振り返ってみると、ここ最近はコンパクトLEDランタンしか使っていないことに気付きました。家にあるガソリンランタンやガスランタン、キャンドルランタンは一体何処へいってしまったのだろう?という位、LEDランタンしか使っていません。
その理由を検証しつつ、ランタンの役割について見直すことにしてみました。
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目次
LEDランタンは便利なんだけど…
ガソリンランタンやガスランタンではなく、LEDランタンをメインで使う理由として多いのが「熱を発さないので安全」「燃料代や消耗品のコストがかからない」「音が静か」「すぐに明るくなる」「面倒なメンテナンスが不要」「テント内で使える」といった感じだと思います。
とはいえ、LEDランタンだけとなると「明るさが足りない」「蛍光灯のようで雰囲気が無い」「見た目がイマイチ」といった理由もあり、オールLED化に踏み切れないのではないでしょうか。
コンパクトLEDランタンしか使わなくなった理由
私がキャンプ場でLEDランタンしか使わなくなった理由は簡単です。LEDランタンに革命をもたらせたともいわれる「LUMENA (ルーメナー) 」と「GOAL ZERO(ゴールゼロ)」に出会ってしまったからです。
この2つのコンパクトLEDランタンの出現により、LEDランタンの弱点や不便な点がほぼ解消されてしまっただけではなく、ガソリンランタンやガスランタンが無くても快適にキャンプができるようになったのです。
小型LEDランタンに革命を起こしたギア達
LEDランタンは昔からありますが、あくまで補助的な役割で、メインになることは無かったと思います。しかしルーメナーとゴールゼロは、それぞれ異なった特徴をもったギアではあるものの、メインランタンとして十分に機能する性能を持ち合わせていました。
LUMENA(ルーメナー)は、暖色系の優しい光にも関わらず、1,300ルーメンの明るさで連続7時間以上点灯可能という、正に革命を巻き起こしたコンパクトLEDランタンです。
キャンパーさんなら誰もが耳にしたことがあるかと思います。はっきりいってこれ1つあれば事足りる為、多くのキャンパーさんの支持を得ています。
GOAL ZERO(ゴールゼロ) Lighthouse Micro Flash(ライトハウス マイクロフラッシュ)は、本体サイズ約93×37.75mm、重量約68gと超コンパクトなうえ、懐中電灯にもなるという便利なランタンです。このサイズにも関わらず、明るさが150ルーメンもある点が衝撃でした。ULキャンパーさんから絶大な支持を得ているギアです。
ルーメナーとゴールゼロが、いままでのLEDランタンと何が違うのか纏めてみました。
非常に軽量でコンパクト
LUMENAは、いままでのLEDランタンと比べて明らかにコンパクトで軽量です。にも関わらず、ガソリンランタン並みに明るくて暖色系の優しい光を放ってくれます。
私が使っているのは「LUMENA2」になります。本体サイズ129×75×22.7mm、重量280gです。スマホサイズの大きさなのがお判りいただけますでしょうか。ポケットに入るサイズです。
こちらはGOAL ZERO Lighthouse Micro Flashです。ライターと比較してみると、いかに小さなランタンかお判りいただけるのではないでしょうか。
ガソリンランタン並みに明るい暖色系の光
ガソリンランタン並みの明るさのLEDランタンは昔からあります。しかしその殆どは蛍光灯のような光で暖かみに欠け、大きくて重いランタンでした。
暖かみのある光のLEDランタンが無いわけではありませんが、あまり明るくない印象です。コンパクトタイプですと補助灯程度の明るさしかありません。
ガソリンランタン並みに明るい上に暖色系の暖かい光を放つ、軽量コンパクトなLEDランタンは今まで無かったのではないでしょうか。
充電式なので電池代不要
今までのLEDランタンは電池式が主流でした。大光量のタイプともなると単一電池を数本使うなど、電池を入れるスペースを取り、重量もそれなりになりました。また予備の電池を用意していく必要もあり、電池代もばかになりませんでした。
LUMENAとGOAL ZEROは充電式なので、電池代といった消耗品のコストが0円です。しかもUSB充電式なので、車載のUSBポートやモバイルバッテリーからも充電できます。
嵩張らない美しいデザイン
今までのLEDランタンは、ガソリンランタンのような、いわゆる「ランタンの形をした」デザインが多く、小型でも嵩張るデザインなものが主流でした。
LUMENAとGOAL ZEROは、ポケットに入ってしまう位コンパクトな為、嵩張りません。ガジェットのような美しいデザインは、いままでのLEDランタンには無かったものです。
複数持っていける
私がコンパクトLEDランタンしか使わなくなった決定的な理由なのですが、小型&軽量で嵩張らないため、複数持っていくことができるという点です。
例えば、LUMENAをシェルター内に2つ配置すれば、全体を明るく照らすことができ、GOAL ZEROを補助灯代わりにテントの入り口やテントの外にぶら下げるといった使い方ができるのです。
LUMENA2つとGOAL ZERO2つでも、積載はたったこれだけです。ランタンと比較すると、いかにコンパクトかお判り頂けるのではないでしょうか。
ボタンを押すだけで電気がつき、しかも明るく、燃料や電池といった備品も不要で、その上非常にコンパクト。あまりにも便利過ぎて、いつの間にかガソリンランタンやガスランタンを持っていかなくなってしまいました。
LEDランタンではできないこと
それでは、ガソリンランタンやガスランタン、キャンドルランタンといった他のランタンは不要なのかというと、そんなことはありません。LEDランタンでは出来ない魅力をまとめてみました。
雰囲気
ガソリンランタンやキャンドルランタンは、キャンプでは矢張り主役です。これらがあるだけでキャンプ感が全然違ってきます。デザインであったり、音であったり、雰囲気であったりと、LEDランタンでは太刀打ちできない魅力がそこにはあります。
ビンテージ感
ガソリンランタンやキャンドルランタンの歴史は古く、多くのビンテージ品が存在します。それこそ世界中にコレクターが沢山居て奥が深い世界です。
そういったビンテージランタンを愛でながらキャンプをするのは、この上なく贅沢な時間です。機能性重視のLEDランタンでは絶対に得られない満足感がそこにはあります。
手が掛かることへの喜び
ガソリンランタンやキャンドルランタン、ガスランタンは、定期的なメンテナンスが必要です。何もメンテナンスをしないでいると明かりが弱くなったり点灯しなくなります。
手が掛かるからこその楽しさがそこにはあります。大切にメンテナンスをして使い続けると、何十年でも使うことができるところが魅力ですよね。
夏のキャンプでは虫よけ代わりに
夏のキャンプでは虫よけ代わりになります。ガソリンランタンやガスランタンをテントやタープから少し離れた場所で灯すと、虫がランタン目掛けて飛んでいきます。灼熱のランタンに飛び込んだ虫は即死です。LEDランタンでは出来ないことですよね。
仄かな光
いくらLEDランタンの性能が向上したとはいえ、キャンドルランタンのような独特の灯りを再現することはできません。ムーディーな演出や癒し効果もキャンプの楽しみの一つですよね。
また、キャンドルランタンは周りに迷惑にならない仄かな光なので、テントの外で常備灯として使うのに最適です。
LUMENAとGOAL ZEROの組み合わせが快適すぎる
今回この記事を執筆したことで、ガソリンランタンやガスランタン、キャンドルランタンを疎かにしていたことに気付くことが出来て、私にとって良い機会になりました。
目的に合わせて他のランタンを使えば、より一層快適なキャンプライフを送れそうです。
とはいえ、LUMENAとGOAL ZEROの組み合わせは快適すぎてやめられません。一度機会がありましたら活用してみてはいかがでしょうか。
ギア
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