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カーカムスに激似!?Kodiak Canvasのコットンテント設営レビュー

カーカムスに激似!?Kodiak Canvasのコットンテント設営レビュー

去年我が家では、今まで愛用していたVAUDEのカンポファミリー4が召されたのをきっかけに、念願のコットンテント Kodiak Canvas(コディアックキャンバス)を手に入れました。今ではなくてはならない存在に。今回はそんなKodiak Canvasの設営方法とレビューを紹介します!

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Kodiak Canvasってどんなやつ?

コディアックキャンバスロゴ引用:KODIAK CANVAS

Kodiak Canvasはアメリカのロッキー山脈の麓にあるテントメーカーです。なんでも、コットンテントでは本家アメリカで売り上げナンバー1だそう。コットン100%のどっしりした雰囲気から、グランピングでもよく使用されています。

公式サイト:Kodiak Canvas(英語)

ファミリー用テントをKodiak Canvasに決めた理由

新しいテントはとにかくコットンテントにしたくて、まず最初に目を付けたのはカーカムス。これまたアメリカの有名テントブランドなんですが、こちらは家族経営から始まった小さな会社。一つ一つ手作りしてるようなテントメーカーなので、とにかく高いんです。

ちょっとうちでは手が出せず…でも、諦めきれずにしぶとく探していた時に、出逢ったのがこのKodiak Canvasでした。カーカムスとめっちゃ似てて、何度も見比べたほどです。それなのに、カーカムスの半額ぐらいで買える…!というのがなによりの決め手でした。

コディアックキャンバスyahoo引用:Yahooショッピング

コットンテントを購入するにあたり、個人的に一番気になってたのが防水性能なんですが、その点もKodiak Canvasならバッチリ。

シリコンが含まれたHydra-Sield(ハイドラシールド)といわれる特殊加工のコットンダックキャンバスを使用することで、過酷なロッキー山脈でも耐えられる防水性・耐久性に加えて、コットンなので通気性も実現しています。それでいてカビにも強い素材なので、コットン特有のお手入れをほとんどしなくていいのも大きな魅力。初めて使用した日はあいにくの雨だったんですが、撥水性のすごさに驚きました。

ファミリーキャンプにはもったいないほどのスペックですが、思い切ってポチッと我が家にやってきてくれました。

Kodiak Canvasの設営方法

コディアックキャンバス (6)

コットンテントだけあって、総重量は30㎏近く。重いし、大きいので持ち運びはなかなか重労働です。ペグ・ポール・幕と個別にパッキングされてるので持ちにくくはありません。

コディアックキャンバス (7)

まずはグランドシートの上に幕を広げます。重い分しっかりした生地なので長く使えそう。床面は完全防水の強化ビニール素材を使用しているので、地面が砂利でも問題なし。

コディアックキャンバス (7)

クマの手の大胆なデザインがブランドロゴになってます。コディアックヒグマというクマの手をイメージしているそうです。ワイルドでかっこいいですね。

チェック

参考:コディアックヒグマ

コディアックキャンバス (8)

天井部分にある両側のループに黒の細い鉄ループをそれぞれ入れます。

コディアックキャンバス (9)

次に支柱になる頑丈なポールを組み立てます。亜鉛メッキスチールで出来てる頑丈なつくりです。カチッとなる突起部分までしっかり。

コディアックキャンバス (10)

はじめにループに通しておいた細い黒ポールとメインポールを繋げます。反対側も同様に。

コディアックキャンバス (11)

ここまで出来たら左右のメインポールを真ん中で連結させます。結構力が要るので思い切ってやります。

コディアックキャンバス (13)

コディアックキャンバス (13)

これで天井部は完了です。頑丈な梁としなやかなコットンで既に美しい。ちなみに、ここまで慣れれば5分もかかりません。

コディアックキャンバス (14)

コディアックキャンバス (15)

あとは両サイドのポールをサクッと組み立てて左右の金具に差し込むと・・・

コディアックキャンバス (17)

こんな感じでもう自立します。テントを先に固定すると頑丈なポールを上下の金具にはめ込むのにかなり力が必要なので、私はここまでしてからペグを打ちます。でも、シートを広げた時点で先に4ヵ所ほど止めちゃってもOK。そっちのほうがグラつきはありません。

ちなみにペグ穴は16か所もあります。結構多いので、うちは悪天候でもない限り全部は止めません。止めるのも外すのも地味に時間がかかりますからね。

コディアックキャンバス (1)

ペグダウンして、もう完成です!

キャノピーの長さも十分あって、靴おいたり、夜露よけに便利な広さです。必要なければロール収納しておけます。入口も2か所あって、半分はメッシュ網がついてるので、夏でも快適に過ごせます。まだ試したことはありませんが雪の中でも使用できるので、オールシーズンこのテントで大丈夫ですね。

コディアックキャンバス (18)

コディアックキャンバス (19)

たっぷりしたポケット収納が左右に2か所ずつあって小物入れに便利です。

コディアックキャンバス (20)

室内はコールマンの2人用シュラフを引いてもまだ半分以上ゆとりがあります。

4人家族+荷物にちょうどいいサイズで、天上も高いので全く圧迫感がありません。着替えも楽ちんです。撤収時にひとつ注意する点は、一枚のシートなので、綺麗に畳まないと、かなり嵩張ります。この時窓はメッシュにしておくと空気が抜けて畳みやすいです。

Kodiak Canvasのいいところ

ここからはさらに掘り下げてKodiak Canvasの魅力をお伝えしたいと思います。

コットンなので過ごしやすい

100%コットンの気持ちよさは想像以上です。せっかく自然の中で過ごすなら、やはりナチュラル素材がおすすめです。空気を目一杯通すコットンテントで眠ると、朝の目覚めの良さが全く違います。グランピングで人気があるのも納得の、ワンランク上のテントだと実感できます。

コディアックキャンバス-3-1

人と被らない

日本でも2018年6月に株式会社Dairy Corporatinが総代理店契約。正規代理店として卸売業展開がされましたが、まだまだ珍しいテントであることに変わりありません。キャンプ場で目立つことまちがいなし。クラシカルな雰囲気のロッジ型なので、人と被るのが嫌な人には特におススメです。

設営が簡単

思ってる以上にシンプルな設営方法で慣れれば完成まで10分もかかりません。これはファミリーキャンパーにとってかなり重要なポイントではないでしょうか。収納時の大きさや重さはマイナス面かもしれませんが、車で運ぶのなら特にネックにはなりません。

また、こちらのテントには張り網がありません。張り網がないと設営もより早いし、限られたスペースでも融通が利きますよね。小さな子供がつまずいたりする危険もないので嬉しいですね。

Kodiak Canvasは家族テントに超おすすめ

コディアックキャンバス (4)

子供が小さい家族にとって、いかに早く設営できるかは常につきまとうテーマですよね。

その点、Kodiak Canvasなら1人で簡単に設営できるのが最大の強み。待ってられない子供たちとすぐに遊びにいけます。また、丈夫なコットン生地なので、子供たちが少々乱暴に室内で遊んでも気にしなくていいのも嬉しいポイント。

Kodiak Canvasには、2人用・4人用・6人用・8人用まであって、家族構成によってサイズが選べます。我が家は4人用ですが、8人用だったら両側に窓もついてるので、更に開放感を得られるでしょう。アメリカサイズなので、3人家族なら2人用テントでも十分な広さです。重いし、嵩張る部分さえクリアできれば、非常にバランスのとれたテントだと思います。

なんといってもシンプルで飽きの来ないデザインなので、どんなシーンでもかっこよく馴染んでくれます。

ポリエステルテントの軽さやコンパクトさは確かに魅力ですが、せっかくの大自然。こんなにコットンテントが素晴らしいとは知りませんでした。これからテントを購入される予定の方は、候補の一つに是非入れてほしい一幕です。

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  • ちまお
  • ちまお
  • 2児の母でキャンプが趣味のバックパッカー。
    シンプルなギアでできることを工夫するのが好きです。

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