岩本利達
タープと車を連結させる強力吸盤「FECA タープテント用吸盤式フック」がめちゃ便利!

タープと車を連結させる強力吸盤「FECA タープテント用吸盤式フック」がめちゃ便利!

台湾の吸盤メーカーFECAの新製品である「タープテント用吸盤式フック」が、2023年6月からAmazonや全国の取扱店に登場した。FECAは1989年設立のメーカーで、タイルやガラスなどを運ぶ際に使用される産業用の吸盤をアウトドア用途に展開した。

近年、産業用の吸盤をライフスタイルに取り入れた製品が発売されており、今回のタープテント用吸盤式フックもその1つ。サッと設営したい時はもちろん、車中泊時のリビングスペース拡大にも役立ちそうだ。

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ワンプッシュで耐荷重は20kg

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吸盤となるとそこまで荷重を掛けられないイメージが強いが、FECAの産業用の吸盤であれば、1つ当たりの耐荷重は約20kg。ピンと張った状態のタープにそれぞれどれくらいの荷重が掛かっているかは不明だが、写真を見る限りではフロントガラスにくっつけた状態で反対方向に引っ張っても問題は無さそうではある。

とはいえ風に煽られたりすると怖いので、どちらかというと設営の間やちょっとの間だけ日よけが欲しい時に最適。サブポール的な使い方なら車中泊時にリビングスペースを屋外に作ることが出来るので、車内を広々と使うことが出来る。

下限-10℃~上限70℃まで大丈夫

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吸盤にとって熱は天敵。夏になるとフロントガラスにくっつけてあった吸盤が落ちてくることがあるものだが、そこは流石産業用の吸盤メーカーのFECA。耐熱性にも気を遣っている。

下限温度は-10℃と冬のキャンプでも余程の事が無い限りは大丈夫で、上限温度は70℃と基本的な使用には耐えられる様だ。ただし、直射日光を帯び続けたクルマの表面温度は70℃を超える事もあるらしいので、使用の際は注意しておきたい。

汎用性が高く、キャンパーの腕が試される

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商品名にもある通り、タープに使用する事を想定しているが、それはキャンパーの発想次第でどうにでもなる。テントのキャノピーと接続したり、場合によってはロープを張って洗濯物を干すのに使ったりと、使い道は自分次第。

クルマのような表面がツルっとしていることが前提になってしまうが、クルマに忍ばせておけば何かと使えるシーンに遭遇するかもしれない。

お値段は4個で4,980円

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公式Amazon販売ページでは4個セットの価格が4,980円と吸盤としては少々高額。しかし、この吸盤は産業用のものを使用しているという事もあって汎用性が非常に高いので、ぜひとも入手して使ってみたい。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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