都良(TORA)
日本最北の村にある「さるふつ公園キャンプ場」レビュー!大平原とオホーツク海を眺めながらバンガロー泊

日本最北の村にある「さるふつ公園キャンプ場」レビュー!大平原とオホーツク海を眺めながらバンガロー泊

冬は雪に覆われてしまう北海道のキャンプ場は、9月や10月にほとんど営業を終えてしまいます。道北の猿払村にある「さるふつ公園キャンプ場」もテントサイトは9月で終了しますが、バンガローは暖房が付いているので10月末までの営業です。今回は10月下旬にバンガローを利用してきたので、テントサイトとバンガロー、周辺施設などを紹介します。

さるふつ公園キャンプ場の基本情報

施設名 さるふつ公園キャンプ場
所在地 北海道宗谷郡猿払村浜鬼志別214番地7
利用期間 5月~9月末(バンガローは10月末まで)
受付場所 道の駅さるふつ公園 管理棟
電話番号:01635-2-2311
チェックイン/チェックアウト チェックイン 15:00~17:30
チェックアウト 11:00(バンガローは10:00)

キャンプ場へのアクセス

・札幌からは道央自動車、国道40号線、国道275号線、国道238号線を経由して車で約4時間40分
・稚内からは国道238号線を経由して車で約50分
・北見からは国道238号線を経由して車で約4時間

予約方法

テントサイトの利用は予約不要です。宿泊当日に道の駅さるふつ公園内にある管理棟で受付をしてください。

バンガローは道の駅さるふつ公園 管理棟(電話番号:01635-2-2311)で予約を受け付けています。

利用料金

テントサイト 大人 400円、子ども(小学生)200円
バンガロー 1棟1泊(4名定員) 5,000円

さるふつ公園キャンプ場の施設紹介

さるふつ公園キャンプ場は「道の駅さるふつ公園」や「猿払村営牧場」に隣接したキャンプ場です。

広さが約2万4600平方メートルもある広大な芝生のキャンプ場で、炊事場やトイレなどの設備も整っています。

「さるふつ公園キャンプ場」がある猿払村は日本最北の村。村の面積は590平方キロメートルもあり、北海道では一番広い村です。

受付

キャンプ場の受付は「道の駅さるふつ公園」の管理棟の中にあります。

テントサイトを利用する際には予約は不要で、宿泊当日にここで受付をして利用料金を支払います。

料金を支払うと「使用許可証」を渡されるので、車やバイクなどの見える位置に提示します。「使用許可証」はチェックアウトの際に、管理棟の中にある返却ボックスの入れます。

テントサイト

芝生のテントサイトは8の字を描くようにあり、周りには駐車場、中央部には炊事場とトイレ、イベントで使用される野外ステージがあります。

今回、10月下旬とすでにテントサイトの営業は終了(バンガローは10月末まで)していたので、テントを張っている人はいませんでしたが、かなり広いのでゆったり利用できそうです。

テントサイトからは「猿払村営牧場」の広大な敷地が望めます。

また反対側は、国道238号線を挟んでオホーツク海が広がっていて、海を赤く染めながら昇る朝日を見ることができます。

利用料金は大人400円、子ども(小学生)200円。チェックインは13:00~17:30、チェックアウトは11:00までです。予約は不要で、宿泊当日に道の駅さるふつ公園内にある管理棟で受付をしてください。

テントサイトの周りにある駐車場は1~24の番号が書かれていて、受付の時に案内される番号の場所に駐車します。駐車場の番号は選べません。

炊事場とトイレ

炊事場とトイレはキャンプ場の中央部の野外ステージの裏側にそれぞれ1か所です。炊事場には蛇口が12か所あるので、繁忙期でたくさんのキャンパーが利用していても、それほど混みあうことはないと思います。

トイレも1か所で男子と女子、そして多目的トイレがあります。(テントサイトは営業期間外なのでシャッターが閉まっていました)

他に隣接する「道の駅さるふつ公園」にも24時間利用できるトイレがあるので、道の駅に近い場所にテントを張った人は、そちらを利用してもいいですね。

炊事場の近くには、残った炭を捨てる場所が用意されています。

バンガロー

今回はバンガローを利用しました。バンガローは全部で3棟です。

テントサイトは予約不要ですが、バンガローは事前予約が必要で、毎年4月1日午前9時から5月~10月分全日程の予約開始です。

バンガローの前には駐車スペースがあって、すぐ近くに車を停めることができます。

バンガローの室内にはストーブが付いています。猿払村など道北地区の5月や10月の朝晩はかなり冷え込むので、ストーブがあると安心して泊まれますね。

キッチンはありますがガスコンロはついていません。料理をする場合にはカセットコンロなどを持参する必要があります。

トイレは水洗ですが便器には洗浄機能がありません。それでもバンガローの中にトイレがあると、夜中に用を足したくなった時に外に出なくても良いのでありがたいです。

入り口を挟んで左右に2段ベッドがあり、合わせて4人が利用できます。それぞれの枕元には照明もついています。バンガローの中にはコンセントが3か所もあり、スマートフォンなどの充電も便利です。

入口のところには木製のテーブルとベンチがあり、バーベキューなどをするのに良さそうです。

ゴミは管理用で専用のゴミ袋(200円)を購入すると、分別の上捨てることができます。

分別方法は、燃えるゴミ(紙類、プラスチック類、たまごの殻など)、燃えないゴミ(ペットボトル、帆立貝殻、缶、ビン、アルミ、その他金属など)、生ごみです。

バンガローの利用料金は1棟1泊5,000円です。チェックアウトは10:00とテントサイトと異なるので注意が必要です。

さるふつ公園キャンプ場の禁止事項

・芝生内への車両の乗り入れ
・介助犬以外のペットの立ち入り
・キャンプファイヤー、直火、花火
・カラオケや大音量での音楽、大声での騒音行為
・発電機の使用

キャンプ場周辺の施設

さるふつ公園キャンプ場の周辺には、売店の「夢喰間」と「まるごと館」、「ホテルさるふつ」「パークゴルフ場」などがあります。

猿払村は天然ホタテの水揚げが日本一です。「夢喰間」は「道の駅弁ホタテめし」が名物。「まるごと館」では、ホタテ漁の期間にほたて貝剥き体験ができます。

「ホテルさるふつ」には、売店やレストランがあり、「憩いの湯」では日帰り入浴もできます。

さるふつ公園キャンプ場は稚内観光の拠点におすすめ

さるふつ公園キャンプ場から稚内市内へは車で1時間ほど。稚内はホテルがあまり多くないので、宿泊料金は高めに設定されています。その点、さるふつ公園キャンプ場のバンガローは4人まで利用できて1棟1泊5,000円なので、かなりお手頃価格です。

5月~10月の期間に宗谷岬やノシャップ岬の観光を予定している方は、「さるふつ公園キャンプ場」のバンガローを観光の拠点と利用するのもありですよ。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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