥から撮影

木陰もあるので暑い日でも涼しく過ごせそう!

炊事場の横も広い広い!

こんなに良い場所が土曜日なのにガラ空き!穴場発見!大発見!

キャンプ場に着いた時はちょっと小さいキャンプ場だなぁ〜と思いましたが、一通り歩いてみるとテントも10〜20張り以上は余裕そうなくらいの広さがありました。

先着5区画のカーサイトは超オススメ!

これまで自分が利用させて貰ってきた無料のキャンプ場の中でダントツのカーサイト。有料のキャンプ場よりも綺麗かもしれません。

キャンプ場に入っていきなりこの景色!無料と聞いていましたが「本当に良いの?」と目を疑ってしまいました(笑)

車を停める場所は全て砂利が敷かれていて入り易く、テントを張る場所はしっかり芝生。

焚き火など火を扱う場所はコンクリートで養生されているので、芝生を焦がしてしまう心配が無いのも良いところ。

ちょうど良い間隔で、お隣さんがいても静かに過ごせそうな距離感。向きを変えればグループでの利用にも最適。

何度でも言います。ココは本当に無料?

駐車場はキャンプ場と登山者用の2ヶ所

つぶ沼園地キャンプ場の駐車場はフリーサイトの横にありました。

ただ面積的には広そうでしたが、季節的に草がグングン成長する時期の為か少し狭く感じました。

より森に近いので熊が出て来そうな雰囲気…

入口はお茂り感が半端ない!

混み合う時以外はサイト内の通路に停めている様だったので、よっぽど利用者が多くない限りは全然大丈夫そうでした!

車は沢山あるのに人の気配はゼロ。登山中かな?

こちらの最初に辿り着いた駐車場はどうやら登山者用の駐車場。かなり広いので余裕で停めることが可能で、トイレもあるので休憩にも良さそう。

カーサイト側にあるので、こっちにわざわざ停める人は少なそうです(カーサイトが快適過ぎなので笑)。

炊事場は結構広い!

神殿の様なデザインはどうやら頑丈な煙突のため。

かまども水道も完備で綺麗に掃除されていましたが、山の中ということもあり年季が入っている感じがしました。

よく見ると柱には昔のヤンキー感漂う落書きがありました笑

ただこんな山奥で水道が自由に使えるのはとても便利です。

トイレは簡易水洗!大きいのは注意!?

山奥にあるのにかなり立派なトイレでしかも水洗。

山の中にフィット…しないデザイン!

なかなか広くて綺麗なトイレ。

大きい方は和式タイプでしたが掃除も定期的にされている様でした。

中は古さは感じますが、十分に綺麗なので特に不満を感じません!

が、大きい方に何やら張り紙を発見。

なになに…流れない時はバケツで流せ…だと?良いけど…別に自分の出したものだから良いけど…!でも誰かに見られたら恥ずかしさMAXじゃない!?笑

管理棟の名残(?)を発見

今は使われていない様でしたが、キャンプ場内に建てられた立派な建物はどうやら管理棟。

まだまだ使えそうな感じなのに入口も窓も全て封鎖されていて、如何にも「使われていません」の雰囲気。

お給料だけもらえればずっと住み込みで管理人しますけど?なんてね(笑)

森とふれあい施設

キャンプ場から道路を挟んだ反対側に超立派な建物がありました。

鍵が掛かっていて誰もいませんでしたが、イベントなどが開催される時に開放されるみたいです。

キャンプ場としても使えそうな広い場所も!

これはフェスでもするんでしょうか?キャンプ場の方よりもだいぶ広かったです!

つぶ沼園地キャンプ場の良い所

無料のキャンプ場ながらとても良い場所でした!

つぶ沼園地キャンプ場は穴場!

ここはしっかりと草も刈られて快適に過ごせる環境が整っているのに、あまり混み合う事が少ない穴場のキャンプ場。

大型連休のタイミングによっては「今日は多いなぁ〜」ということもあるみたいですが、平日は基本的に完ソロが出来ると口コミでも評判です。

キャンプ場は木々に囲まれていて秋の紅葉も見応えがありそうだし、ちょうどその頃は空気も澄んで星空も綺麗に見えるので、これからの季節にオススメです!

登山のベースキャンプに最適

つぶ沼園地キャンプ場は登山者も多く訪れる場所。

キャンプ場から少し離れた場所に登山道の入り口を発見。

頂上まではどのくらいなんでしょうか?

登山をしつつ、キャンプをしつつ。アウトドア派には最高の場所でしょう!

誰もいないのにフリーサイトにテントがポツリ。登山中?

車中泊にも最適なカーサイト

個人的にこの場所で1番良かったのはやっぱり綺麗なカーサイト。

しっかりと砂利が敷かれているので車の乗り入れもし易く、区分けもされているので自分だけのスペースを簡単に作れちゃいます。

人工芝のパターンもありました

山奥だからテントで1人で寝るのはちょっと心細いな…という方でも安心。テントを張らずに立ち寄ってドライブの中継地点にするのもアリですよ!

圧巻の胆沢ダム

近くには胆沢ダムがあって、その大きさに圧倒されました。

迫力がある風景です

世の中にはダムカードというものが存在するらしく、ダム巡りを趣味にしている方もいるらしいですね。

確かに凄い。マジで超デカイです

写真だと「わぁ〜凄い〜」くらいですが、実物はかなり高い場所から見下ろすのでブルっちゃいます(笑)落ちないと分かっていても手摺りギリギリには行けませんでしたね〜(苦笑)

つぶ沼園地キャンプ場の注意したい所

山奥にあるのでつぶ沼キャンプ場を利用の場合は安全に気を付けて下さい。

電波が入り難い?万が一に備えて

自分が訪れた時は丁度(?)全国規模の電波障害(au)が起きた日だったので気付きませんでしたが、山奥にあるのでキャリアによっては携帯電話の電波が繋がり難い場所の模様。

山、山、山…!

かろうじて自分の携帯は圏外にはなりませんでしたが、怪我や事故には十分気を付けたいところです。

熊の出現率高し!?食べ残しの処理は怠らず

こういう場所ではもはやテンプレの“クマ出没注意“の文字。

トイレに大きく張り紙が…

最近はキャンプ場に限らず民家の近くでも目撃情報があるので田舎あるあるに感じてしまいますが、テントで寝るキャンプでは普段より注意が必要です。

なんか他で見るよりリアルだぞ…

熊に限らず、食べ残しは他の野生動物を呼んでしまうこともあるので、就寝前はゴミも含めて車内に入れて必ず片付けをするように心がけましょう!

無事故で帰宅してこその楽しいキャンプですからね!

トイレットペーパーはありません!

山奥にあるとは思えない立派なトイレがありましたが、実はココのトイレには備え付けのトイレットペーパーはありません!

登山用のトイレも同様です

しかも流れない時はバケツで流す必要があるので、用を足した後に拭けず、その上せっせと水を汲んで流している姿を他の誰かに見られたら…考えただけで焦りと恥ずかしさでパニックになりそう(笑)

とりあえず2ロールくらいは常備をオススメします!

つぶ沼園地キャンプ場は少し難易度高めかも

綺麗に整備されているのに予約不要で無料、そして混み合う事も少ない…と、かなり好条件のつぶ沼キャンプ場は、個人的にかなりオススメ出来るキャンプ場でした。

ただ注意したいのはやっぱり山奥の無人キャンプ場という点。「街から遠い」、「携帯も繋がり難い」、「熊の目撃情報もある」、これを考慮するとキャンプに慣れている中級者以上向けなのかもしれません。

しかし『キャンプ人口が増えて静かに過ごせなくなったぜ…』、『車中泊にするから熊もへっちゃら!』、『キャンプ中に携帯?使わん!』という方には是非候補に入れて欲しいキャンプ場でした〜!

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ギア
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  • 説明くん
  • キャンプ歴7年ながら年間数回の未だに初心者キャンパー。日々のストレス発散の為、今年からはなんとしても年間10泊以上が目標。キャンプもしつつ車中泊も楽しむ30代です。

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