キャンプ場へ行く時、車やバイクで向かう方が多いと思います。仮にレンタカーで行く場合、人数が多ければ車のレンタル代を割り勘できるので一人あたりの費用が安くなりますが、少ない人数だと車をレンタルするだけで費用がかさんでしまいます。
そんな時は徒歩キャンプという選択はいかがでしょうか。
今回は、私が徒歩でキャンプ場に行く時のキャリーを利用した装備と持ち物を紹介します。キャリーを使用すると、重たい荷物も軽々と運ぶことができるので、テントやテーブルも楽に運ぶことができるのでおすすめですよ。
目次
徒歩キャンプの持ち物一覧
まずは私が徒歩キャンプをする時に持っていく持ち物を紹介します。基本的にはキャリーカートを使用しながら、ザックは補助的に利用するというイメージになりますので、参考にしてみてください。
テント
キャンプをする人数によって持っていくテントは変えますが、今回は3~4人用のテントにします。キャリーカートがない頃に集合場所まで肩掛けで持っていったこともありますが、危うく肩を壊すところでした。
寝袋
キャンプ場に泊まる時にほぼ必須と言ってもいいのが寝袋です。こちらはシーズンに合わせて使い分けていますが、冬にも対応できる少し厚めのものにします。
焚き火台
こちらもキャンプをする人数により持っていく焚火台は変えています。今回は2~3人で使用するのを想定して、Bioliteのキャンピングストーブにします。焚火をしながら発電でき、USB給電ができる優れものです。
ツールBOX(ハンマー、斧、ペグ、ロープ、ローテーブル)
こちらはキャンプ道具を詰め込んだツールBOXです。テント設営に必要なペグやペグハンマーを始め、ライターや斧、ローテーブルも入っています。
ライト
ライトは予備も含めて2、3個もっていきます。ランタン型の方が見た目は映えますが、どうしても嵩張ってしまうのでコンパクトなものにします。
シート(グランドとテント内)
テントが汚れるのを防ぐために、テントの下に敷くグランドシートとテント内に敷くシートを持っていきます。テント内のシートは裏が銀マットになっていて、地面からの底冷えを防止します。
チェア
チャンプ用チェアはマットを敷いて地面に座るキャンプスタイル以外の場合、ほぼ必須と言っても良いですね。チェアがないと座って落ち着くこともできないので、忘れないように持っていきます。
冬の徒歩キャンプで持って行く装備
着る毛布
冬キャンプの場合、寒さ対策が必須になります。私は夏以外のキャンプでは着る毛布を持っていくようにしています。文字通り着ることができるので、寒い時はずっと着ながらキャンプしています。
寝る時は着たまま寝ても良いですが、オススメは顔を覆うように被せて寝ることです。寝袋の中は暖かいですが、顔が露出しているのでどうしても顔が寒いです。それを防ぐ為に、私は寝る時は顔に被せて使用しています。
電気ブランケット
毛布だけでは足りないので、私は電気ブランケットも持っていきます。普通のブランケットも良いですが、電気ブランケットだとUSBを接続することで発熱できるので、外で焚火をしている時に羽織ればとても暖かいです。
私は寝る時にも電気ブランケットを使っていて、寝袋の中に忍ばせています。寝袋の中は足先が冷えやすいのですが、電気ブランケットがそれを防いでくれます。
荷物に余裕があれば持って行く道具
折り畳みベッド(コット)
折り畳みベッドは正直、あってもなくてもという感じです。というのも、テント内に敷いているシートで断熱は十分に出来ているからです。寝心地が少し良くなる程度なので、荷物の軽量化を優先して持っていかないことが多いです。
アンコウスタンド
こちらはランタンと合わせて使用すると、とても映えます。また、アンコウスタンドにランタンを付ければ、机の上で料理をする時に上から照らせるので料理がしやすくなります。荷物に余裕があれば、まず1番に持っていく道具です。
テーブル(多人数用)
こちらは人数次第で持っていきます。サイズと重量があるので、できれば持っていきたくはないですが、一度使用するとやめられないくらい便利です。立って料理をする時に丁度良い高さですし、チェアを使用する時は飲み物や取り皿を置けるので、ローテーブルにはない便利さがあります。
調理器具(まな板、包丁とか)
調理器具はキャンプ飯で何を作るかによります。キャンプ飯に凝りだすなら必要な道具ではありますが、BBQや鍋など既に調理済みのお肉やカット野菜を使えば調理器具は無くても大丈夫です。持っていくのはキャンプ飯に拘りたい時だけですね。
徒歩キャンプの装備道具の詰め方
徒歩キャンプでの装備の詰め方を紹介します。以前に紹介したようにキャリーカートとコンテナを併せて使用する場合、コンテナの中だけでなく上にも積めるので、意外と多くの道具を運ぶことができます。
コンテナ内の詰め方
徒歩キャンプの場合、基本的にはザックも使用するので、コンテナの中には頑丈なものから詰め込んでいきます。今回紹介した道具だとシート、ライト、チェア、折り畳みベッドを詰めて行きます
コンテナの中だけでなく上にも
キャリーカートには荷物を固定するゴムがついているので、コンテナの上に荷物を固定して載せることができます。写真ではコンテナの上にテント、テーブル、ツールBOX、寝袋まで載せています。これで総重量は20kg程度だと思いますが、キャリーカートなので持ち上げる必要はなく、転がして移動できるので問題ありません。
また、キャンプ場に到着して荷ほどきが終われば、コンテナの上をイスやテーブルとして利用することができます。キャリーカートに載せたまま使用すれば転がして移動もできますし、キャリーカートの持ち手を伸ばしたままにすれば背もたれとして活用できます。
残りの道具はザックに
コンテナに入りきらなかった道具はザックに詰め込みます。といっても、ほとんどコンテナに詰められるので、貴重品やカメラぐらいです。道中で購入する食材や飲み物が入るようにスペースを空けておくのも良いですね。
キャリーカートの移動時に気を付けること
実際にキャリーカートで移動していて、ここは気を付けた方が良いと思ったことがいくつかあったのでご紹介します。
なるべく人の多い時間帯を避ける
これは移動する手段にもよりますが、徒歩キャンプの場合はバスや電車を利用すると思います。キャリーカートはどうしても場所を取ってしまうので、満員電車になる時間帯に乗ったりすると、他の乗客に迷惑をかけてしまいます。
キャリーカートの車輪の素材や道路が舗装されているかにもよりますが、転がす時に大きな音が出てしまう場合があります。騒音で周りの人に迷惑をかける可能性があるので気を付けましょう。
可能であればルートの下見をしておく
キャリーカートで移動する場合は、ルートの確認も大事です。というのも、キャリーカートは転がして移動するので、転がして移動できない道だと持ち上げて無理やり通るか、遠回りする必要があります。
私の経験での話ですが、電車を利用する場合はホームまでのエレベーターがあるかどうか、エレベーターがない場合はエスカレーターがあり、キャリーカートを引いて乗れる横幅があるかどうかは確認しておいた方が良いです。
徒歩キャンプはキャリーカートで積載量アップが可能
今回は3人でのグループキャンプを想定して道具を紹介しました。お気づきの方もいるかもしれませんが、キャリーカートを使用すると、3人分の道具をほぼ一人で持って行くことができます。キャンプするメンバーで役割分担をして、他のメンバーには買い出しや場所取りを頼むと良いかもしれませんね。
キャリーカートを使用すると、普通に徒歩でキャンプ場に行くより多くの道具を持っていくことが可能です。寒い時期は防寒の為に荷物が多くなりがちですが、キャリーカートを使用すれば妥協することなく好きな道具を持っていくことができます。荷物が多くて諦めている徒歩キャンパーの方はキャリーカートを試してはいかがでしょうか。
ギア
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