岩本利達
トヨトミ「ギアミッション」にギア感を追求したオリジナルモデルの石油ストーブが新登場

トヨトミ「ギアミッション」にギア感を追求したオリジナルモデルの石油ストーブが新登場

冬のキャンプに持っていくか否かという議論はもはやどこに行ったのか、今や薪ストーブと並んで冬キャンプで必要なギアの代表格となった石油ストーブ。

各社から様々なモデルが発売されている中、アウトドアに持ち出すための石油ストーブを検討するのであれば、品質やデザインなどを総合するとトヨトミのアウトドアライン「ギアミッション」は外せない。そんなギアミッションからこの度、新たに無骨さが進化した新モデル「RR-GER25」が発売された。

燃焼方式に「赤熱方式」を採用

RR-GER25202301 (8)

今回発売されたRR-GER25は、RR-GE25のアップデートバージョンとも言えるモデル。従来のモデルでは灯りが美しい白光炎式だったのに対し、新モデルは側面部への暖かさで勝る赤熱方式となっている。

もちろん従来モデルの方も捨てがたいが、ギア感があって実用的という意味では新モデルの方がよりキャンプに向いていると言って良いだろう。暖房出力は2.54kWとなっており、これは従来モデルと同等。基本性能は大きく変わらないので、デザインや用途に応じて選べるようになった。

タンクのデザインが変更

RR-GER25202301 (7)
左が従来モデルRR-GE25、右が新モデルRR-GER25

ビジュアル面ではストーブ下部に位置する燃料タンクのデザインに大きく手が入った。

従来モデル(写真左)は外側に行くにつれて強い傾斜が掛かっており、柔らかくスタイリッシュな印象だったのに対し、新モデル(写真右)では角ばってずっしりとした安定感ある見た目に。これは別モデルの「ラウンドタイプ」の無骨さを取り入れており、意図的に無骨さを加えた形になる。

重量は旧モデルが約6.2kg、新モデルが約5.9㎏と見た目に反して若干軽くなっており、タンク容量も4.9Lと変わらない所を見ると、二重構造の外側部分を変更させたデザイン上のアップデートということが分かる。

RR-GER25はギアミッション専売モデル

RR-GER25202301 (2)

このモデルはギアミッションでのみ展開される専売モデルとなっており、他のシリーズには登場しないというレアさもキャンパー心をくすぐるポイントの一つ。

目指したのは「小回りが利き、気兼ねなく様々なシーンで使いやすいストーブ」とのことで、コンパクトでも力強い暖かさを感じる上に所有欲を満たすギア感強めのビジュアル、さらにトヨトミのストーブが元来備えている安心・安全な機能も相まって、アウトドアストーブとしては非常に高いレベルとなっている。

キャンプに連れていきたくなるストーブ

新モデル発売を機に、5分13秒のオフィシャルムービーが公開されている。手つかずの大自然が残るフィールドに力強く暖かなRR-GER25が灯る様はカッコいいの一言。

発売日当日でオリーブグリーンは完売となっているが、コヨーテブラウンはまだ在庫がある様子。石油ストーブを購入・もしくは買い替えを検討中の方は必ずチェックしておこう。

紹介
ギア
X 閉じる
  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

記事についてのご意見やご要望、修正依頼、表示の不具合などございましたらお知らせください。返信が必要な場合はお問い合わせフォームからお願いします。




このライターが書いた他の記事

フォローミー

キャンプクエスト公式SNS
  • 日毎
  • 月間
  • 殿堂