家族で8月上旬の猛暑の中、茨城県日立市にある奥日立きららの里というキャンプ場に行ってきました。
初めて訪れたキャンプ場でしたが、東京ドーム10個分という広い敷地に日本一長いという滑り台やアスレチック、動物のふれあい広場など見どころがたくさんありました。この施設にキャンプ場がオープンしたのは2014年ということなので、まだまだ新しいですね。詳しくご紹介したいと思います。
奥日立きららの里キャンプ場
奥日立きららの里キャンプ場は茨城県の北部、日立市にある複合施設の中にあるキャンプ場です。常磐自動車道の日立中央ICから10分ほど山道を登ったところにあります。
神奈川県の我が家からだと片道約3時間くらい、都内からだと2時間半くらいだと思います。常磐自動車道は、ほとんど渋滞しないので私にとっては走りやすい高速道路です。(^^)
キャンプ場からいちばん近いスーパーが、車で20分くらいのところにありますが、IC降りてキャンプ場方面と反対方向になるので、行くならキャンプ場に向かう前に‼
コンビニエンスストアなら、キャンプ場から車で5分ほどのところにあります。一応、管理棟にも薪や炭、ガス缶や調味料なども売ってますが、やはり割高ですし品揃えも少ないので、あらかじめ購入しておくことをオススメします。
キャンプ場の雰囲気
キャンプ場は、上中下段と分かれていて、テントサイトは上段と下段になります。中段には、トイレ、炊事場、シャワー棟があります。中段へは、上段からも下段からも階段で行きます。個人的には、下段からの階段のほうが長く感じました。
上段は道を挟んで向かい合うようなサイトで、下段は片側だけになります。
私たちが行ったときは、下段には奥のサイトに1組、上段には5グループでデイキャンプをしてる団体さんと、ファミリーと思われるグループが2組いらっしゃいました。
その様子からみると、静かにのんびり過ごしたい方は下段で、みんなでワイワイやりたい方は上段、という雰囲気でした。今回たまたまかもしれませんが…
サイトからの見晴らしが良いわけではなく、上段でも下段でも景色はそんなに変わりませんでした。サイトから景色が見渡せたら綺麗そうなのにな〜とちょっと残念に思いました。
ロケーション
サイトは全部で20サイト、全て電源付きです。1サイトの広さは45㎡〜71㎡で、ちょっと狭いな、という印象です。
2サイトが隣り合わせのサイトが多いですが、仕切りになるようなものは何もありません。グループキャンプにはいいと思いますが、知らないグループで隣り合わせのサイトは使いづらそうです。サイトが狭いので、1家族で2サイト利用するほうが、使いやすいと思います。
我が家は今回は、タープのみ設営して車中泊にしました。タープはスノーピークのヘキサタープLを使いましたが、56㎡のサイトでギリギリでした。他の方のサイトでは、ドームテントとワンタッチタープという組み合わせが多かったです。テントとタープを張るなら、その組み合わせ以外は2サイト必要になると思います。
2ルームテントの場合だと、大きめのものは1サイトじゃ無理そうです。サイトは芝で(駐車スペースと道は砂利)ペグは刺さりやすかったです。全サイト共通して、木などがあまりないので、日当たりがいいです。でも、そのぶん日陰がないので夏は日差しがキツイです…
設備、水まわり
トイレ
全て洋式でした。ウォシュレットや保温機能はありません。ペーパーも常に補充されていて、とても綺麗に掃除されていました。
炊事場
お湯は出ません。各シンクに洗剤とスポンジ、金たわしがあります。シンクのとなりは作業台があって使いやすかったです。
個人的に嬉しかったのは、ハンドソープがあったこと。以外と置いてあるキャンプ場ってあんまりないんです。ちゃんと石鹸で手洗いたいな、って思うことキャンプしてるとちょいちょいあるんです。我が家はハンドソープを持参していますが、置いてあったことに感激しました。
シャワー棟
お風呂はありませんが、コイン式のシャワーがあります。5分100円と、こちらも良心的。シャワー室も脱衣場も自分で電気をつけるので、消し忘れに注意。
1日目の夜に使用しましたが、お湯の温度もシャワーの水圧も問題なく快適に使えました。ここには水道が2つあり、鏡もあるので朝、顔を洗うときもここに来ました~。
ごみ捨て場
ごみは燃えるゴミ、ビン、カン、ペットボトルと分別して捨てます。指定のゴミ袋はないので、少し大きめのビニール袋を何枚か持参すると良いと思います。時間の指定もないので、好きなときに捨てられて便利です。
隣に自動販売機があります(写真に少ーしだけ写ってますが…)。夏限定で冷たいのだけ売ってます。アルコールはありません。
その他気付いたことや注意事項等
水まわりは全体的にとても綺麗に管理されていました。トイレも常に綺麗でペーパーもきちんと補充されていました。炊事場も排水口にゴミが溜まっていることもなく、台の上も水滴など綺麗に拭いてありました。シャワー室も同様、ゴミや髪の毛など全くありません。
夜になると、中段へ行く階段は暗いので、明かりが必須です。トイレは近づくとセンサーで明かりがつきますが、炊事場は入り口付近にあるスイッチを自分でつけないといけません。うちの小1の息子はトイレのたびに「一緒に来て~」と言ってました…。
花火は手持ち花火のみOKです。でも、芝生を焦がさないように注意しましょう。ペット同伴は禁止です。キャンプ場は全サイト禁止ですが、テントサイトの先にあるケビンは、ゲージに入れて玄関まではOKのようです。施設内にはドッグランもあります。
利用料金
1サイト1泊2700円!!しかも電源付で、入場料も無料です。この安さ、かなり魅力的です!2サイト使っても5400円なので、それでも安いほうだと思います。
1サイト8人まで利用できます。デイキャンプは、サイト使用料1350円と大人320円、子供100円の入場料がかかります。
施設内の案内
わくわくスライダー
日本一長いという、ボブスレータイプの滑り台です。1人で乗れるのは小学3年生以上で、4歳~小学2年までは大人と2人乗りになります。4歳以下の子は乗れません。
大人(高校生以上)1回520円、子供(小学3年生以上)1回320円。大人3回券1250円、子供3回券730円。4歳〜小学2年生までは無料です。
うちの息子は小学1年生なので、まだひとりでは乗れないので、大人3回券を買って、私と息子ペア1回、パパと息子ペア2回で乗りました。「けっこう速い」という情報を前もって知ってしまった私は、ビビってあまりスピードを出せず…
本当にけっこう速かったです。カーブが何箇所かあるんですが、飛び出しちゃいそうで思わずカーブ手前で減速…かなり慎重な滑りでした^^;
同じくビビりの息子は、2回目一緒に乗ったパパがけっこう飛ばしたみたいで、最後ママと一緒がいい~と言ってましたが、ノリノリのパパに連れて行かれました…
でも、すごく楽しかったみたいで、次の日帰る前にもう1回乗りたい!と言って乗りに行きました。パパと一緒に…ノリノリで…^^;
アスレチック広場
この施設の高台に「きららとりで」という、アスレチックがあります。私の中でアスレチックというと、木製の遊具がたくさんあるイメージなのですが、こちらのアスレチックは木製の遊具は1つです…
でも、いちばん上に登ると高台ということもあって、景色がすごく良かったです。風もあって心地よく、しばらく私ひとりで涼んでました。笑
ローラーの滑り台や、ターザンロープのような遊具もあります。このターザンロープ、段差がついていてスピードも結構でて楽しかったです!私、何気にハマって年甲斐もなく、何回もやってしまいました…
その他
その他には、ふれあい牧場があり、ポニー、羊、ヤギが放牧されています。柵越しに触れたり、えさやりもできます。私たちが行ったときは気温30℃超えの真夏日…動物たちも暑いのか、日陰にいて全く動きがありませんでした。
わくわくスライダーに乗っているときも日陰に避難してるポニーが見えました(^^)
施設の管理棟では、夏休みのイベントとしてカブト虫とクワガタの展示会をやっていました。息子は最近ちょっと虫に興味が出てきてるものの、まだ触れず…パパが持ったカブト虫を指でツンツンするのが精いっぱいでした…
とにかく広く、傾斜がキツイところもあるので車での移動をオススメします。我が家も、もちろん車移動…施設内は一方通行なので、通り過ぎてしまうと、ぐるっと一周しないといけないので注意です。
土日祝日だと、ロードトレインが施設内を走っているそうなので、ロードトレインでの移動も子供は喜びそうですね。
奥日立きららの里キャンプ場の感想
今回のキャンプ場、選んだ理由はなんといっても料金の安さでした。期待半分、安さの心配半分で来ましたが、結果、とても良かったです!施設スタッフの方たちも、みなさんとても親切で感じの良い方ばかりでしたしね(^^)
お風呂はないですが、車で20分くらいのところに「ホリゾンかみね」という入浴施設があります。こちらも複合施設で、遊園地や動物園、プールもあるので、連泊した時には足を運んでみるのも良さそうです。
ちょっと残念なところといえば、やっぱりサイトが狭いことですかね…。でも電源も付いているし、ゴミも捨てられるし、キャンプ場内こまめに掃除されていてとても綺麗ですし、コスパ最高のキャンプ場だと思います‼
私としては、とてもおすすめできるキャンプ場です。ぜひ、リピートしたいです!今回、私たちは上段サイトだったので、次回は下段サイトを利用したいと思います(^^)
ギア
- 日毎
- 月間
- 殿堂
甘くて美味しいスイーツを使ったホットサンドの絶品デザートレシピ7選
ロースタイルにアジャストしたWAQ新商品「WAQ Multi Low Table-S」が大人気
北海道発のアウトドアスパイス『どんなときもスパイス』を使ったレシピをご紹介!
道志の有名キャンプ場「ネイチャーランドオム」に行ってみたら想像と違いすぎて驚いた
川床でこたつ鍋!?ときたまひみつきちコモリバが提案する密を避けた新プランに注目
日本三大カルストの1つ!北九州の「平尾台・貫山」は子どもも登れるオススメの山!
彩湖・道満グリーンパーク バーベキュー広場|焚き火&キャンプも可能な無料エリア紹介
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
キャンプ場からワーケーションをしたら本当に仕事は捗るのか?実際に試してみた
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
3面構造で炎の揺らめきを存分に楽しめる良コスパ薪ストーブがVASTLANDから発売
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ