ここ数年で目立ってきた新しいキャンプ場のオーブンだが、ここに来てちらほらと見かけるようになってきた「みんなでキャンプ場を開発する」というスタイルに、新しい動きがあった。
映像のプロデュースを生業とする「株式会社ドキュメント」は、会員制コミュニティ「KURUMA ASOBI LAB」を立ち上げ、それに参加するキャンパー達でキャンプ場を作っていくという試みを始めた。いったいどんなメリットがあるのだろうか。
クルマ好きが集まる場所
実はこのサービスで作られたキャンプ場「KALオートガーデン」については、グランドオープンの時に紹介している。その頃は「クルマ好きが集まるキャンプ場」とは、面白いコンセプトのキャンプ場があるもんだ…と思っていたが、まさかこんな仕組みで作られているとは考えられなかった。
当初は特に「みんなで作るキャンプ場」という事に触れられていなかったので、新たにメンバーを募集するタイミングでようやくキャンプ場の面白さの理由が分かったという訳だ。場内にはキャンプ場の中でも珍しい無料洗車場があったり、DIYが出来るサイトやコーナーが用意されていたりと、クルマでアウトドアを楽しむキャンパーには堪らない施設なのである。
コミュニケーションが最大のメリット
コミュニティに参加するキャンパーはKURUMA ASOBI LABの研究員として活動することになり、役割は「オートキャンプ場づくりを一緒に楽しみ、深めていく仲間」ということになるらしい。非公開のSlackグループに招待され、オンライン上でも楽しめるイベントや同じ趣味を持った会員同士で交流が出来る。
その中にはアウトドア製品開発や、クルマの遊び場開拓のチャンネルがあったりと、会員の声がモノや場づくりにダイレクトに反映されるという面白い仕組みとなっている。
関わり方が違う2タイプのプラン
コミュニティに参加するためには2つのプランの内、どちらかに参加する必要があるが、金額によって関わり方も異なってくる。スタンダードプランは月額980円、プレミアムプランは月額2,980円となっており、どちらもオンライン会議や限定動画、チャットでの交流が可能。
プレミアムプランのみがリアルのオートキャンプ場づくりに参加出来たり、スタンダードでは有料のキャンプ場イベントに無料参加出来たりとその差額分だけの価値はありそう。
特に、スタンダードはサイト料と入場料が20%オフなのに対し、プレミアムだとそれが70%オフになるのは大きい。自分の拠点としてKALオートガーデンを利用したいと思っている方は確実にプレミアムがオススメだ。
行きたいキャンプ場は自分で作る
ここ最近はキャンプ場を「お客様」という目線で利用するキャンパーも目立つ。もちろんサービス業である以上はそういった側面もあるのは事実だが、キャンパー自身にも課せられた義務などはないがしろにされがちだ。
その点、一緒にキャンプ場を作っていけばキャンプ場の問題に対しても自分事化するし、わざわざ自分のキャンプ場を破損したり、汚したりもしないという意味では「みんなでキャンプ場を作る」というのは理にかなっているだろう。
KURUMA ASOBI LABは2022年11月27日いっぱいで会員の募集を締め切ってしまうので、こういったキャンプ場との付き合い方に共感が持てるというキャンパーはお早目の検討を。
ギア
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