キャンプ用品のシェアリングサービスを提供する「ソトリスト」では、アウトドアブランドなどと連携して「ギアを試してから購入出来る」という新しい購入体験の提供を始めた。
元々は自身の持っているキャンプ用品をオーナー登録し、レンタル用品として運用をすれば無料で預けてもらえるというサービスを展開しており、一貫して「無駄な買い物を避ける」というサスティナブルな考え方を持っているのに好感が持てる。新しく提供される「試してから購入」は、いったいどんな仕組みなのだろうか。
キャンプギア購入時のあるある
キャンプ用品を購入する際に、「流石に実機を見てみないと買えないよ」と思ってリアル店舗に行き、意気揚々と購入したは良いものの数回の使用で「思ってたんとちゃう…」となる現象は、キャンパーなら少なからず経験したことがあるだろう。
寸法や使用感などが何となく分かっても、自分の持っているギアとの組み合わせやサイトのレイアウトなど、キャンプ用品店の店頭では分からないことも多い。失敗しない購入体験という意味では、レンタルして試す事こそが最も安全なのである。
リスクヘッジとしての費用
最初にレンタル費用を支払って使い勝手が良ければ購入するというのは、いきなりギアを購入することに比べれば割高になってしまう気もする。数字で見れば確かにそうだが、逆に使い勝手が思ったほどではないギアを必要ないからと言って売っぱらってしまうのはどうだろうか。
SDGsを考えていけなければならないこのご時世で、不必要に買い物をするのはキャンパーとしても不本意だろう。しっかり考えて買うのも大事だが、リスクヘッジとして費用を掛けるというのも大切だ。
取り扱いブランドは?
11月18日から始まったサービスで取り扱うブランドは2種類。テーブルウェアブランド「canowa(カノワ)」と、大阪泉州発のアウトドアブランド「VENTLAX(ヴェントラクス)」だ。今後もブランドを拡大していければもっと利便性が上がるので期待したいところ。
現在レンタルサービスを取り扱っているのはソトリストの河口湖店、浦添店、名護店の3店舗となっており、近場でキャンプをする際に立ち寄るのであればハードルは低い。
使わなくなってきたらシェアへ!
お試しをして納得した上で購入したとしても、キャンプスタイルの変更や環境の変化で使用しなくなってしまうこともあるだろう。そんな時は冒頭でも触れたソトリストのオーナー制度を利用すれば、キャンプギアを大切に使い続けることが出来るだろう。
現在は山梨と沖縄の合計3か所の展開だが、ソトリスト以外でもこういった取り組みは広がって欲しい。
ギア
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