都良(TORA)
日本海を見下ろす高台の上にある絶景のキャンプ場「神恵内青少年旅行村」

日本海を見下ろす高台の上にある絶景のキャンプ場「神恵内青少年旅行村」

積丹半島の西岸に位置する神恵内村は、古くはニシン漁で栄えましたが、現在の人口は1,000人以下の小さな村です。この神恵内村に観光のキーステーションとして開設されたのが「神恵内青少年旅行村」です。

16万平方メートルの広大な敷地の「神恵内青少年旅行村」には、コテージ、バンガロー、テントサイトなどのキャンプ施設があります。今回は、2024年8月20日~21日の1泊でバンガローに宿泊してきたのでレポートします。

神恵内青少年旅行村の基本情報

名称 神恵内青少年旅行村
所在地 北海道古宇郡神恵内村ブエダウス
利用期間 5月1日~9月中旬
予約受付・お問い合わせ 電話番号 0135-76-5148
受付時間 9:00~17:00
チェックイン/チェックアウト チェックイン 14:00~/チェックアウト ~10:00

キャンプ場へのアクセス

・札幌からは札樽自動車道を経由して、車で約2時間
・函館からは北海道縦貫動車道/道央自動車道を経由して車で約3時間10分
・帯広からは北海道横断自動車道/道東自動車道を経由して車で約4時間10分

利用料金

入村料 一般 600円
高校生以下 400円 (3歳以下無料)
高校生以下の団体(15人以上) 300円
持ち込みテント(1張1泊) 1人~3人用 300円(タープは450円)
4人用以上   800円(タープは1,200円)
8人用以上 1,000円(タープは1,500円)
コテージ 宿泊料金 1棟1泊 16,000円
休憩料金 1時間  1,600円
バンガロー 宿泊料金 1棟1泊 5,000円
休憩料金 1時間 450円

神恵内青少年旅行村の施設紹介

神恵内村ホームページ神恵内青少年旅行村

神恵内青少年旅行村は、昭和47年に観光のキーステーションとして開設されました。16万平方メートルの広大な敷地の中には、コテージやバンガロー、テントサイトなどのキャンプ施設の他、テニスコートやスポーツセンター、郷土資料館などさまざまな施設があります。

中央管理棟

神恵内村の市街地から青雲坂プロムナードという道路を1㎞ほど登って行くと右手に中央管理棟が見えてきます。

中央管理棟の前の駐車場に車を停めて受付して利用料金を支払います。

備品の貸し出しの料金は、以下の通りです。

毛布・アミ 1枚/1日 200円(貸出時間は、入村日午後2時から退村日午前10時まで。)
ナベ・鉄板 1個/1日 400円
カンテラ 1個/1日 400円(貸出時間は、入村日午後2時から退村日午前10時まで。)
木炭・たきぎ 1束 400円

テントサイト

テントサイトは、青雲坂プロムナードを挟んで中央管理棟の反対の海側の芝生エリアです。

利用料金は、1張1泊で1人~3人用テントが300円(タープは450円)、4人~7人用テントは800円(タープは1,200円)、8人以上用は1,000円(タープは1,500円)です。

この日は、熊の出没対策でテント泊は利用禁止となっていました。今後も休止される可能性があるので、テント泊を予定する方は事前に確認が必要です。

バンガロー

今回は、バンガローを利用しました。利用料金は1棟1泊5,000円。休憩は1時間450円です。

バンガローは、中央管理棟から近いエリアに10棟(トドマツ・サクラ・ヤチダモ・エゾイタヤ・カラマツ・ナナカマド・ハルニレ・ミズナラ・ヤナギ・ポプラ)、中央管理棟から遠いエリアに10棟ありましたが、ホームページの「旅行村施設予約状況」を見ると使用していない棟もあるようです。

お借りしたバンガローは、中央管理棟から近いエリアにある「ポプラ」です。

車は、バンガローの前の道路の脇に寄せて駐車できます。

外観は古めですが、中はリフォームされているのでしょうか。床にはクッションフロアが張られていて、照明や電源、網戸もあります。

定員は8名までで広々としていて、家族やグループでの利用もゆとりがあります。

コテージ

コテージは、海側に並んで9棟、中央管理棟から遠いエリアの奥に3棟の合わせて12棟が建っています。コテージも使用していない棟があるようです。

海側にあるコテージの窓やテラスからは、日本海の景色を見渡せます。

また、コテージの並びには展望台があり、無料で双眼鏡も利用できます。

コテージの設備と備品は、寝具類5組・流し台(ガス付)・トイレ・冷蔵庫1台・テーブル1台・コンセント・電灯・バーベキューテーブル1台です。食器や調理器具、暖房器具はありません。

利用料金は、1棟1泊16,000円、休憩は1時間1,600円です。

コテージの近くやテントサイトには車を乗り入れることができませんが、荷物を運ぶためのリアカーが用意されていました。

トイレ

トイレは、中央管理棟から近いエリアのバンガロー付近に1か所と、テントサイトに1か所と敷地内に合計2か所あります。

清掃が行き届いていて気持ちよく使用することができました。

テントサイトにあるトイレは、テント泊ができないためか、この日は使用禁止になっていました。

炊事場

炊事場は敷地内に4か所あります。

バーベキューハウス

テントサイトの中央にはバーベキューハウスがあります。屋根があるのでテント泊の際に雨が降ってきたら、雨宿りができますね。

ゴミステーション

ゴミステーションが中央管理棟の前の駐車場に設置されていて、分別すると捨てることができます。

分別は燃える・燃えない・缶・ビン・ペットボトルの5種類です。

買い物

神恵内青少年旅行村がある神恵内村には、スーパーマーケットやコンビニエンスストアはありません。買い物ができるのは、村役場の近くにある岡田商店です。

食品・生鮮品(肉・海産物)・惣菜・菓子・飲料・お酒・日用品などを扱っていて、神恵内青少年旅行村の利用者向けに、BBQセット販売やビアサーバーレンタルも行っています。

日本海に沈む夕日は感動的

「神恵内青少年旅行村」があるのは日本海を見下ろす高台の上です。昼には積丹ブルーと呼ばれる真っ青な海、夕刻には日本海を真っ赤に染めて沈む感動的な夕日の景色が楽しめます。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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