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日本ではありえない⁉スペインの超巨大キャンプ場でリゾート系キャンプを初体験

こんにちは。スペインでまったりキャンプを楽しんでいるMagpieです。

国が違えば文化が異なる。まさにこの言葉の通り、スペインのキャンプスタイルは日本と異なる点が数多くあります。キャンプ場も例外でなく「え、これもキャンプ場?日本ではありえないだろっ!?」と目を疑ってしまうような型破りのキャンプ場も地中海沿岸にはいくつか。

今回は、場内に診療所やスーパーがあり、さらにプライベートビーチで遊ぶことのできる超大型リゾートキャンプ場、プラヤ・モントロイジュ・キャンピング・リゾート(Playa Montroig Camping Resort)でカルチャーショック満載なキャンプを初体験してきました。

日本とはかけ離れたスケールのキャンプ場。潜入レポートです!

Magpie

夫婦キャンプ歴5年。イギリス人の夫とスペインのど田舎で生活しています。お金をかけない快適キャンプがモットー。主にスペインの東海岸地方を中心にキャンプを楽しんでます。

プラヤ・モントロイジュはどこにあるの?

ガウディで有名なカタルーニャの首都バルセロナから南に約100㎞。世界遺産もあり古い街並みが美しいタラゴナは30㎞。コスタドラダ (黄金海岸)とよばれるリゾート地にあります。

キャンプ場の前には地中海が広がり、ビーチでのんびりとした時間を過ごせます。日本海や太平洋ももちろん素敵ですが、「地中海」と聞くとバカンス気分盛り上がりますよね。

超巨大キャンプ場「プラヤ・モントロイジュ」の施設と設備

それでは「日本ではありえない!」が連発するスペインのリゾートキャンプ場の凄さをご紹介します!

概要

とにかく広いこのキャンプ場。収容力は、なんと1200サイト以上!スペインの国土面積は日本の1.3倍。ほんの少し大きいだけなのに、スペインのキャンプ場はなぜここまででかい?

区画サイトのほかバンガローも39棟あるとのこと。手ぶらでキャンプができるので、旅行者にももってこいかもしれません。

敷地がとにかく広く、キャンプ場内を線路が横切っているというのにもちょっと驚かされました。日本にも、電車が境内を走り抜けている神社がありますよね。なんでこんなことになってしまったのでしょう。

面白かったのは、場内の小道にアリカンテ通り、コルドバ通り、セビリア通りなどと名前が付いていたこと。私たちのサイトはバルセロナ通りにありました。

敷地内にはプール、ジム、テニスコート、サッカー場、キャンプ用品店、スーパー、レストランなどもあります。

欧州各国からの長期滞在キャンパーが多いとのことで、キャンプ場外に出ていかなくてもたっぷり楽しめるような設備が充実していました。

ちなみに突然の病気やケガに備え、24時間365日診てもらえるメディカルセンターもキャンプ場内にあります。すごいですね~。

サイト

プラヤ・モントロイジュは区画サイトのみ。サイトは6ゾーンに分かれていて、ゾーンによって区画の利用料金、広さ、設備が異なります。

  • Standard: 道路に近い日差しの強いサイト。25ユーロ
  • Standard Classic: 線路と道路に挟まれた、プールとレストランに近いサイト。27ユーロ
  • Standard Deluxe :亜熱帯の木に囲まれたサイト。28ユーロ
  • Premium Classic :区画ごとに水場のある、中心部の木に囲まれたサイト。31ユーロ
  • Premium Deluxe :木陰の、海の見えるサイト。34ユーロ
  • Premium Plus :海に面したビーチフロントサイト。53ユーロ
上記の料金はオフシーズンのもの。大人2人、電源が料金に含まれています。

日本でもオートサイトやフリーサイトなどに分かれていますが、こちらはそれ以上の細かさです。

使われている様子の無かった、キャンプ場の端っこのサイト

私たちは、大きな椰子の木やポプラの木に囲まれたスタンダード・デラックスを選びました。椰子の木の下でゆったりとした南国風のキャンプ。一風変わった魅力があると思いませんか?

芝のはずの地面はすっかりはげていました。サイトの広さは約90平方メートルで、車を横づけするとちょっときつめでしたが、テント泊には理想的な便利で静かなロケーションでした。

キャンプ場内の道は、しっかり整備されています。

ビーチフロントのサイト。「地中海を眺めながらキャンプするのいいかも」とも思ったのですが、ビーチフロントのプレミアム・プラスサイトの料金はスタンダードサイトの約2倍。節約派の私たちにはちょっと高すぎです。

サニタリー施設

キャンプ場を選ぶとき、トイレやシャワーはどうしても気になってしまいますよね。キャンプ場マップによると、敷地内には12棟のサニタリー施設があるとのこと。とっさにトイレに行きたくなっても安心です(笑)。

頻繁に清掃の方が掃除してるので、どのトイレもシャワーもきれいでした。

「これはホテルのロビーか…」と思ってしまうようなサニタリー施設の入り口

プール

「リゾート=プール」と思っているのは私だけでしょうか?テントを設営した後、さっそくプールを偵察。

日本でもプールで遊べるキャンプ場はありますが、2つあるプラヤ・モントロイジュのプール施設はリゾートホテル並み。

私たちのサイトに近いプールはお子さま向け。小さめで浅いプールにはウォータージャングルジムもあり、家族で楽しめそうです。

サイトから線路の下をくぐって反対側へ行くと、大きなプールエリアがあります。温水プールやウォータースライダーもあり、年甲斐もなく大はしゃぎしてしまった私です。

どちらのプールエリアにも、ちゃんとライフガードがいました。いつも目を光らせているので、小さな子どものいる家族も安心ですね。

プールで遊んだ後は、プールバーで冷たいビールを堪能

プールの周りの人工芝で日光浴を楽しんでいる人も大勢いました

ショップ

こんな巨大なキャンプ場だと、やっぱりショッピング施設も充実。

日本では売店のあるキャンプ場もたくさんありますが、ここでは売店ではなくスーパーがありました。新鮮な肉や魚、お菓子やお酒となんでもあり、町の小さなスーパー並みの品揃えです。

スーパーの隣にはキャンプ用品店。さすがに専門店ほどではないのですが、なかなかのラインアップでした。場内にはほかにもパン屋、ピザのテイクアウトなどもあります。

事前に食材やお酒を買い出ししなくてもOKなので便利だと思います。でも値段はちょっと高めなので、私たちは近くのスーパーで買い物していました。

バーとレストラン

さすがにリゾートと言うだけあって、バーやレストランも充実していました。

Espai Grillは本格的なバーベキューを味わうことのできるおしゃれなグリルレストラン、中心部に位置するLa Terrassaはカジュアルなカフェレストランです。

木陰でのんびりとくつろげるLa Terrassa。朝の優雅なひと時にコーヒーとマフィン、日差しの暑い午後にアイスクリームを楽しみました。

ほかにも9つのバーが敷地のあちこちに点在していました。いつでもどこでも冷たいビールを飲めるのがうれしいところです。大酒飲みの多いヨーロッパならではです。

夜はビーチフロントのTucanamar Tropical Barに行ってみました。テラスから眺める暗い海と遠くの街の明かり。ロマンティックな気分にひたれます。

アクティビティ

場内にはサッカー場、テニス場、バスケットボールコート、ピンポンコート、ミニゴルフ、マルチスポーツコートがありました。

本当にすごい…。脱帽です。

ほかにもさまざまなアクティビティが用意されていました。カヤックやダイビングなどのアウトドアアクティビティはもちろん、ホビーセンターでは宝さがしや貝殻を使ったフレーム作りなどもできるそうです。

大人も楽しめるアクティビティも満載でした。フィットネスジムではズンバやヨガなどの体験、スパではマッサージやサウナなどを楽しめるとのこと。

なんとシネマもありました。雨の日は映画鑑賞も有りでしょうか。

「冗談やろっ」と突っ込まれるかもしれませんが、ディスコやカラオケも催されていました。でも、開始時間は夜の10時以降。早寝早起きの私たち中年夫婦の就寝時間は11時半。

夜は自分のサイトで、飛び回るコウモリを見ながらボードゲームで盛り上がりました。

ビーチ

キャンプ場の目の前は地中海。

キャンプ場専用の砂浜は約1㎞で、スタッフによりしっかりきれいに管理されていました。

砂浜を歩いていたらこんなかわいいロックアートを見つけました。

夕暮れの海を眺めながら砂浜を散歩するのもオツなものです。

太陽、黄金色の砂浜、青い海。キャンプしながらこんな光景を楽しめるのは、海辺のリゾートならではですね。

注意点

プラヤ・モントロイジュだけでなく、ほとんどのスペインのキャンプ場では焚き火が禁止されています。

ゆらゆらと燃える炎、パチパチと薪の燃える音はキャンプのだいご味のひとつだと思うのですが、頻繁に起こる山火事を防止するためとのことです。

スペインでは、キャンプ場以外でワイルドキャンプするのも違法です。

エリア・周辺情報

遠くまで来たなら、やっぱり観光もしてみたいですよね。日本から来る場合は、せっかくだからレンタカーを借りて、有名ではない隠れスポットに行ってみるのもいかがでしょうか?

プラヤ・モントロイジュは、我が家から約4時間。私たちもキャンプ場内だけで過ごすのはもったいないと思い、近場の面白そうなところに行ってみました。

穴場の観光スポット「ミラベット村」

キャンプ場から車で30分くらいのところにあるミラベット(Miravet)村は穴場です。車がないと行けないので、観光客の姿はほとんど見かけません。

中世の雰囲気を醸し出すとても魅力的な小さな村で、高台には古いお城があります。

お城の狭い曲がり階段を上ると眼下に悠々と流れるエブロ川とミラベット村を望むことができ、本当に気持ちのいい場所でした。

コスタドラーダのリゾートタウン「サロウ」

キャンプ場からバスでも行ける、ファミリーリゾートとして観光客にも人気のサロウ。おしゃれなお店やレストランもたくさんあります。

ポートアベンチュラというテーマパークもあり、家族みんなで楽しむリゾートといった感じです。

海辺を歩いて見つけた猫用水飲み場。たくさんいる野良猫のためのようです。

古いキャンピングトレーラーが屋台に変身

地中海に面したアメニティを満喫できるキャンプ場

興味半分、怖さ半分で訪れたプラヤ・モントロイジュですが、思ったよりも心地がよく3泊の予定を5泊に延長。超大型キャンプ場なので人が多すぎでうるさいのじゃないかと心配していましたが、そんなこともなく、ゆったりとした癒しの時間を堪能できました。

日本では考えられないスケールのキャンプ場。カルチャーショックの連続で、新しいことだらけのキャンプでしたが、所違えばこんなのもありなんです。

最近は、キャンプ場に泊まりながら観光地巡りをするという旅行スタイルも増えていますので、スペイン旅行をお考えの方、リゾートの雰囲気を味わいながらキャンプするのはいかがですか?

Magpie

夫婦キャンプ歴5年。イギリス人の夫とスペインのど田舎で生活しています。お金をかけない快適キャンプがモットー。主にスペインの東海岸地方を中心にキャンプを楽しんでます。

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