岩本利達
オフロード走行とキャンプがセットに!三重県「キャンプ場Mio」が快適さUPに向けたクラファンを実施中

オフロード走行とキャンプがセットに!三重県「キャンプ場Mio」が快適さUPに向けたクラファンを実施中

三重県津市にある自然豊かな美杉町。ここにある一風変わったキャンプ場「Mio」のクラウドファンディングプロジェクトが好評だ。キャンプ場としては珍しいオフロードコースが併設した施設となっており、アウトドアビークルを走らせるにはピッタリ。

今回のクラウドファンディングでは施設の快適性を向上するための資金調達が目的となっており、開始からわずか6日でファーストゴールを達成。今はネクストゴールである300万円を目指し、Wi-Fiや電源サイトの敷設も考えているとの事だ。

サブスク型と一般型の2種類を用意

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Mioには、2020年にオープンしたサブスク型の会員制キャンプ場WOODs LAND Mio」と、遊休地を活用すべく作られた一般型のキャンプ場「オフロードランドMio」といった2種類のキャンプ場がある。

今回のプロジェクトの対象になっているのは後者の「オフロードランドMio」の方で、かつてはモトクロスコースだった場所をキャンプ場とし、オフロードコースでの走行とキャンプを同時に楽しめる珍しいタイプのキャンプ場

コース自体は全長1000mで、適度な起伏があり、難しいセクションがないとの事で、運転さえ出来ればどんな人でも楽しめるというのが嬉しい。

今回のプロジェクトでは水回りを更新

モトクロスコースをキャンプ場として蘇らせたという事もあり、キャンプに適した設備ではなかった様に見受けられる。今回の資金では、汲み取り式のトイレを水洗トイレに改装し、炊事場にある水道を深井戸を使った飲み水にするとのこと。

水回り関係はどうしてもお金がかかってしまうので、今回のようなクラウドファンディングを始めたのだと予想。様々なリターンを用意して、あの手この手で快適さをアップしようというのが好感を持てる。

ネクストゴールまでは残りわずか

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実はこのプロジェクト、開始1週間で目標を達成してしまうという注目の案件。つまり上で触れたトイレと飲み水の件については既に目途が立っている状況とあって大変めでたい。

しかし、プロジェクト終了までにはまだ時間があるということで、ネクストゴールとして設定したのは300万円。今度はこの資金でWi-Fiや電源サイトを作ることを検討している。このゴールすらももう少しで達成できそうなので大したものである。

非日常を楽しめるキャンプ場

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キャンプと言えば非日常空間を楽しむのが醍醐味の一つであるが、オフロードコースが併設というのはその中でも更に「非日常感」は強い。今回のクラファンで快適になれば、子どもも連れていきやすくなるので、さらに多くの利用客が見込まれるだろう。東海のキャンパーは要チェックだ。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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