キャンプを長く続けていると、「あっ!これ失敗したな」と感じるキャンプギアが、誰でも1つや2つあると思います。想像していた物と違ったり意外に使いにくかったりと、理由は様々ありますが、いつの間にかキャンプに持って行く事さえしなくなったキャンプギアは、買って失敗したと言っても良いと思います。
あっちゃん
ゆーちゃん
ということで今回は、買って失敗したキャンプギア7選として、僕が買わなければよかったと感じたキャンプギアを紹介します。
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目次
買って失敗したキャンプギア7選
前提となるキャンプスタイル
買って失敗したと感じるキャンプギアというのは、それぞれのキャンプスタイルによっても違ってきます。家族で快適に過ごすファミリーキャンプ、1人で不便さを楽しむソロキャンプ、人数やキャンプに求める過ごし方によっても感じ方に差が出ます。
ゆーちゃん
最近の僕はファミキャンを卒業しつつ、子供と2人でキャンプ、友達と2人でのキャンプ、またはソロキャンプというのが多いです。
そのどれもが快適に過ごせる事を求めているので、キャンプ中に不便に感じる事は好きではありません。その為、キャンプギアの量も多く、ソロキャンプでさえファミキャン並の荷物量になっています。
キャンプギアの大きさも、なるべくソロに合わせて徐々にコンパクトにしていますが、今のところファミキャンの時の流用が多いです。そんな僕が感じた、買って失敗したキャンプギアを紹介します。
ソフトペグケース
テントの設営には、ペグって絶対に必要なものですよね。ソロキャンプ用のテントでも約8本ぐらい、大型のテントやシェルターだと20本を超えるペグが必要になります。
ペグには色々と種類があり、テントに付属している事が多いプラペグやピンペグ、強度が高い鍛造ペグなど、長さも重量も違うペグを一纏めにして収納する事は、キャンプをし始めた時に考えなければいけない大事な事です。
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あっちゃん
僕のように1本1本が頑丈で重たいペグを20本以上も所有しているという方も少なくないと思います。それらを収納する為に、シンプルでカッコいいからと、布やポリエステル素材の柔らかいペグケースを買ってしまうと失敗してしまうかも知れません。
ソフトペグケースは1本1本個別に収納でき、スッキリと収められた姿を見ると、気持ちが良いものです。
しかし使用後のペグは土が付着している事が多いので、それをソフトペグケースに収納すると、汚れが酷いことになってしまいます。また1本づつ取り出して1本づつ収納するのって意外と面倒くさいんです。
さらにはペグケースの収納時は、くるくる巻くのですが、収納したペグの重量で歪な形に変形してしまいます。今まで比較とレビューも兼ねて2種類のソフトペグケースを使いましたが、正直どちらも使い難い。
結局そのあとは、ハード素材のボックス型ペグケースを購入しました。ボックス型ならペグを何本もまとめて投げ入れても大丈夫。面倒臭さがまったくありません。
そんな事で、ソフトペグケースは買って失敗したキャンプギアの1つになりました。ペグをしまう前に必ず洗う方、または所有しているペグの本数が少ない方なら、ソフトペグケースを使いこなせるかも知れません。
コンパクトな焚き火台
ソロキャンプで流行っている、コンパクトサイズの焚き火台。焚き火調理やストーブなどの機能も付いている物も中にはありますよね。このコンパクトな焚き火台を使いこなしているのって、凄くカッコ良くて憧れてしまいます。
そんな事で僕も以前にキャプテンスタッグの焚火台B6型を買って使おうとしました。しかし、キャンプ場で実践する前に気が付いたんです。
あっちゃん
そうなんです、キャンプ場で売っている薪のサイズは大体40cm弱。中にはそれよりも短い薪もありますが、僕が訪れたことのあるキャンプ場では、大体そのぐらいの長さ。それに対して、キャプテンスタッグの焚火台B6型は、奥行きが12.5cm。よくよく考えたら、市販の薪は入りません。
ゆーちゃん
確かに、キャンプ場に落ちている小枝などを集めてきて、薪として使うと良い感じだと思います。しかし今まで行っていたキャンプ場で、小枝って落ちてるものなのか分かりません。
そもそもいつも薪を買っていたので、小枝を探したり散策をしていなかったことも原因です。燃料に使う小枝の量も大量に必要なんじゃないかと考えたら、せっかく買った焚火台をキャンプ場に持って行くことはできませんでした。
ゆーちゃん
炭を燃料にする為に、炭を熾す事を考えるとやっぱりちょっと面倒。火起こし機を使うのにも、大きめな焚き火台の上が便利です。
薪の長さなんて考えれば当たり前な事ですが、購入前には欲しいという気持ちが先行してしまい、頭の中から完全に抜けていました。燃料のこと、また使いやすさなどを考えると、ファミキャンで使うぐらいの焚き火台の大きさがどうしても使いやすいように感じます。
もちろん、ブッシュクラフトなどのソロキャンプのスタイルの方なら燃料集めも苦にならないとは思いますが、楽して快適なキャンプをしたいと考える僕には合わない物でした。
メッシュの焚き火台
キャンプでは、焚き火もできてバーベキューもできるという1台2役の焚き火台が人気が高いですよね。僕もそれにあやかって、ユニフレームのファイヤグリルを購入し愛用していました。しかし、ある時気がついたんです。
あっちゃん
ゆーちゃん
焚き火とバーベキューが同時に出来ないという事は、夜に焚き火しながらおつまみ作りをすることが出来ないんです。
そもそも、日が暮れた後にバーベキューをしても肉の焼き加減などが確認出来ないのでちょっと不便。なので基本的にバーベキューは昼間にやります。しかし、昼に食べきれなかったお肉は夜に消費したくなりますよね。
そんな焚き火をしながらお肉を食べたいという欲望の為に、焚き火専用の焚き火台を購入しました。それが、Amazonなどで販売されている安いメッシュ素材の焚き火台です。
このメッシュ素材の焚き火台、通気性が抜群なので薪の燃焼が良く、燃えカスもあまり残りません。しかしその反面、薪の消費量が増えるというデメリットもあります。
また夜に片付けずにそのまま朝を迎えると、焚き火台の周囲に灰が飛び散っています。どの焚き火台でも風が吹いたりすれば、同じように灰が落ちると思いますが、メッシュの為かその量が多いような気がします。
さらにはこのメッシュ、2回目に穴が空いてしまいました。
ゆーちゃん
あっちゃん
予備のメッシュが1枚付属していましたが、このペースではすぐに新しい焚き火台を購入する必要が出てきてしまいます。
焚き火とバーベキューが別々にできて便利、しかも持ち運びする時もコンパクトになるのは良いのですが、2度ほど使ってからそれ以降使わなくなってしまいました。結局、後片付けが増えることが面倒なのと、耐久性の無さが、買わなければ良かったと思った点です。
リモコン式LEDライト
リモコン式のLEDライトがあると、Goproを使って星空の写真を撮影出来るという動画を見ました。
アクションカメラのナイトモードを使って撮影シャッタースピードは30秒、初めの1〜2秒ぐらいはライトを点灯させておいて、リモコンですぐに消灯するという物でした。
確かに、良い夜景が撮れます。しかし、それ以後は使わなくなってしまいました。
それは毎回のように夜景を撮影する事は無かったし、テント内には他のLEDランタンが既にあるので照明器具として出番がなかったんです。そもそもiPhoneがあれば、テントの明かりを利用して夜景を撮影する事もできたりします。
そんな事で夜景撮影用に買ったリモコン式のLEDライト、ほとんど使っていません。
ただテントの天井に設置しておけば、リモコンで操作できるのが便利だと感じる人もいると思います。僕の場合は、何故か手動で電源や明るさを調整したいと考えているので、写真撮影1回のためだけに買ったのは失敗でした。
ハンモックチェア
ロゴスのTradcanvasゆらゆらハンモックチェアが新商品として発表されてから、先行販売の時に急いで購入しました。
ブランコのように揺れるハンモックチェアは絶対に子供達が喜ぶはず。自分の子供達もそうですが、グループでキャンプに行った時には、このチェアが大人気になるんじゃないかと期待していました。しかし、期待は大外れ。
ゆーちゃん
あっちゃん
何故か子供達は近寄らず、自分の子供も座ったとしても直ぐに離れてしまうんです。
理由は分かりません。僕が座ったら、ゆらゆらして楽しいし、目を瞑ればリラックスもできました。でもやっぱり常時座るということはなく、レビューの為に撮影を終えてからは、ずっと収納庫にしまったまま。
そもそも子供とキャンプに行く回数が減っている事もありますが、買わなければ良かったなと思います。
同じリラックスをするのなら、コールマンのインフィニティチェアの方が子供達に人気があるかもしれません。でもどちらにしても大きく、荷物が増えてしまうので、いざ持っていくとなるとラゲッジスペースに上手く積む必要があります。
今でも子供に人気がなかった理由が何故か分かりません。もしかしたら気に入ってくれる子供もいるかも知れません。でも我が家では僕以外には誰も進んで座りませんでした。悲しい出来事の一つです。
リクライニングチェア
ゆらゆらハンモックチェアよりは人気があると言ったコールマンのインフィニティチェア。こちらもキャンプ場でリラックスするために購入しました。
普段使っているキャンプチェアとは別にインフィニティチェアを持って行くので、荷物が嵩んでしまいます。
インフィニティチェアは折りたたんでも結構大きいです。収納サイズは約69×90×15cmになりますが、いつもより余分に持っていくとなると、車への積載方法を考え直す必要が出てきます。
そしてキャンプ中の食事に座るイスとしては、座面に奥行きがあり、腰が沈むために意外と使いにくいんです。
あくまでもリラックスして座ったり、寝転ぶ時用なので、キャンプで使ったのは1回だけ。1回積み下ろして家の収納庫に入れちゃうと、再び持っていこうという気力が出てきません。
ゆーちゃん
これが家の中で使っても、大きくて場所を取ってしまいます。例えばパソコンチェアとして使ったとしても、オットマンのように膝下まで伸びるインフィニティチェアはデスクの下へ入り切りません。
またベランダで使おうにも、我が家の狭いベランダでは余裕を持って設置することができないので、窮屈感が半端ないんです。決して安い物ではなかったので、こちらも買って失敗したと感じるキャンプギアの一つとなりました。
本格的バーベキューグリル
人気があるキャンギアは周囲のキャンパーさんと被る確率が高くなります。それが嫌だと思っていた時期があり、なんとか人と違った物で、しかもおしゃれなバーベキューグリルがないかと探し当てたのが、Weberのスモーキージョーというバーベキューグリルでした。
そもそもユニフレームのファイヤグリルを持っていたので、それでバーベキューをすれば良いのに、メッシュの焚き火台を買った時と同じ理由で、今度はバーベキューを他でする為にバーベキューグリルを探しました。
本場アメリカ式バーベキューが出来るWeberのバーベキューグリルは、基本的には蓋付き。そして琺瑯加工されていて、かっこいいんです。そのWeberのラインナップの中でも、スモーキージョーはサイズが小さいタイプ。
あっちゃん
なんて思って思わず購入してしまったんですが、よくよく考えたら、スモーキージョーは折り畳めないんです。
折りたためないので、それを車に積んだら場所を取る。キャンプ場への持ち運びする時に凄く邪魔になります。
元々がキャンプ用というコンセプトではないので、コンパクトに収納するという機能は全くありません。そんな事で出番は無くなり、これも家の収納庫で眠っています。
なんだかんだ行き着く先は、やっぱり人気が高いファイヤグリルとかなんでしょうか?色々とあれもこれもと手を出しましたが、結局は定番が良いのかも知れません。
キャンプギアを買わなきゃ良かったとならない為に
キャンプギアの中には、買わなきゃ良かったと後悔する物がありませんか?僕にはそんなキャンプギアがたくさんあります。購入前には下調べをしているはずが、いざ使ってみると思っていたのと違った、さらには使わなくなってしまったという物は、余分な出費になってしまいます。
キャンプスタイルには違いはあれど、使い難さや持ち運びし難いというのは、誰もが感じると思います。購入前に少しでも参考にしていただければ、後悔する事も減るはず。買わなきゃ良かったと思う前に、是非チェックしてみてください。
ギア
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