第二次キャンプブームが起きてから、いわゆる「ブーム内のトレンド」として注目が集まってきたのがロッジ型テントだ。かつては鉄骨を組んでフライシートをかけることから「鉄骨テント」と呼ばれていたが、今では時代に合わせて様変わりしている。
2022年10月20日にS’moreから発売される「Dolce lodge(ドルチェロッジ)」についても、トレンドを掴んだキュートな見た目と、快適に過ごせるための工夫などが詰まったテントに仕上がっている。これは女子キャンパーを中心に売れそうだ。
レトロと新しさが合わさった「ネオクラシック」なデザイン
ここ最近のロッジ型テントは、窓をたくさん設けて景色を楽しむことが出来るのがトレンド。ドルチェロッジも前後左右に窓を設けて、テント内にいながらも外とのつながりをきっちり確保。
窓にはメッシュが入っており、開放状態であれば外気を存分に取り込むことが出来る。ちなみに窓だけにとどまらず、テント背面には2か所のベンチレーションがあるのでさらに通気性がアップしている。
この窓がたくさんレイアウトされていることで、見た目にも可愛らしいデザインになっており、クラシックなスタイリングと共にキュートな雰囲気が合わさり、まさに「ネオクラシック」なテントだ。
H字のバーを立ち上げるだけの簡単設営
設営自体は非常に簡単で、感覚的にはワンポールテントとドーム型テントの間といった感じ。テントを広げて4隅をペグダウンし、テントの左右を渡すポールと、縦のポールを組み合わせたH字のバーを左右のサイドポールで立ち上げるだけで、簡単に広々としたリビング空間が出来上がる。
実際に設営動画を見ても特別な作業は必要なさそうで、子どもの面倒を見ながら設営しないといけないファミリーキャンパーにとっても嬉しい仕様となっている。
シーンを問わずに使える工夫も
テントの生地にはTC素材、つまりコットンとポリエステルの混紡生地を使用しており、暖かい雰囲気と保温性、また火の粉が当たっても燃え広がりにくい特徴を持つ。前述した窓を全開にすれば外気を取り込み、室内を涼しく保つことも出来そう。
見た感じではフライシートとグランドシートは一体化しているので、地面から隙間風が入ってくることは無さそうだ。壁も垂直に近い形で立ち上がっているので、雨天時のテント内おこもりキャンプという形になっても圧迫感が少ない。
クラウドファンディングで2,600万円調達しただけはある!
実はこのテント、クラウドファンディングで2,600万円もの資金を調達した実力派なのだが、一般販売されたらどうなるのかは未知数。このテントが欲しいというキャンパーはある程度クラウドファンディングの時点で応援購入をしているので、ライト層がどこまでこのテントを選ぶかが成功の分かれ道となる。
2022年10月20日に公式オンラインショップにて発売を予定しているが、執筆時点では時間の発表が無い。日を跨いだ瞬間か、朝の営業開始時間に合わせてか、もう少ししたら情報が出るかもしれないので、公式ホームページなどをこまめにチェックしておきたい。
製品スペック
サイズ | (約)305×305×198~203cm |
---|---|
収納サイズ | (約)96×30×30cm |
耐水圧 | フライシート…350~500mm、フロアシート…3,000mm |
UVカット | UPF50+ |
重量 | (約)30kg |
素材 | <テント本体>コットン35%、ポリエステル65%、ポリコットン素材(TC) <シート>500gPVC <フレーム・ペグ>鉄 |
製造 | 中国 |
同梱物 | ガイロープ×4、リッジポール(90cm)×1、リッジポール(160cm)×1、スリーブポール(70cm)×1、サイドポール(205cm)×2、ルーフバー(85cm)×4、タープポール(175cm)×2、ペグ大×4、ペグ小×18 |
販売ページ | S’more公式オンラインショップ |
ギア
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