あるメーカーから発売されたギアをきっかけに、キャンプスタイルがガラッと変わってしまうほどのインパクトを与え、一大ブームを巻き起こす伝説とも言っても良いギアがあります。今日は筆者が個人的に思う、キャンプシーンに革命を起こしたキャンプギアをご紹介いたします。どの商品も誰もが知っている、超ド定番ギアですよ。
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目次
キャンプシーンに革命をもたらせた「ギア」の条件

今や当たり前のように定着しているキャンプスタイルを生み出すきっかけとなったギアといえば、何を思い浮かべますか?そのギアがキャンプシーンに革命をもたらせたと思う根拠は以下となります。
キャンプシーンに革命をもたらせたと思う根拠
- 今までのキャンプスタイルが一変する程のインパクトをもたらした
- 多くのメーカーから類似品がリリースされ、スタンダードになった
- 社会現象になるレベルでブームを起こすきっかけとなった
- キャンパーであれば誰もがそのギアの名前を知っていて、所有率も高い
- 今でも現役で販売、愛用され続ける超定番ギアとして周知されている

キャンプで何気なく使っているそのギアは、今のキャンプスタイルを確立させたといっても過言ではないキャンプギアかもしれませんよ。それではいってみましょう。
ヘリノックス チェア

Helinoxのチェアは軽量・コンパクトにも関わらず非常に丈夫なチェアです。今までのキャンプチェアとは一線を画す斬新なコンセプトは、あっという間にキャンプチェア界に名を轟かせました。
しかし持ち運びやすさが仇となり、当時は盗難が後を絶たない程の人気でした。

今や様々なメーカーからヘリノックスチェアのような見た目の椅子が販売されていて、どれを選んでよいのか迷う程です。キャンプチェアといえば、誰もがこの形を思い浮かべるのではないでしょうか。

見た目だけでは判断できませんが、本家ヘリノックスチェアは耐荷重や重量で他社とは圧倒的な性能差があります。今では8種類のチェアと、多彩なカラーバリエーションが展開され、オプション品も充実した定番のチェアです。
カーミットチェア

ヘリノックスチェアと双璧をなすのがカーミットチェアです。元々はバイクで運べるように分解可能なチェアとして設計されましたが、見た目のカッコよさと機能面の良さで、あっという間にキャンプシーンで人気になりました。

カーミットチェアは、ファブリックやカスタムパーツといったサードパーティー製品が充実している点が特徴です。カスタマイズ次第では、他人とは被らないチェアに仕上げることが出来るところが人気の秘密なのかもしれません。

現在、カーミットチェアは4種類のラインナップですが、どれも入手が困難で大変高額です。カーミットチェアも例にもれず、あらゆるメーカーから見た目が似ているチェアが販売されているので、そちらも人気です。いつかは手に入れたい高嶺の花です。
ルーメナー LEDランタン

LEDランタンは昔からありますが、あくまで補助的な役割でメインランタンになることはありませんでした。しかし、ルーメナーはメインランタンとして十分に機能する性能を持ち合わせていました。
ルーメナーの登場でキャンプシーンにおける照明の世代交代が起こったといっても過言ではないでしょう。

言うまでもなく、あらゆるメーカーから同じような性能のLEDランタンが発売されていて、価格から色、性能まで好みのLEDランタンをチョイスできるほどのラインナップが充実しています。

ルーメナー1つあれば事足りるという、正に照明の革命を巻き起こしたコンパクトLEDランタンです。ルーメナーが登場してからはガソリンランタンやガスランタンを見かけることが少なくなったような気がします。
ゴールゼロ Lighthouse Micro

ルーメナーを超えるLEDランタンが出ることはないだろうと思っていた矢先、一気にメイン街道に踊り出たのが「GOAL ZERO」です。
ルーメナーに対してアドバンテージになったのが、メインランタンから懐中電灯にもなる汎用性の高さとコンパクトさ。あとは驚きの低価格であったことです。

ゴールゼロが人気になってからは、各メーカーもこぞって手の平サイズの明るいランタンを販売し始めました。どのランタンも大変コンパクトなのに明るいという、どんなキャンプスタイルでも使える汎用性の高さが魅力です。

今ではルーメナーよりもゴールゼロタイプのほうが主流になっている気がします。というのがゴールゼロは一時期入手困難のギアとなり、転売ヤーのターゲットになっていたからです。
現在は購入可能ですが、値上がりをしていて、当時ほどのコスパでは無くなってきています。
YETI クーラーボックス

YETIのクーラーボックスは丈夫で保冷力が高いクーラーボックスとして脚光を浴び、あっという間にクーラーボックス界の頂点に君臨しました。
今までに見たこともない保冷力と見た目で大変なインパクトを与え、今のクーラーボックスの在り方を決定づけたといっても過言ではありません。

YETIが人気になってからは、各メーカーもこぞってYETIのような色味やデザインの保冷力が高いクーラーボックスを販売し始めました。今やキャンプ場を見渡すと、YETIのようなデザインのクーラーボックスで溢れかえっています。

最強クラスの性能と同時に、最高クラスの価格を誇るので手が出しにくいところですが、性能は折り紙付きです。今でも様々なカラーバリエーションやサイズを展開する、人気で定番のクーラーボックスです。
ピコグリル398 焚火台

焚火台といえば、嵩張る上に重いというイメージでした。しかし、ピコグリル398はたったの442グラム、ノートPCほどの大きさと薄さなのに耐久性も兼ね備えた革命的な焚火台です。某有名人が紹介したことで人気に火が付き、ブームになりました。

それ以来、あらゆるメーカーからピコグリルのような軽量でコンパクトに折りたためる、耐久性のある焚火台が販売されるようになりました。試行を凝らしたギミックの焚火台も多く、今や焚火台のスタンダードになりつつある勢いです。

ピコグリル398は、一時品切れ状態になる程の人気でしたが、現在は比較的簡単に入手できます。但し、ピコグリル398のコピー品は沢山販売されていて、信じられない安さです。正規品が欲しい方は注意が必要です。
トランギア メスティン

キャンプでご飯を炊くギアといえば「飯盒」を思い浮かべますよね。しかし、今やキャンプでご飯を炊くといえば「メスティン(取手付きアルミ製飯盒)」が主流ではないでしょうか。
様々な調理方法で調理できる携帯性に優れたメスティンは、キャンプ料理のスタイルが一変する程のインパクトをもたらせました。

メスティンは、今やアウトドアメーカーに留まらず、100円ショップや家具量販店でも製造されるほどの人気商品です。因みにメスティンを生み出したのはスウェーデンを代表するアウトドアギアメーカー「トランギア」。

トランギア製のメスティンは、使用前にバリ取りやシーズニングが必要で手間がかかるところがネックです。サードパーティ製であればそれらが不要のメスティンもあるので、お好みに応じてチョイスをしましょう。
スノーピーク ソリッドステーク

ペグはテントの付属品という常識を打ち破った画期的なペグがスノーピークの鍛造ペグ「ソリッドステーク」です。重さがネックですが、どんな固い地面であってもペグが刺るという、オートキャンプでは欠かすことが出来ないペグです。

今や、あらゆるメーカーから鍛造ペグが販売されていて、鍛造ペグはスタンダードになりました。但し、中には鋳造のペグもあるので価格だけでペグを選ぶと「思っていた以上に脆い」となるかもしれません。見た目では判断が出来ないので注意が必要です。

ソリッドステークはスノーピークの代名詞ともいえるギアで、今でも購入できます。ソリッドステークは20、30、40、50と、長さに応じて4種類のラインナップです。個人的には30センチの長さがあるソリッドステーク30が10本あれば困ることは無いと思っています。
ノルディスク レイサ6

トンネル型とも呼ばれるツールームテントは、今やオートキャンプで主流のテントです。個人的にツールームテントの先駆けともいえるテントは、デンマークのアウトドアブランド「ノルディスク」の「レイサ6」だと思っています。

その後、スノーピークの「ランドロック」や、DODの「カマボコテント」でツールームテントは一気に市民権を得ることになり、今やツールームテントを製造しないメーカーは無いと言えるくらいスタンダードな形になりました。

現在でもレイサ6はノルディスクのロングセラー商品で、改良を重ねながら進化していっている名作です。今流行しているトンネル型を代表するテントであることは間違いないでしょう。ツールームテントの台頭で、キャンプ場も区画を広くせざるを得なくなるほどの影響力です。
ノルディスク アスガルド

最後にご紹介するのは「おしゃれキャンプ」路線の元祖ともいえるテント「アスガルド」です。
CMでも頻繁に見かける白いテントは、野暮ったいと思われていたキャンプのイメージがガラッと変わってしまうほどのインパクトを与え、ブームを巻き起こしました。キャンプスタイルの多様性もこのテントから始まったのではないでしょうか。

現在ではこの流れは「グランピング」に引き継がれている印象があります。勿論、アスガルドもノルディスクのロングセラー商品で、今でも根強い人気がある名作のテントです。
キャンプギア1つでシーンがガラッと変わってしまうワクワク感

いかがでしたか?今回ご紹介したギアが登場したときのインパクトが強烈すぎて、未だに印象に残ってるのでご紹介させて頂きました。
今後も、キャンプシーンを一変させる革命的なギアが登場するかもしれないと思うとワクワクしますよね。
ギア
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