都良(TORA)
津軽海峡や函館山などを一望できる絶景のキャンプ場「きじひき高原キャンプ場」レビュー

津軽海峡や函館山などを一望できる絶景のキャンプ場「きじひき高原キャンプ場」レビュー

平成28年3月26日に開業した北海道新幹線。現在の終着駅「新函館北斗駅」があるのが北斗市です。この北斗市の北側に位置する『きじひき高原』は、標高560メートルのパノラマ展望台から、津軽海峡や函館山、大沼、駒ヶ岳などの絶景を一望できるスポットとして知られています。

今回はこのきじひき高原にある「きじひき高原キャンプ場」のバンガローに宿泊してきたのでレポートします。

きじひき高原キャンプ場の基本情報

名称 きじひき高原キャンプ場
所在地 北海道北斗市村山174番地
利用期間 4月中旬~10月下旬
(※積雪状況、気象状況等により変更となる場合があります。)
予約・お問い合わせ 管理事務所 TEL:0138-77-838)(受付時間:8時30分~19:00)
チェックイン/チェックアウト チェックイン/13:00~21:00、チェックアウト/6:30~11:00
※キャンプ場出入口ゲートは21:00から6:30まで閉鎖となります。

キャンプ場へのアクセス

・函館からは国道227号を経由して車で約40分
・札幌からは北海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して車で約4時間
・旭川からは海道縦貫自動車道/道央自動車道を経由して車で約5時間20分

予約方法

テントサイトは予約不要。バンガローの予約は電話での受付です。予約受付方法は期間によって異なります。

抽選受付(バンガローのみ)

・毎年、申し込みの多いゴールデンウィークを含む期間の予約は抽選です。
・1グループ1口の申し込みです。
・バンガローの指定はできません。
・テントサイトは予約できません。

令和6年抽選受付概要(バンガローのみ)

受付対象期間 令和6年4月13日(土曜日)から5月6日(月曜日)
申込期間 令和6年3月1日(金曜日)から3月8日(金曜日)
予約受付 北斗市市役所 建設部 都市住宅課 都市計画係(TEL:0138-73-3111)
受付時間 8:30分から17:00まで(土日祝日除く)
結果連絡 令和6年3月15日(金曜日)までに当選者へ文書で連絡

通常受付(バンガローのみ)

開園期間前

・開園期間前の申し込みは、北斗市市役所 都市住宅課 都市計画係にて先着順で受付です。
・テントサイトは予約できません。

令和6年開園期間前の受付概要

申込期間 令和6年4月1日(月曜日)から4月12日(金曜日)
予約受付 北斗市市役所 建設部 都市住宅課 都市計画係(TEL:0138-73-3111)
受付時間 8:30分から17:00まで(土日祝日除く)
開園期間中

・開園期間中の申し込みは、管理事務所にて先着順で受付です。
・テントサイトは予約できません。

令和6年開園期間中の受付概要

申込期間 令和6年4月13日(土曜日)から10月31日(木曜日)
予約受付 管理事務所(TEL:138-77-8381)
受付時間 8:30~19:00

令和7年以降は、北斗市「きじひき高原キャンプ場」のホームページを確認してください。

利用料金

バンガロー 1棟1泊2,130円
テントサイト 1張1泊(6人用以下) 320円
1張1泊(7人用以上) 530円
*デイキャンプも同料金

きじひき高原キャンプ場の施設紹介

「きじひき高原キャンプ場」は、北斗市のきじひき高原にあるキャンプ場です。函館から車でおよそ40分ほどと近いこともあって、ゴールデンウイークにはバンガローの予約が抽選になるほど、道南観光の拠点として大人気です。

管理棟

国道227号線から案内に従って「きじひき高原」を上がって行くと、キャンプ場の管理棟があります。この管理棟で受付をして利用料金を支払います。

チェックインは13:00~21:00、チェックアウトは6:30~11:00です。キャンプ場出入口ゲートは21:00~翌6:30まで閉鎖されるので注意しましょう。

なお管理棟にはシャワールーム(男女各3ヶ所)があり、5分100円で利用できます。

バンガロー

今回宿泊したのはバンガローです。バンガローは全部で12棟あり、それぞれバンビやうま、うしなど動物や鳥の名前が付いています。

トイレや炊事場が近い7号の「ふくろう」を貸していただきました。景色が良いのは10号~12号のバンガローです。

ユニークな形をした高床式のバンガロー。バンガローの近くは車の乗り入れができないので、駐車場からはリアカーを使用して荷物を運びます。リアカーは管理棟で借りることができます。

ホームページなどには何人用と書かれていませんが、大人4人が余裕で寝れる広さがあります。

室内の設備は照明と網戸のみです。

バンガローがあるエリアはWi-Fiが利用可能です。(テントサイトは利用できません)

バンガローは予約制で、利用料金は1棟1泊2,130円です。景色が良い上に格安なのでゴールデンウイークなどの期間は抽選になるのがわかります。

オートキャンプ専用エリア・けん引タイプ車両専用エリア

駐車場の横にはオートキャンプ専用エリアとけん引タイプ車両エリアがあります。

それぞれ10台ほどが利用できます。利用できる台数が少ない上、人気なのでデイキャンプ料金を支払いして、早めにチェックイン(デイキャンプは8:30からチェックイン可能)するのがおすすめです。

テントサイト

テントサイトは、バンガローやオートキャンプ専用エリア、けん引タイプ車両エリアがあるスペースと、丘の上の斜面の大きく分けて2か所があります。

かなり下の駐車場に車を停めて荷物を運ばなければならないので、搬入は大変ですが丘の上のテントサイトは絶景で、ソロキャンプの方に人気です。

この日は眼下に雲海が広がっていましたが、天気の良い日には丘の上のテントサイトから、函館山や津軽海峡、駒ケ岳、大沼などが見渡せます。

炊事棟とトイレ

炊事棟とトイレは場内に各2か所です。

バンガローエリアの近くには、炊事棟とトイレが1つずつあります。オートキャンプ専用エリアからは結構な距離があります。

炊事棟はプレハブの建物を利用していて、入り口にドアがあるので虫の侵入は少なそうです。虫が苦手な方はうれしいですね。

炊事棟の横には簡易炭火コンロ(12人用)が3基あります。

バンガローの近くにあるトイレはそれほど大きくありません。男子トイレは小便器が3つ、大便器が1つです。キャンプ場が混んでいる時には、争奪戦になりそうです。

管理棟にもトイレがあるようなので、受付時に確認しておくとよいでしょう。

炊事棟とトイレはそれぞれもう1か所、丘の上のテントサイトに上がる通路の入り口にあります。どちらも丘の上からはかなり離れています。

きじひき高原キャンプ場を利用する際の注意事項

・管理棟の横が花火エリアです。花火ができるのが21:00まで(強風や荒天時は閉鎖)打ち上げや大きな音のする花火は禁止です。
・キャンプ場にゴミ箱はないので、ゴミはすべて持ち帰る必要があります。
・発電機の使用やカラオケなど騒音を発して、他人に迷惑をかける行為は禁止です。
・ペットの同伴は可ですが、バンガロー内はペット禁止、キャンプ場内では常にリードを装着、無駄吠えの禁止、排泄物の始末の徹底(持ち帰り)、ブラッシングの禁止です。

天気の良い日には函館の夜景も見えるキャンプ場

きじひき高原は、テントサイトが1泊320円または530円、バンガローが1泊2,130円と利用料が安く人気のキャンプ場です。函館市内から車で約40分ほどと近いので、函館や道南観光の拠点としておすすめです。

バンガローエリアや丘の上のテントサイトからは、津軽海峡や函館山、大沼、駒ヶ岳などの絶景が一望できます。また、夜には函館山から見る夜景とは反対側からの「裏夜景」も楽しめます。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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