岩本利達
TOKYO CRAFTSがキャンプサイトの2大ストレスを解消!360°回転チェアと自立式TCテントが新発売

TOKYO CRAFTSがキャンプサイトの2大ストレスを解消!360°回転チェアと自立式TCテントが新発売

キャンプサイトで煩わしさを感じる「あの瞬間」。焚き火、クーラーボックス、テーブルに囲まれた狭いスペースで、後ろの荷物を取るために立ち上がり、椅子の向きを変える。シェルター内でインナーテントの位置を決める際、吊り下げ式の制約に頭を悩ませる。多くのキャンパーが経験するこの2つのストレスは、キャンプギアが多様化する中でより深刻な課題となっている。

それもそのはずで、限られたスペースに多くのギアを配置する現代のキャンプスタイルでは、効率的な動作と柔軟な空間活用が死活問題だからだ。TOKYO CRAFTSが提示した解決策が「ジオピボット」と「カンガルーテント」である。360°回転する座面と自立式TCインナーテントという機能で、キャンプサイトでの動作効率と空間設計の自由度を向上させる。

なぜ今まで「座り直し」を我慢してきたのか

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考えてみれば不思議な話だ。オフィスでは回転する椅子が当たり前なのに、なぜキャンプでは固定式の椅子で我慢してきたのだろう。TOKYO CRAFTSが掲げる「言語化できない満足感」という哲学は、まさにこうした無意識のストレスにメスを入れる。

「ジオピボット」の360°回転機構は、座面が回転することで周囲360度へのアクセスを可能にする仕組みだ。組み立てサイズ約60×60×75cm、重量約1.74kg、収納サイズ約50×15×15cmの筒型設計。厚手ポリエステルとアルミ合金フレームの一体型構造により、ワンアクションで展開できる。税込9,980円という価格設定も、この機能を考えれば妥当だろう。

自立式の威力は「設営の簡単さ」だけではない

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「カンガルーテント」が興味深いのは、自立式の真価をレイアウトの自由度に活かしている点だ。従来の吊り下げ式では、シェルターの構造に縛られがちだったが、2本のポールをクロスさせるシンプルな構造で設営のしやすさと取り回しのしやすさを実現。

通気性と遮光性に優れたTC素材は、結露を抑制し夏は涼しく冬は暖かく保つ特性がある。2Pモデル(組み立てサイズ約210×140×131.5cm、重量約4.4kg、税込23,980円)と4Pモデル(約270×210×160cm、重量約6.8kg、税込31,980円)の2種展開で、電源コード用ファスナーなど細かな配慮も行き届いている。

実際のキャンプシーンで真価を発揮する機能性

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「カンガルーテント」は、特にファミリーキャンプで重宝するだろう。2Pモデルなら「ウイングフォート」との組み合わせでソロ・デュオキャンプに最適だし、4Pモデルは「グラハス」、「オブセル」との相性が良い。TC素材の遮光性能は、夏場の子どもの昼寝時にも安心感をもたらす。

「ジオピボット」の本領は、調理中にこそ発揮される。火の番をしながら、クーラーボックスから食材を取り、テーブルで下処理をする—この一連の動作が座ったまま完結する。いわゆる、コックピットスタイルがやりやすくなるという訳だ。

キャンプの「当たり前」を変えていく

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これまで当たり前に受け入れてきた小さなストレスが、実は解決可能な課題だったという事実は目からうろこ。360°回転するジオピボットは座り直しという無駄な動作を排除し、TC素材のカンガルーテントは空間活用の可能性を広げる。「ロタル ステンレス トップボード」(税込3,980円)、「エアドライマルチポーチ」(税込2,980円)なども同時展開される。

あなたのキャンプサイトから無意識のストレスを取り除き、より快適な空間を作り出してみて欲しい。

■各アイテムの詳細はこちら

カンガルーテントTC 2P

カンガルーテントTC 4P

ジオピボット

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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