岩本利達
那須の標高1150mにあるキャンプ場「HUNTER MOUNTAIN CAMPING PARK」グランドオープン

那須の標高1150mにあるキャンプ場「HUNTER MOUNTAIN CAMPING PARK」グランドオープン

首都圏でも最大級のスノーリゾート「ハンターマウンテン塩原」。ウィンターシーズンは雪に覆われる広大なゲレンデが、2024年5月1日から始まったグリーンシーズンでキャンプ場に大変身している。

その魅力はなんといっても広大なサイト。ほとんどのサイトは12m×15m以上のスペースを確保しており、大型幕でもタープと一緒に設営できそう。雪解けに合わせて順次オーブンしていき、7月には100サイトまで拡張するとあって楽しみだ。

標高約1,150mで夏でも涼しい

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標高が100m上がると気温は0.6℃下がると言われており、ハンターマウンテン塩原の標高1150mでは平地と比べて約7℃涼しくなる。東京の気温が30℃の夏日でも、23℃くらいと涼しい環境でキャンプが出来る。

さらにこれだけ標高が高い上に周りには灯りが無い為、夜は満天の星空を堪能できる。ゲレンデを利用しているためサイトを広くとれるというのも魅力的で、隣のサイトとの距離も確保している。

7月のオープンにも注目

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2024年5月1日にグランドオープンとなり、センターハウスを含むゲレンデの下半分がオープンするが、2024年7月27日からは標高1,400mの「プレミアムキャンプエリア」がオープン予定とのことだ。

サウナが着いたサイトや、ヒノキ林に囲まれたプライベートサイト、そして白樺に囲まれた広大なエリアなど、半分から上という広さにも関わらず、わずか5サイトのみ。人が少ないので広大な自然を贅沢に楽しめる。

近隣施設も遠くはない

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スキー場という事で山奥にあるのかと思いきや、近くの温浴施設までは車で約10分、コンビニまでは約20分とそう遠くはない。大自然を楽しめる場所は得てして不便であることが多いが、ここならそうした心配は無さそう。

2024年は夏季・秋季のゴンドラ運行を予定しており、山頂は遊歩道で手つかずの自然を楽しむことが出来る。

若干の傾斜に注意

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ゲレンデ特有の広くて開放的なサイトが魅力的ではあるが、ゲレンデだからこその傾斜には注意。テントサイトはなるべく傾斜の少ない場所が選ばれていると思うが、公式の注意事項によると10度前後の傾斜があるとのことなので、なるべく対策をしていこう。

とはいえ、それを差し引いても立地、環境は最高。夏の避暑キャンプとして今から計画しておくことをオススメしたい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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