初めてキャンプツーリングにでかけたのは2015年5月のこと。
もともとロングツーリングが好きで、週末や長期休暇には泊りがけでツーリングに出かけていたのですが、「宿泊手段をビジネスホテルからキャンプにしたら、ルートの幅が広がるかも。(宿泊費も節約できそうだし…)」と思い立ち、キャンプデビューすることに。
現在もソロキャンプは宿泊手段の1つとして利用することが多く、当時からコンセプトは変わっていないものの、考えてみると手持ちの道具は結構変わっているような…。
そこで、ソロキャンツーを始めてから5年、当時と現在のキャンプ道具を比べてみました!
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目次
初めてのキャンプツーリング装備と現在の道具を比較してみる
キャンプツーリングデビュー当時の装備
じゃーん!バイクのシートバッグに入れていたキャンプ道具
左上から順に
- テーブル
- チェア
- エアマット
- クッカー
- CB缶
- コップ
- ペグ
- テントのポール
- シュラフ
- 着替え/お風呂グッズ
- ランタンやカトラリーなど、こまごまとしたもの
- 靴
それと、テント(フライ/インナー)とグラウンドシート。
最初に揃えたキャンプ道具達
当初、テント・シュラフ・マットがあればキャンプができると聞いたので、まずはこの3つを揃えました。テントは友人が昔使っていたモンベルのムーンライト2型を譲って貰うことに。
「月明かりの中でも簡単に設営可能」というコンセプトの通り、初めてのキャンプでも一人で問題なく設営ができました。シュラフとマットはキャンプ用品店の店員さんと相談しながら決めました。
キャンプツーリングをする上で不安だったことやわからないこと、どんなキャンプをしたいかなどを話すうちに…
- 荷物はバイクに積むため、できるだけコンパクトにしたいけど重さはそれほど考慮しなくて良い
- 今後キャンプを続けていくかまだわからないため、できるだけ費用は抑えたい
- めんどくさがりなので、メンテナンスは楽なほうがいい
など、買うべきアイテムの方向性が見えてきました。結果、シュラフは化繊で3シーズン用のものを、マットは寝心地が良くコンパクトになるエアマットを購入。
さらに「料理はしなくても、お湯を沸かせる道具があるといいですよ」とアドバイスを受け、クッカーとバーナー、テーブルとチェアも同時に購入しました。
初めてのキャンプで迎えた朝。5月の福島は想像以上に寒かったので、朝一で暖かい飲み物を準備できたのは助かった。
キャンプデビューから5年経った現在の装備
こちらが現在のソロキャンツー(2泊)の荷物。
左上から順に
- エアマット
- シュラフ
- 着替え/お風呂グッズ
- テーブル
- チェア
- クッカー
- ランタンやカトラリーなど、こまごまとしたもの
- テント
- グランドシート
5年たった今も「キャンプは宿泊手段」というスタンスは変わらないため、持って行くアイテムはほとんど変わっていませんでしたが、それぞれ買い替えをしていました。
キャンプデビューから5年間で買い替えたギア一覧
テント
大きな不満はなかったのですが、もともと中古のテントだったためか、たびたび浸水するようになり使うのが億劫に。修理しながら使用していたのですが、より快適にツーリングをするために買い替えを決意!買い替えにあたり、重量・仕舞サイズ・室内の広さ・設営の容易さ・価格等を考慮し、プロモンテ VL26に決めました。
特に仕舞サイズはムーンライトと比べると46cm×Φ16cmから25cm×Φ15cmと大幅に小さくなり、積載量に限られるバイクキャンプにおいてコンパクト化のメリットは大きいと感じました。また設営もムーンライトに負けず劣らず非常に簡単です。
シュラフ
最初に買った化繊のシュラフは店頭で見たときには「これならバッグに入りそうだな」と思ったものの実際に入れてみると思ったより大きく、コンプレッションバッグを使ってもさほど小さくならず、シートバッグの4分の1ほどを占めていました。
レディース用のダウンシュラフに変えることで、7.3Lから2.9Lへの大幅にコンパクト化に成功!多少雑にコンプレッションバッグに入れてもちゃんと小さくなるため、撤収が楽なのもお気に入りポイントです。
ちなみにコンプレッションバッグはGranite GearのeVent シルコンプレッサー XSサイズを使用しています。
バーナー
イワタニのジュニアコンパクトバーナーは、本体はスノーピークのクッカー(トレック900)に収まるのはいいけれど、CB缶は別で持たなくてはいけないのが不満でした。プリムスならバーナーもOD缶も一緒にクッカーに入っちゃいます。
テーブル
サイズの割にかさばるため、SOTOのフィールドホッパーに買い替え。取り出してすぐに使用できて、薄くて収納にも便利です。
伝わるかな?この薄さ!袋から出すと勝手に開きます。
5年前から今でも愛用している道具たち
クッカー
ソロキャンプではほとんど料理しないわたしにとって、スノーピークのトレック900はちょうどいいアイテム。お湯を沸かすにも、おでんやレトルト食品を温めるのにも、たまの炊飯も問題なくこなせます。
エアマット
ニーモのインフレータブルマットは広げただけでふくらみ、少し空気を追加するだけでいいので設営はとっても楽ちん。その反面、撤収の際に空気を抜くのが少し大変ではありますが、使用感に大きな不満はなく気に入っているアイテムです。
ペグハンマー
ベルモントのピトンヒッターはコンパクトでかさばらず、程よい重量もあり、硬い地面でもしっかりとペグを打ち込むことができます。シンプルなデザインも気に入っています。
実際に使ってみて自分に合ってるか判断することが大切
コンパクト化で快適なツーリングを
1つ1つの道具を小さくしたことでパッキングが容易になり、窮屈だったライディングポジションにも余裕が生まれました。本当は荷物なんかないほうがツーリングは楽しめますから、できるだけ小さくて軽いほうが良いですよね。
最初から自分に合う道具には出会えない
キャンプデビュー時と比べて、ほとんどのアイテムを買い換えていたことに自分でもちょっとびっくり。当時キャンプ用品店の店員さんやキャンプツーリング経験のある友人にアドバイスを貰ったり、インターネットのレビューを読んでどの道具を購入するか決めましたが、最終的には自分自身で使ってみないと、どの道具が自分に合っているかって言うのはわからないものですね。
いきなり高い装備を揃えてしまうより、買い替える前提で安い道具を使ってみる…というのが最終的には安く抑えるコツかも知れません。その過程もキャンプの楽しみの一つなのかも…!
ギア
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