岩本利達
使い古した焚き火台をリメイクして復活させる「耐熱リメイクスプレー RE」が発売開始

使い古した焚き火台をリメイクして復活させる「耐熱リメイクスプレー RE」が発売開始

耐熱塗料を製造販売するオキツモ株式会社が、汚れたり錆びてしまった焚き火台やBBQコンロを蘇らせる「耐熱リメイクスプレー RE(アール・イー)」を2023年4月3日から販売する。お気に入りのものを長く使うためのアイデアだけでなく、DIYでオリジナリティをプラスする手法としても秀逸だ。

650℃まで耐えられる耐熱塗料

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オキツモによれば、一般的な塗料は200℃くらいの熱を加えると塗装が剥がれたり変色することがあるらしいが、650℃の高温に耐えられる耐熱塗料ならば長時間きれいが保たれる。焚き火台やBBQコンロ以外にも火ばさみや火吹き棒など、炎の近くで使用する道具にも応用は出来そう。

吹き付けた焚き火台はマットブラックとなり、元がシルバーであればガラッと雰囲気が変わる。錆や汚れが目立つ焚き火台が新たなビジュアルで生まれ変わるし、飽きてきたり他のキャンパーと差をつけたいといった時にはイメチェンすることが出来るので、長く使い続けられるという訳だ。

使い方は簡単そう

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基本的には表面の錆や汚れを落とした後にスプレー缶で塗装したい面に吹き付けるだけなので、そう難しいことはなさそう。スプレーならハケと違って凹凸を問わずに塗装が出来るのも嬉しい。

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とはいえ、個人的な趣味でDIYをする筆者からすると液だれに注意したり、ムラが出ないように重ね塗りしたりとこだわりたいポイントがいくつか出てくるので、しっかり下調べをしてから望んでほしい。

オキツモから公式に塗装方法の動画も用意されているので、購入する前にどんな作業が必要か目を通しておけるのは安心だ。

買い替えるよりも手を加えて

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ギアにこだわりがあればあるほど、他のキャンパーと同じギアに食指が動かないこともあるだろう。その点、自分で塗装してカスタムできるのであれば、より愛着も湧くというものだ。少し難易度は上がるが、あらかじめ養生テープなどを巻いてから吹き付ければ簡単な模様を出すことも出来るかも。

いずれにしても買い替えてゴミにするより、塗装して使い続ける方が環境負荷も少ないので、是非とも選択肢の一つとして頭に入れておいていただきたい。

紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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