冬は焚き火が楽しいけど夏に比べて風が強いのでどうしても風除けが欲しい。そこで軽量な風除けは無いか探した所、「ZUKK」と言うメーカーの「ギルファイヤーリフレクター」を発見!いわゆる焚き火陣幕なのですが、軽量でスタイリッシュな形。筆者の様な徒歩キャンパーでも持ち運びができるとの事で購入しました。実際に使ってみたので詳しくレビューしていきます。
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目次
スペック・付属品
サイズ(使用時) | M:230cm×115cm(伸縮ポール55cm 〜 135cm) L:296cm × 148cm(伸縮ポール64cm 〜 170cm) |
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サイズ(収納時) | M:14cm×42cm×5cm L:14cm×51cm×5cm |
重量 | M:650g L:970g |
カラー | ブラック、オリーブブラウン、コヨーテブラウン |
封入内容 | 本体幕、スチールペグ、伸縮ポール(4分割)、収納袋 |
良かったポイント
陣幕の中ではかなり軽量
メーカー公式では650g(Mサイズ)との記載でしたが、筆者が自宅で確認したところ収納袋込みで736gでした。ただ、このサイズ感の陣幕は軽量でも1kg以上になるのがほとんどなので、700g台でもかなり軽量!筆者が探した中では最軽量でした。
筆者が使用している焚き火台(ピコグリル398やニンジャファイアースタンドソロ)の場合は、陣幕の高さが最低でも40cm~60cmは欲しかったので、ポール込み重量が700g台は本当に軽いです。
収納サイズがコンパクト
リニューアル前はポールが収納袋に入らなかったそうですが、現在のリニューアル品はポールが4分割になっているので幕本体と一緒に収納袋へ入ります!収納サイズがコンパクトなのでバックパックでも持ち運びがし易いです。
筆者の場合はバックパックの上に外付けしましたが、筒状なのでサイドポケットに入れたりするのもアリです。
2通りの張り方ができる
↑Lowスタイル
↑Highスタイル
これは他の陣幕には無い特徴。高さがHighスタイル・Lowスタイルの2パターンあります。広げた時に頂点の角度が狭くなる方がHigh、広くなる方がLow。
Highで設営した場合はほぼ直角の形になり、最大高さがMサイズで115cm、Lサイズで148cm。周りからの目隠しにもなるのでプライベート感が増します。
Lowで設営した場合は奥行きのある形になり、最大高さがMサイズで80cm、Lサイズで105cm。直火や火床が低い焚き火台の時に良いです。
どちらの場合もポールの角度やペグの位置で微調整ができるので、その時の気分で自由な張り方が可能です。
サイズはMとL、カラーは3色展開
筆者はMサイズのブラックを購入したのですが、他にもオリーブブラウン、コヨーテブラウンもあるので全部で3色展開。陣幕はアースカラーが多いので、黒があるのは珍しい。サイトの雰囲気に合わせて選べるのは嬉しいポイント!
サイズもMとLが選べるので、自分が使っている焚き火台のサイズや目的によって選択できます。
デザインがカッコいい
陣幕と言えばポール2つ使った四角い形が多く無骨なイメージですが、ZUKKの陣幕はワンポールでスタイリッシュな形。特にブラックは陣幕っぽくなくて、ピンと張った姿はサイトのアクセントになってカッコいいです。ロゴも小さく入っていてオシャレ感も漂い、安っぽさはありません!
設営が楽
普通の陣幕はポールが2本以上あって張り綱を使って固定をしますが、ZUKKの陣幕はポール1本とペグ3本で固定できるので、張り綱を別途使う必要はありません。部品が少ない分、設営が簡単だし軽量!ペグ3本を挿してポールを立てるだけなので誰でも簡単に設営ができます。
気を付けたいポイント
上下が判別しづらい
高さを気分によって変えられる2WAY仕様なのはメリットなのですが、上下どちらを頂点にしたらHighなのかLowなのか判別がしづらいです。地面に広げて三角の頂点の角度で判断するのですが、広げないと分からないのでその点は少し面倒。予めカラビナを付けるなど、目印を付けておくとスムーズに設営できます。
移動ができない
これは陣幕全般に言える事ですが、一度設営すると後から動かすのは面倒です。よくある金属製のリフレクターなら置くだけなので位置を変えるのは容易ですが、陣幕はペグの抜き挿しが必要。設営後に少し動かしたいなと思っても動かすのが面倒です。さらに三角に張るワンポールなので、慣れない間は位置決めが少し難しいかもしれません。
更なる軽量化
陣幕は700g台でも軽量と言えますが、徒歩キャンパーの筆者が使っている焚き火台は400g台、テントも700g台です。それなら陣幕はもっと軽くしたい!そこで陣幕の本体以外を変更して軽量化しました。変更内容は以下の通り。
・ポール ⇒ オガワ ALアップライトポール110cmに変更
・ペグ ⇒ チタンピンペグに変更
・収納袋 ⇒ ジッパー付きビニール袋に変更
この変更で736g⇒456g!280gの軽量化ができました。
特にオガワのALアップライトポールは90gと超軽量なので、大幅な重量削減になりました。110cm固定なので高さ調節はできませんが、私はHighスタイルで使用したいので問題ありませんでした。収納袋をビニールにすると夜露で濡れても安心なので一石二鳥です。
軽量系キャンパーにはおススメ!
金属製リフレクターの様に反射熱は期待できませんが、高さがあるので風除けには十分。目隠し効果もあるのでソロキャンプでも周りを気にする事なく過ごせます。
そして一番のメリットは軽量コンパクト!荷物が多くなる冬キャンプでも持って行ける重量・サイズ感は嬉しいです。重量は気になるけど冬の焚き火を快適にしたい。そんな方におススメです!
ギア
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