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北海道「安平町ときわキャンプ場」オートサイトやソロキャンエリアも新設!ソロからファミリーまで楽しめます

北海道「安平町ときわキャンプ場」オートサイトやソロキャンエリアも新設!ソロからファミリーまで楽しめます

北海道の苫小牧市内から車で30分ほどの距離にある「ときわキャンプ場」は、安平町(あびらちょう)にある人気のキャンプ場です。札幌市内や新千歳空港からのアクセスが良く、道内外からたくさんの人が訪れます。

2024年には車が乗り入れ可能なオートサイトや、一人で静かにキャンプを楽しみたい人におすすめのソロキャンエリアも誕生しました。今回は2024年10月10日~11日でバンガローに1泊してきましたので、キャンプ場の予約方法や利用金額、施設などについて紹介します。

安平町ときわキャンプ場の基本情報

名称 安平町ときわキャンプ場
所在地 北海道勇払郡安平町早来北進98番地45
利用期間 4月下旬~10月末
お問い合わせ ときわキャンプ場管理棟 TEL : 0145-22-2898
※管理人常駐時間:(4,5,10月)9時~16時、(6,9月) 9時~17時、(7,8月)9時~18時
チェックイン / チェックアウト チェックイン:13時 / チェックアウト:11時

キャンプ場へのアクセス

・札幌からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して、車で約1時間10分
・旭川からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道と国道234号を経由して、車で約2時間20分
・新千歳空港からは、道道130号と道道10号を経由して、車で約25分

利用料金

区分 利用料金 備考
フリーサイト 持ち込みテント(タープ1張含む)
基本料金 2,000円
町民料金 1,000円
持ち込み大型テント(タープ1張含む)
基本料金 4,000円
町民料金 2,000円
※持込テント、タープは7人以下となります。
※持込大型テント、タープは8人以上となります。
手ぶらキャンプ 基本料金 12,000円 / 1セット
町民料金 基本料金と同じ
※テント等の設営・撤去は必要ありません。
バンガロー6人用 基本料金 5,000円
町民料金 2,500円
タープを張る場合は、1張分のみ料金に含んでいます。(2張目からは別途料金が発生します。)
ツリーハウス8人用 基本料金 5,000円
町民料金 2,500円
タープを張る場合は、1張分のみ料金に含んでいます。(2張目からは別途料金が発生します。)

安平町ときわキャンプ場は事前予約制です。予約はキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」に必要事項を入力します。2か月先の月末までの予約が可能です。

安平町ときわキャンプ場の施設紹介

安平町ときわキャンプ場は、2023年に区画サイトが新設、2024年にソロキャンエリアとオートサイトがプレオープンして、さまざまなキャンプスタイルに対応できるキャンプ場になりました。

また、テントやシュラフなど、キャンプに必要な用具がすべて揃えられた手ぶらキャンプもあり、キャンプ初心者も気軽にキャンプが楽しめます。

管理棟

安平町ときわキャンプ場に到着したら、管理棟で予約の内容を確認して料金を支払って受付をします。管理人さんから注意事項の説明を受けて、ゴミ袋を受け取ったら手続き完了です。

バンガロー

今回はバンガロー泊です。バンガローは、キャンプ場の奥に全部で13棟あります。

10月の平日ということもあって、今回もキャンプ場は借り切りで、他に利用している人はいませんでした。

利用料金は、基本料金が5,000円で、安平町の町民は半額の2,500円です。タープを張る場合は、1張分のみ料金に含まれています。2張目からは別途料金が発生します。

バンガローには、それぞれスズランやハマナズ、アイリス、サルビアなど草花の名前が付けられています。

キャンプ場内は、車の乗り入れが禁止されているため、駐車場からはリアカーを使って荷物を搬入します。(バイクと自転車は乗り入れ可能です)

バンガローまでは片道7分。荷物をバンガローまで運んで、リアカーを元の場所に戻して、バンガローに戻るので1往復半、21分以上も歩かなければなりません。

さらにチェックアウトの時にも歩くのでかなり大変です。

今回、利用させて頂いたのは「あさがお」です。さらに奥に建っているバンガローまでは、坂になっているのでリアカーを引くのが、さらに大変そうです。

バンガローは6人用で、室内には照明と20Aのコンセントが設置されています。室内での火気類の使用は禁止です。

ツリーハウス

ツリーハウスは8人用で全部で10棟あります。利用料金はバンガローと同じで、基本料金が5,000円で、安平町の町民は半額の2,500円。タープを張る場合は、1張分のみ料金に含まれています。2張目からは別途料金が発生します。

室内には、照明と20Aのコンセントが設置されています。室内での火気類の使用は禁止です。

手ぶらキャンプ

手ぶらキャンプは1日5組限定です。

大人2人、子供4人分のキャンプに必要な道具(テントやシュラフなど)設営がされた状態なので、初心者の方や女性だけでも安心してキャンプが楽しめます。

利用料金は12,000円(町民も同じ)。料金には以下のセットが含まれています。

手ぶらキャンプのセット内容

テント(タープ一体型)・タープ(ヘキサタープ)・グリル(炉)・焚火台・テーブル・イス(人数分)・シュラフ(人数分)・シュラフインナー(人数分)・マット(人数分)・ランタン3種類・クーラーボックス2つ(食材用、飲み物用)・飯盒・BBQセット(BBQ用串トング等)・まな板・包丁・鍋・フライパン・やかん・火ばさみ

 

*その他消耗品
紙皿(浅め、深め)・コップ・割りばし・焚き付け・炭・薪・軍手等

フリーサイト

フリーサイトには、テントが約160張程度設営可能です。

利用料金は、7人以下の持ち込みテント(タープ1張含む)は2,000円(町民は1,000円)、8人以上の持ち込み大型テント(タープ1張含む)は4,000円(町民は2,000円)です。

区画サイト

区画サイトは、2023年に新設されました。全部で30区画あり、1区画の広さは約8メートル×8メートルです。

利用料金は、1区画1泊3,000円です。

フリーサイトより料金は高くなりますが、駐車場から近いため荷物の搬入は楽です。とくに駐車場側の1番区画から5番区画は、セミオートサイトのように使えます。

オートサイト・ソロキャンエリア

2024年には、オートサイトとソロキャンエリアもプレオープンしました。

「オートサイト」は全部で11区画あります。利用料金は1区画1泊4,000円で、テント1張とタープ1張りまで設営が可能です。なお電源はありません。

「ソロキャンエリア」は、ソロキャンプ専用のエリアです。グループでのソロキャンプ(ソログルキャン)は禁止されています。全部で13区画あり、利用料金は1泊1,000円です。

炊事棟

炊事場は、バンガローやツリーハウスがあるエリア、フリーサイト、管理棟の近く、区画サイトの近くと、キャンプ場の敷地内に4か所あります。

照明をつけることもできるので、夜間の使用も安心です。

トイレ

トイレも敷地内に4か所設置されています。外見は新しくありませんが、洗浄機能付きの便器です。

きちんと清掃されていて、気持ちよく使用することができます。

アスレチックエリアとローラー滑り台

健康の森のアスレチックエリアには、丸太の平均台やロープ渡り、クライムネットなどのアスレチック遊具があり、自由に遊ぶことができます。

ローラー滑り台は、全長70メートルもある長い滑り台です。この日は、安平町内の親子グループでしょうか。楽しそうに滑り台で遊んでいました。

ゴミの処理方法

管理棟で受付した時に、専用のごみ袋がもらえます。指定された分別をして、管理棟近くにあるゴミステーションに捨てましょう。

安平町ときわキャンプ場を利用する際の注意事項

■火気類
・キャンプサイト以外は禁止です。
・直火は禁止です。
・焚き火は、焚き火台を使用して、芝を焼かないようにしてください。
■花火
・指定された場所以外は禁止です。
・打ち上げ花火は禁止です。
・午後9時以降は禁止です。
■ペット
・キャンプ場内への同伴は禁止です。
■炭
・場内にある炭捨て場に捨てて下さい。
■発電機
・発電機の使用は禁止です。

森に囲まれた自然豊かなキャンプ場

安平町ときわキャンプ場は、札幌から車でおよそ1時間、新千歳空港から30分ほどと好アクセスのキャンプ場です。森に囲まれていて、敷地内には長い滑り台やアスレチック遊具があり、ファミリーで楽しめます。2024年にオートサイトやソロキャンエリアも新設され、これからさらに人気になりそうです。

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  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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