山のように溢れかえるキャンプ用品。自宅での収納がキツくなって来たという人も多いと思います。キャンプ用品は大きい上に、様々な種類があって量が多い。その上、沼にハマってしまっていると、あれもこれも買い集めてしまいますよね。
ゆーちゃん
あっちゃん
自宅の収納スペースに入りきらないキャンプ用品。見せる収納として、リビングなどの別の部屋に侵食してきているのに、まだまだこれ以上増えそうな予感。
こんな時、頭には「要らないものは処分しちゃおう」「売って新しいキャンプ道具を買う予算に充てたい」という言葉も浮かんでくると思います。そこで今回は、キャンプ用品の処分方法についてどんな方法があるか紹介します。
目次
キャンプ用品の処分方法について
キャンプ用品の処分方法というと捨てるのが前提のような気がしてしまいますが、そんな事はありません。まだまだ使えそうなもの、泣く泣く手放す物、古くて使えそうにない物などで、処分方法が変わってきます。
まずは自分の手からキャンプ用品を手放す時に、その状態を確認して、お金にしたいのか、ただただ処分(捨てる)したいだけなのか考えましょう。
ゆーちゃん
あっちゃん
まず、処分方法としてどんなものがあるか挙げてみます。
キャンプ用品の処分の仕方には何がある?
キャンプ用品の処分方法を大別すると、以下の6つが挙げられます。
- メルカリなどのフリマアプリで売却
- ブックオフなどの実店舗に持ち込む
- ネットの買取業者に買取り依頼する
- フリーマーケットに出品する
- 自治体のゴミ回収に出す
- 粗大ゴミとして回収してもらう
1〜4は、キャンプ用品を売却して現金にするという方法。
ゆーちゃん
あっちゃん
キャンプ沼にハマっている人、またはキャンプを辞める人でも、必要ない物は処分して現金にしたいと思うはず。1円でも10円でも手元に残れば御の字です。
キャンプ用品がボロボロになっていて売れそうになかったり、その手続きが面倒くさかったりとお考えの方は、ゴミとして処分するのもありかも知れません。この場合は、逆にお金を支払うこともあります。
メルカリなどのフリマアプリで売却する
メルカリやラクマなどのフリマアプリは、スマートフォンからでもパソコンからでもアクセスできる便利な物です。
あっちゃん
ゆーちゃん
このフリマアプリ、個人的には使いやすくて便利だと思っています。しかし写真を撮ったり、商品のページを作成したり、または購入者とのやり取りが面倒くさいと感じる人もいると思います。
これが出来る人にとっては、365日いつでも出品する事ができ、さらには買取り店よりも高額で販売する事ができるかも知れません。
基本的には自分で金額を設定し、メルカリなら手数料10%、そして送料(送料込みの方が売れやすい)の負担だけで、その差額が売り上げ額となります。
その他のフリマアプリでは、ラクマ6%、PayPayフリマ5%なので、売れた場合はメルカリより多くなります。ただ使用している人数がメルカリが1番多いので、売れやすいのはメルカリという感覚です。
出品して売れた物は、コンビニや郵便局に持ち込んで発送手続きをします。これもアプリに表示されるQRコードを読み取ってもらうだけなのでとても簡単。
あっちゃん
テントなど大きな荷物をコンビニに持ち込むのはちょっと…なんて躊躇する人も中にはいると思いますが、その場合はヤマトに自宅まで集荷(別途料金が必要)しに来てもらう事も出来ます。
ちなみに、ラクマでは集荷サービスは今のところはないので、大型のキャンプ用品をフリマアプリで売って自宅まで集荷して欲しいならメルカリ一択だと思います。
キャンプ人気が高い現在では、メルカリなどのフリマアプリに出品すれば思った以上の金額で売れる事も多々あります。人気のあるテントなどは、購入金額と同等以上で売れるなんてこともあるようです。それが原因で転売が問題になっているケースもありますが…。
思った以上に高値で売れた時は、新しいキャンプ用品を買う時の大きな足しになりそうですよね。
ブックオフなどの実店舗に持ち込む
買取専門店の実店舗に持ち込めば、その場で査定をして貰い、すぐに現金化できることが大きなメリットです。
あっちゃん
急ぎでお金が必要だったり、またはフリマアプリなどは面倒くさそうだと思っている人は、実店舗に持ち込むのが良いと思います。
ただこの場合、フリマアプリよりも買取価格が低くなってしまう可能性が大きいです。
ゆーちゃん
人気がなかったり、年代物、またはボロボロになっているものなど、値段がつかない場合があります。そんな時でも、無料で引き取りしてくれる場合もあるので、捨てる手間が省けることも。車を持っていなかったり、量が多いと運ぶのが大変だったりもします。
これらのデメリットよりも、とにかく早く処分したいとお考えなら買取専門店に持ち込むのは、すぐに結果が出るのでおすすめです。
ネットの専門買取業者に依頼する
買取り業者は、実店舗だけではありません。インターネットにも買取り業者が複数あり、キャンプ用品を専門にしている所もたくさんあります。
キャンプ用品の買取専門店であれば、適正価格での査定が期待できます。しかし参考価格を見てみると、フリマアプリよりは安いように思えました。何点か比較してみると、フリマアプリで売れた値段の半額から三分の一程度の買取り価格といった感じ。(ショップによって差はあります)
また、正確な査定額はショップに送付してからなのが気になるところ。送料無料、査定無料となっているショップが多いですが、梱包する作業などが手間に感じます。
ゆーちゃん
あっちゃん
査定後のキャンセルは出来ますが、返品する場合の送料は自己負担というケースも多いです。それにキャンプ用品を送っている間が、ちょっと嫌ですよね。
手元から離れてしまっていること、またキャンセル後に戻って来るまでの間、すぐに他のサービスを利用できないことなど、思っていたよりも時間が掛かってしまいそうです。
とは言え、専門家が査定してくれるという点では、リサイクルショップよりは適正な査定がされて良いかも知れません。
フリーマーケットに出品する
ネットやアプリで出来るフリマではなく、実際に対面式のフリーマーケットでは、その場で売ることができるので結果が早く出ます。
あっちゃん
ゆーちゃん
フリーマーケットでキャンプ用品を売りたい場合は、不用品の数が多くないとマイナスになってしまう可能性があります。フリーマーケットに出店する場合は、出店料を払う場合があり、そこまで運ぶためのガソリン代、昼食代などの余分な出費も掛かります。
さらに閉店間際まで売れ残っている商品は、売りたい気持ちが強すぎて大幅な値下げをしてしまうこともあります。しかし、キャンプ好きな人が集まるイベントですので、購入者とのおしゃべりなどのコミュニケーションを楽しめるのが大きなメリットです。
出店時のスペースの予約、出品する商品の値付け等、準備することは多々ありますが、一度に大量の不要品を売りたいならフリーマーケットも有りかもしれません。
自治体のゴミ回収に出す
キャンプ用品は、物によっては自治体のゴミ回収に出すことも出来ます。自治体のゴミ回収にはそれぞれルールがあり、ここでは一概に説明できないので、お住まいの地区の回収ルールをしっかり確認しておきましょう。
あっちゃん
僕の住んでいる地区では、重量が5kgを超える物は粗大ゴミ扱いになります。またテントは、重さに関係なく粗大ゴミ扱いのようです。金属製のチェアも粗大ゴミです。大きなキャンプ用品のもの、金属を使っている物は、粗大ゴミ扱いになるようです。
キャンプ用品の中でも小さいもの、例えばスキレットやフライパンなら不燃物、寝袋だったら可燃ゴミとされています。これらも自治体によって扱いが異なるので、ゴミとして出す前にネットで検索してみると良いでしょう。
粗大ゴミとして回収してもらう
テントやテーブル、金属フレームのチェアなどは、粗大ゴミ扱いとなる事があります。粗大ゴミとして出す場合は、持ち込み又は収集のどちらかになりますが、どちらにせよ捨てる際には回収費用が必要です。
これも自治体によって違いがありますが、僕の自治体では粗大ゴミにポイントがあり、それに応じたシールを購入して貼っておきます。例えばクーラーボックスなら200円、90cm幅のテーブルも200円、幅が100cm以上のテーブルなら1000円と、コンビニ等でシールを購入して貼り付けて、指定の回収場所に出しておきます。
粗大ゴミ回収には電話予約が必要となりますので、手間や費用を考えると、使えそうな物は一旦査定して貰うのをおすすめします。意外に値段が付くこともあるかも知れませんし、ゴミを減らすという意味でもエコな活動だと思います。
キャンプ用品の処分方法まとめ
大切に使ってきたキャンプ用品だから、出来れば他の人に使ってもらいたい、または新しく購入するキャンプ用品の資金に充てたいとお考えなら、フリマアプリで販売したり買取り業者に依頼するのがおすすめです。
個人的にはフリマアプリが1番高額で売ることが出来て、とても便利だと感じます。しかし、出品や発送の手間を考えたら実店舗に持って行く方が良いという人もいますよね。
ここで紹介した他にも、「キャンプ好きな友人や知人に譲る・売る」、「SNS等を利用して欲しい人を募る」、「ジモティー等の掲示板で貰ってくれる人を探す」、「NPO団体に寄付をする」、「個人間のレンタルサービスやシェアリングサービスを利用して収益を得る」、なんて方法もあります。
ゴミとして処分するためにはお金を支払う必要がありますが、せっかく購入したキャンプ用品ですから、できることなら最後まで有効活用したいですよね。収納スペースから溢れ返ってしまっているキャンプ用品、シーズン前に一度見直ししてみてはいかがでしょうか?
ギア
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