岩本利達
クーラーボックス×空気で断熱・コンパクトを実現!LOGOS「セルフインフレートクーラー」のクラファン開始

クーラーボックス×空気で断熱・コンパクトを実現!LOGOS「セルフインフレートクーラー」のクラファン開始

これまでクーラーボックスと言えば、ハードかソフトの2種類が主で、特にソフトクーラーについてはコンパクトさと機能性を両立させるべく、各社努力を続けている。そんな中、LOGOSがソフトクーラーの進化系となる空気で膨らむソフトクーラー「セルフインフレートクーラー」を開発し、現在クラウドファンディングを実施中。画期的なアイテムということもあり注目が集まっている。

インフレーター式クーラーボックス

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「セルフインフレートクーラー」の特長は、空気を利用して断熱材を膨らませるインフレーター式を採用している点。インフレーター式と言うとマットの印象が強いが、恐らく構造としては似たようなものだろう。マットの様な素材がソフトクーラーの周りを囲っており、バルブを開くだけで空気層が出来上がるという仕組みになっている。

厚さは25mmの断熱材+空気

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クーラーボックスの性能は断熱層の厚さや材質で決まると言っても過言ではない。「セルフインフレートクーラー」の場合は25mm厚の断熱材に加えて空気の層があるため、非常に分厚い断熱層になっている。

実際にLOGOSが実験した内容では、最高気温25.2度という夏日にクーラーの中にLOGOSの氷点下パックと氷を入れ、4時間外に放置。比較対象として、空気を入れたものと、入れてないもの、別商品のベーシッククーラーの3種類でテストした。結果は歴然で、空気を入れたセルフインフレートクーラーは氷の形をしっかりと留めている。

高性能なのにコンパクトになる

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性能を高めようと思うと断熱層を分厚くするのが手っ取り早いが、そうなると今度はソフトクーラーのメリットである「コンパクトさ」が失われる。つまり、性能とコンパクトさはトレードオフの関係にあるが、それを解消したのが「空気」だったという訳だ。

使用時と収納時を比較した場合、体積は約47%小さくなるとのこと。なお容量は15LのMサイズと、25LのLサイズの2種類がラインナップされている。

LOGOSの高性能保冷剤と組み合わせたい

氷点下パックシリーズ

実験でも使われていたLOGOSの定番アイテムである高性能保冷剤「氷点下パック」は、これらのセルフインフレートクーラーにピッタリハマる様になっており使いやすい。Mサイズは氷点下パックのXLがピッタリ、Lサイズは氷点下パックLサイズが2枚並んで入る。さらに蓋の裏にも氷点下パックが入れられるメッシュポケットが用意されているので、上下からしっかり冷やすことが可能だ。

リターンには保冷剤とセットになったものも有り、最大で20%オフとなっている為、購入するなら今が一番お得かも。プロジェクトは2025年2月12日までなので、気になる方は忘れないうちに購入しておこう。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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