先日テント泊が初めてという友人とキャンプをすることになり、キャンプの雰囲気をしっかり楽しみつつも初心者でも負担にならない様な場所を探していました。そんな時ピンと頭に浮かんだのが、ずっと行きたいと思っていた岩手県の夏油高原にある「キャンプグランド・ベアーベル」です!
ベアーベルはキャンプ好きのオーナーが手作りで開拓をしているこだわりの場所として有名で、冬は雪中キャンプも楽しめることでも人気になっています。友人も満喫してくれたキャンプグランド・ベアーベルを紹介していきます〜!
目次
キャンプグランド・ベアーベルの基本情報
キャンプグランド・ベアーベルはアウトドア好きのオーナーが手作りで作っている(進行形)キャンプ場ということで沢山のこだわりに溢れていました!

ベアーベルの所在地と利用料金!
キャンプグランド・ベアーベルは岩手県でも有名な温泉郷、夏油高原の中にあるキャンプ場です!
| 所在地 | 岩手県北上市和賀町岩崎新田1-149-3 |
|---|---|
| 営業時間・定休日 | 通年営業 |
| 電話番号 | 090-3698-5616 |
| 料金 | 1,500円~ |
| 交通アクセス(車) | 東北自動車道北上江釣子ICから車で約15分 |
| 公式サイト | キャンプグランド ベア―ベル |
夏油高原はスキー場もある豪雪地帯で有名ですが、その雪の多さを生かして本格的な雪中キャンプが出来る通年営業のキャンプ場になっています!
アクセス方法
キャンプグランドベアーベルは最寄りの北上江釣子ICから約15分。
キャンプ場には買い物が出来るようなお店が近くにはないので事前準備をしっかりとして向かって下さい。ただ管理棟内にはカップラーメンや薪など、多少の買い忘れならカバーしてくれる売店もあります!
ベアーベルの予約で自分に合った場所を
ベアーベルの予約は電話で行いましたが、初めてということと人数やスタイルを伝えるとどのサイトが合っているかオーナーが相談に乗ってくれました。

今回はグループソロだったので区画が分かれていないフリーサイトを勧められましたが、広いエリアの中で好きな様に設営出来て良かったですよ〜!
キャンプグランド・ベアーベルの施設紹介
キャンプ好きが作るキャンプ場ということで、色んなサイトがありました!

予約でいっぱいの案内図
オートサイトは手前側!
ベアーベルは縦に長い作りになっていて真ん中に広い車道が1本通っています。

手前側から撮影
オートサイトはキャンプエリアの手前側にあるこの場所!車道を挟んだ両サイドに各サイトが広がっていました!
キャンプ場の周りは山に囲まれているんですが、手前と奥とではまた違った感じ!

奥側から撮影
そして奥に行くに連れて少し高くなっていました!
滝前サイト
オートサイトの奥は地形を活かした様々なフリーサイトが作られていて、まず紹介するのは滝前サイトと名付けられたこの場所。

キャンプ場の手前から見て右側
“滝“と名が付く場所ということで正直もっと大きな滝を想像していましたが、なんとも可愛らしいサイズ(笑)

しかし木陰と滝のおかげで他の場所よりもかなり涼しく感じる場所!夏場はかなり良さそうです!
山のフリーサイト
キャンプ場の右奥には山のフリーサイトがありました。

上級者向けの印象
かなり草木が生い茂っている場所になっていましたが、これは自然の中で雰囲気を楽しみたい人向けに作られた“あえて“の場所。
ここへは急な坂道を登らなければならないので車は4WDではないと厳しいのが難点。

凸凹で急な坂道!
しかし刺さる人には刺さるのが山のフリーサイト!玄人向けなので他のキャンパーさんと被らなそうなので狙い目ではあります。

奥はぐるっと回れるようになっていますが、たとえ登って行けたとしてもかなりぬかるんでいるので無理は禁物です。
木漏れ日が気持ち良いハンモックサイト
ハンモックサイトはその名の通りハンモックが設営出来る場所が沢山ある林間サイト。

暑い日でも涼しく、緑の香りや風の音を感じながらユラユラ揺られてリラックス。

ハンモックはまだ手が出せてませんが、こういう場所を見るとめちゃくちゃ憧れます!
森林ブッシュクラフトサイト
数あるフリーサイトの中で1番オーソドックスなのがブッシュクラフトサイト。

設営場所が広く取りつつも木陰もありのバランスの良さが魅力。
直火が出来て雰囲気もバッチリ。

個性豊かな他のサイトも良いですが、森林ブッシュクラフトサイトを選んでおけば絶対に失敗しません!
道路を挟んだ所もフリーサイト!
道路を挟んだ反対側もベアーベルの敷地!

管理棟側から撮影
自然の地形を活かした森林サイトだけでなく、綺麗に整地された広いフリーサイトまでしっかり用意されていました!
ここだけでもかなり広いサイトになってましたよ〜!

奥から撮影
トレーラーハウスも
ウッドデッキ付きのトレーラーハウスでコテージとは違った雰囲気も味わえるのもベアーベルの魅力。

キャンプ場でトレーラーハウスを見たのは初めてだったので「これがウワサの…!」となりました(笑)
公園のような遊具もあります!
ファミリーでも楽しめるように遊具もあります!

このリスの滑り台は流石に手作りじゃないですよね…?
管理棟は最高な秘密基地!
ベアーベルの管理棟は、オーナーの趣味が詰まったオシャレ空間。雑誌で見かけるような憧れの部屋になっていました。

カップラーメンや薪、アイスにお肉まであるので、多少の買い忘れはなんとかなる品揃え。

受付をしに行った時にはオーナー一家が仲間と一緒に朝食を食べながら寛いでいて、一瞬お客さんかと思ってしまいました(笑)
自分の趣味を仕事にしていて憧れの眼差しで見ちゃいました!
洗い場は温泉水!
ベアーベルのある夏油高原は温泉が有名な地域ですが、まさかの水道から出る水が温泉水でした!

この手作り感が良い!
シンクが茶色くなっていますが、これこそ温泉の成分が含まれている証拠。

流しっぱなしが勿体無く感じてしまう…笑
温泉水なので少し温かく、飲んでみるとどこか甘い感じがしました!
冬でも使えて温かい温泉水…冬キャンプでは心強い味方になってくれるはずです!
各サイトで直火可能!
洗い場はありましたが炊事場(カマドなど)が見当たらなかったのでオーナーに尋ねてみると、「各サイトに直火エリアを設置しているのでそこでBBQでも焚き火でも楽しんじゃって下さい!」と説明されました。
「皆さん好きな焚き火台とか持ってるし、今はカマドなんて使う人ほとんどいないでしょ〜笑」とさらに一言。確かにそう思いますけど(笑)

いい感じの写真が撮れました!
ベアーベルにくれば思う存分憧れの直火が楽しめますよ〜!
トイレも手作り!
洗い場の奥には手作りのトイレが3つ。

洋式タイプになっているのでとても使い易かったですが、木の板で隔ててあるだけなので音が気になるかも…。

大小分かれているのでそこまで混んでる感じはしませんでした。

現在も開拓中のベアーベル!
まだまだやりたいことが残ってると語るオーナー!ベアーベルはまだまだ成長中!
川の横でもキャンプが出来るだって!?
道路を挟んだフリーサイトから下に降りて行くと川があるんですが、実はこの場所もキャンプ可能な場所なのだとか。

現在は歩きでしか行けないので正式なサービスとしてのアナウンスはまだ先のようですが「お好きに使ってどうぞどうぞ!」だそうです(笑)

水の流れる音とプライベート感は抜群です!
森林サイトの奥にもまだ先がある!
紹介した森林サイトの奥も実はキャンプ場の土地になっているそうな!

この先のどこまでなのかは不明ですが…広そう
ベアーベルはとっても良い場所!
かなり自然の中にあるキャンプ場ですが、少しずつ少しずつ手が加えられていくので何度でも訪れたくなる良さがありました!
雰囲気抜群の夜
他のキャンパーさん達のランタンの灯りが雰囲気をより引き立ててくれていました!

そして自分たちの場所もまた良き。

友人の振る舞ってくれる美味しい料理と酒を楽しみながら語らう…最高な1日を過ごせました!
釣りが出来る川がめちゃくちゃ綺麗!
遊漁券も売られているので釣りも可能だそう。

釣りをしたい方は釣れる魚や時期などを1度確認すると良いと思います!
どこでも設営OK!
ちょうどグングンと草が伸びてきている時期で本当に車両が入っていけるの?と不安になりましたが、ベアーベルは基本的に全面車両の乗り入れが可能になっています!

じゃあオートサイトとの違いってなくない?と思うかもしれませんが、オートサイトは比較的綺麗に整備されてていて電源も使用可能だったりと、快適性による差別化がされている感じ。

混み合う時期などは思いやりの精神でお互い邪魔にならないように注意したいところですが、設営の自由度は高いキャンプ場になってます。
有名な瀬見温泉が徒歩でも行ける!
流石にシャワーはないよなぁ〜と思っていたら、歩いて3分程度のところに県内でも有名な瀬見温泉があるではありませんか!(キャンプ場意外あまり下調べしない人です笑)

デカイ天狗!
雪中キャンプに冬の温泉(…絶対冬にも来よう)。
雪中キャンプはしっかり準備して
冬キャンプは向かうまでが大変だったりしてなかなか簡単にいかないものですが、ベアーベルはすぐ近くに瀬見温泉やスキー場もあるので比較的行きやすいのはメリットです。
ただかなり積雪の多い地域なので憧れの雪中キャンプも楽しめますが、防寒対策はしっかりと準備するようにしましょう。
キャンプグランド・ベアーベルの注意点
あまり大きな注意点ではありませんが、想像とのギャップを抑える為に気になった点を挙げてみます。
コットやマットは用意したい
自然の良さをあえて残しているキャンプ場になっているので、安眠する為にコットや厚手のマットは用意しておきたいことろ。

草を平らにしたりするのは自由だそうです
丁寧に設営場所を整地すればいいのですが枝とか太めの茎なんかが大変。そんなめんどくさがりさんはコットがあれば1発解決です!
4WDじゃないと行けない場所も
全面車両の乗り入れが可能にはなっていますが、山のフリーサイトを筆頭に森側のサイトは車両の乗り入れが厳しい場所もチラホラあります。
グングン伸びる草に堺杭が隠れてしまっている場合もあるかも?当たりどころによってはパンクをしてしまうかもしれませんし、ボディに傷をつけてしまう恐れも。

このあと目視出来るように周りの草を刈ってみましたが…またすぐに隠れてしまいそう。
ベアーベル春夏秋冬の全てで訪れたい
今回はGWに利用させてもらったキャンプグランド・ベアーベルでしたが、ここはどの季節に訪れても楽しめるキャンプ場だと思いました!
特に冬は管理人が常駐していない所での雪中キャンプは危険も伴うので、ベアーベルのような場所は万が一でも安心出来ると思います。(温泉もあるし)
もちろん紹介してきたように春〜秋も良さが溢れているので、各々が好きな季節で利用して欲しいキャンプグランド・ベアーベルでした〜!
ギア
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