観光地へのアクセス抜群！九州の真ん中「瀬の本高原オートキャンプ場」に行ってきました

瀬の本高原オートキャンプ場は、熊本県阿蘇郡にある瀬の本高原レストハウス内に併設されたキャンプ場です。

大分県と熊本県を結ぶ日本百名道のひとつ「やまなみハイウェイ」の中間地点に位置します。瀬の本高原レストハウスは、やまなみハイウェイ沿いで一番大きなドライブイン（懐かしい響き…）なんだそうです。

実は…その昔ながらの佇まいから、九州住みの筆者は瀬の本高原レストハウスはとっくに閉店しているものと長年思い込んでいました！すみません！筆者の勘違いとは裏腹に施設の充実したキャンプ場でしたのでご紹介します。

瀬の本高原オートキャンプ場ってどんなところ？

瀬の本高原オートキャンプ場があるのは、熊本県阿蘇郡小国町。大分県との県境に近いところにあります。ちょうど九州の真ん中のようなところです。

標高は900mで、夏場でも夜は涼しく過ごせる反面、秋口の夜はぐっと冷え込みます。

九州最大級！100組収容可能なフリーサイト

出典：瀬の本レストハウス

瀬の本高原オートキャンプ場にはグラウンドを利用した、最大100組収容可能なフリーサイトがあります。広くて景色が良さそう！ここに泊まれば九州の真ん中でキャンプしてる！って感じが味わえそうですよね。

フリーサイトの予約は不要

瀬の本高原オートキャンプ場の予約受付はオートサイトのみで、フリーサイトは事前に予約をすることが出来ません。

ちなみにフリーサイトはグラウンドのフリーサイトと、奥のオートサイトのさらに奥にある小さめのフリーサイトの2種類があります。グラウンドのフリーサイトだけでも100組泊まれるので予約は必要ないということでしょうか。

グラウンドのフリーサイトは車両乗り入れ不可で、オートサイトの奥にあるフリーサイトは車両乗り入れ可です。

ただ今回、グラウンドのフリーサイトは利用することが出来ず、オートサイトの奥にある小さめのフリーサイトでのキャンプとなりました。どうしてもグラウンドのフリーサイトを利用したい場合は行く前に電話で確認した方が良さそうです。

お土産屋さんやレストランがあり観光気分が盛り上がる

レストハウスの店内、手前はくまモングッズ

瀬の本高原オートキャンプ場は瀬の本レストハウスと併設しているので、お土産屋さんやレストランにも立ち寄ることが出来ます。

レストランでは阿蘇自慢の赤牛の料理を食べることも出来ます。キャンプのチェックアウト後の食事にいいかもしれませんね。

コンビニもある

レストハウス内にコンビニもあります！周りは観光地で、他には近くにコンビニはありませんので助かります。

と言ってもロー〇ンのような主要なコンビニではなく、「Yマート」というコンビニで夜は閉まりますのでご注意ください。

バイカーさん御用達「KUSHITANI CAFE」がある

バイクとは縁遠い筆者。KUSHITANIって何？と思って調べました。KUSHITANIはバイクのライダー用に日本で初めてつなぎのレザースーツを制作、販売した会社なんだそうです。

そんなKUSHITANIが運営するバイカーのためのカフェが「KUSHITANI CAFE」なんですね。国内ではこの阿蘇店を含め、4店舗しかないそうです。バイカーさんにとっては行ってみたい場所のひとつなのではないでしょうか。

店内に飾られていたこのバイク、なんと……2000万円でした…！なんで！！

コーヒー豆にもこだわっているようで、カフェメニューも充実しているのでバイカーさん以外にもおすすめです。

【KUSHITANI CAFE】
営業時間：11:30～15:00（14:00オーダーストップ）
定休日：火曜日

通年営業ではないのでご注意を

残念ながら瀬の本高原オートキャンプ場は通年営業ではありません。

営業期間は4月1日～10月31日までとなっています。

瀬の本高原オートキャンプ場の施設案内

出典：瀬の本オートキャンプ場

瀬の本高原オートキャンプ場の施設を写真付きで紹介します。

受付はレストハウスの奥で

キャンプの受付はレストハウス内の2階に上がる階段の近くにあります。かなり奥の方にあってちょっと見つけにくいです。

ちなみにキャンプ用品の販売は炭のみで、薪や着火剤等の販売はありません。

オートサイト

オートサイトは全部で35区画。電源付きサイトもあります。写真ではわかりずらいですが、車を止めるスペースとテントを張るスペースがしっかりと区切られていました。

サイトによってテントを張るスペースの広さに差があり、狭いところでは大きめのテントとタープを張るのは難しそうなところもありました。

フリーサイト

今回利用したのはオートサイトの奥にある車両乗り入れ可のフリーサイトでした。

秋はススキ、初夏や夏場は新緑に囲まれます。曇ると一面霧に包まれてしまいましたが、霧が無ければ遠くに山々を眺めることが出来ます。

オートサイトの奥にあるフリーサイトの全体像。20張りくらいは入りそうです

オートサイト、フリーサイトのどちらも直火は禁止です。薪を使った焚火は、煙が周りの迷惑にならない範囲でのみ許可されています。

炊事場

炊事場はオートサイトゾーンに2つ、グラウンドのフリーサイトゾーンに1つで、計3つありました。スペースが広く作業がしやすいです。

炊事場に洗面台も用意されていて、朝の準備の時に助かりました

トイレ

オートサイトゾーンのトイレは和式のみ。サイト数の割には女子トイレは2個室だけと少なめです。お掃除はしっかりとされていました。

トイレの外観は結構古め

古さが目立ち、匂いもきつかったので、気になる方はレストハウスの近くまで戻れば広くてきれいなトイレがありますよ。

出典：瀬の本レストハウス

瀬の本高原レストハウスの公式HPより、レストハウス横のトイレ。差が激しすぎます(^^;)

ただし、夜間は男子トイレと女子トイレが一緒になります。ちょっと夜は使いずらいかなー。

ゴミは捨てて帰れる

瀬の本高原オートキャンプ場ではキャンプ場で出たゴミと炭は捨てて帰れます。

トイレの横にゴミ捨て場があります

コインシャワー

コインシャワーは一応ありますが、古いです。近くに温泉があるのであまり出番はないかなと思います。

古くてちょっと使いにくいかな～という感じ

瀬の本高原オートキャンプ場の利用料金と施設情報

瀬の本高原オートキャンプ場の利用料金と施設情報です。

利用料金

電源付きオートサイト：5,000円（税別）
電源なしオートサイト：4,000円（税別）
フリーサイト：3,000円（税別）

施設情報

住所	熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本高原
電話	0967-44-0011
定休日	不定休
レストラン営業時間	平日/11:00～14:00 土日祝・11:00～14:30
コンビニ・売店営業時間	8:45～17:30

キャンプ場の周辺情報

瀬の本高原オートキャンプ場は九州屈指のドライブコースであるやまなみハイウェイの真ん中にあるので、観光地へのアクセスは抜群です！周辺情報をまとめます。

温泉

温泉はかなり豊富。隣はおんせん県の大分県ですし、熊本県の最も有名な黒川温泉まで車で10分です。そしてキャンプ場の隣には瀬の本高原ホテルがあり、このホテルの露天風呂がまた絶景です。

今回は瀬の本高原ホテルの温泉に入る予定でしたが、なんと臨時休業（泣）。急遽、黒川温泉の立ち寄り湯を探して行ってきました。

瀬の本高原ホテル

出典：瀬の本高原ホテル

瀬の本高原ホテルも瀬の本レストハウスの施設の一部のようです。キャンプ場のすぐ隣にあります。ホテル内には内湯もあるのですが、立ち寄り湯の場合は露天風呂のみの利用です。この露天風呂に入りたかった！

住所	熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺5644
電話	0967-44-0121
立ち寄り湯受付時間	8:30～20:00
料金	大人600円／3才以上小学生まで300円
公式HP	瀬の本高原ホテル

黒川温泉「夢龍胆（ゆめりんどう）」

夢龍胆の入り口、とても風情のある雰囲気でした

黒川温泉の入口にある旅館です。川がすぐ近くにあり、とても良い雰囲気。平日だったからか、貸し切りで楽しめました！

出典：黒川温泉夢龍胆

住所	熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6430-1
電話	0967-44-0321
立ち寄り湯受付時間	8:30～21:00
料金	550円
公式HP	黒川温泉夢龍胆

観光地へのアクセス抜群

瀬の本高原オートキャンプ場はその立地から、熊本県、大分県の観光地へのアクセスが良好です。いくつか紹介します。

シェ・タニ瀬の本高原店

キャンプ場から車で5分。景色を眺めながら美味しいケーキを食べられるカフェです。写真が無くて残念ですが、店舗はとっても可愛い洋館の建物。お庭も含めピーターラビットの世界のような感じです。

ちょっとお値段が高めなのですが、ケーキバイキングが人気のお店です。甘党の方はぜひ。

以前ケーキバイキングを食べたときの写真、嬉しいコーヒー紅茶飲み放題付きです！

住所	大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-8
電話	0967-48-8077
料金	ケーキバイキングお一人様（90分）大人 2,400円 / 小学生 1,200円 / 3才～小学生以下 550円
ケーキバイキング受付時間	11:00～14:30まで