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【広い・安い・美しい】浜松がほこる三拍子そろった「渚園キャンプ場」徹底レビュー!

【広い・安い・美しい】浜松がほこる三拍子そろった「渚園キャンプ場」徹底レビュー!

今回レビューするキャンプ場は、静岡県浜松市にある「渚園キャンプ場」です。

浜名湖にポツンと浮かぶ島がまるごとキャンプ場とスポーツ施設になったのが、この渚園という施設!おすすめのポイントはなんといっても「広さ」「安さ」「美しさ」!

見渡す限りに広がる芝生はすべてキャンプ場で、フリーサイトであれば大人1名410円(別途駐車場代は必要)!さらにトイレから芝生に至るまで美しく管理されています!

今回はこの渚園キャンプ場で実際にキャンプをして感じた魅力や注意点を詳しく紹介していきたいと思います。

渚園キャンプ場の基本情報とアクセス

渚園キャンプ場の基本情報

住所 〒431-0214 静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005-1
電話番号 053-592-1525
チェックイン 午前10:00~
チェックアウト 宿泊 ~午前10:00
日帰り ~午後21:00
公式サイト https://www.birukan.jp/nagisaen/

特筆すべきは利用時間です。午前10時~翌日午前10時まで利用できますが、もし前日の利用者がいなければ午前8:30からチェックインすることが可能です。ぜひ出発の前日に確認してみるといいでしょう。

渚園キャンプ場の利用料金

サイト 区分 利用料金(税込)
オートサイト 1区画1泊 3,660円
オートサイト(電源有) 1区画1泊 4,700円
ペットサイト 1区画1泊 3,660円
ペットサイト(電源有) 1区画1泊 4,700円
フリーサイト 1泊大人 410円
1泊小中学生 300円
フリーサイト(日帰り) 大人 410円
小中学生 300円

オートサイトの利用料金の安さもすごいですが、フリーサイトならさらにびっくりの値段です!大人2人、小学生2人でフリーサイトを利用すると、なんと1,440円でキャンプができてしまいます!

ちなみに駐車料金は有料となっており、出る時に400円必要となるので注意してください。

渚園キャンプ場ってどんなところ?

超広々と使えるキャンプ場です

渚園キャンプ場はとにかく広いです!その広さはなんと20,000平方メートル!キャンプ場は端から端が確認できないくらいに広がっています。

キャンプ場内にはオートサイト&ペット連れ専用サイトが合計164サイト、さらにフリーサイトが最大150名までの受け入れ可能です。

町から近くて、これだけ広いキャンプ場はなかなか見かけません!

フリーサイトであれば早めに場所さえ確保すれば広々と使えるのはもちろん、オートサイトも10m×10mの区画となっており超広々と使えます。

上の画像は一緒にキャンプをした連れのテントサイトです。10m×10mもあれば、テント(アメニティドーム)+タープ(ランドロック)+トレーラー+焚き火スペースも入れ込めます。わが家ではとても真似できませんが…。

これだけの広さがあれば、大きなテントやタープでも問題なく利用できるでしょう。

キャンプ場北側には同じ広さの電源サイトも16区画用意されていますよ。

フリーサイトも人が少なければ広々と使えますが、日によっては混雑している可能性もあります。心配な方は早めに行ってスペースを確保した方がいいですね。

ちなみにフリーサイトは自動車の乗り入れはできませんが、受付で台車を借りられます。駐車場からは台車で荷物を運び入れましょう。

有名アーティストも利用したキャンプ場

またこの広々としたキャンプ場ではB’zやTUBE、サザンオールスターズといった有名アーティストによるライブイベントなどにも利用され、近年ではONE OK ROCKがライブを行っています。

管理棟にはたくさんのアーティストのサインや、ライブイベントの様子が掲示されていますよ。

利用した日もキャンピングカーのイベントとバイクのイベントが開催されていました。キャンピングカーやバイクが芝生の広場に何十台も並ぶ様子は圧巻でしたね。

格安で利用できるキャンプ場

整った設備のキャンプ場ほど金額は高くなるのが一般的。高規格キャンプ場といわれる場所では家族で1泊キャンプをすると1万円近くかかる場所もあります。

しかし、渚園キャンプ場の電源なしオートサイトを家族4人で宿泊した場合、なんと3,660円しかかかりません!さらにフリーサイトの利用であれば大人410円、小中学生200円のみで利用できてしまいます。

安いからといって決して施設面の不足があるわけではありません。高規格キャンプ場に負けず劣らずの充実ぶりで、また管理もしっかりと行き届いています。

歩いて10秒で浜名湖へ行けるキャンプ場

キャンプ場のすぐ西側はすぐに浜名湖が広がっており、10秒も歩けばすぐに湖に着けます!

若干の砂浜があり、湖畔を歩いたり夏は湖水浴を楽しんだりすることも可能です。ただし湖とはいっても浜名湖は海とつながっています。湖水は塩分を含んでいるので入ると体が少しベタベタします。

また干潮時には直線距離で30メートルほどの干潟が出現します。シーズンには潮干狩りなども楽しめますよ!

きれいに整備されたキャンプ場

キャンプ場を実際に利用してみると、とにかく管理が行き届いており、きれいに整備されている印象を受けました。

どうですか!この美しく刈りそろえられた一面の芝生!キャンプ場とは思えないほど美しい芝が広がっています!

トイレは管理棟付近に非常にきれいで新しいものが設置されています。もちろん洋式トイレや多目的トイレ、手洗い場にはハンドソープも完備されています。私はあまり気にしていませんでしたが、子どもいわく「このトイレはいい匂いがする」とのことです。

ちなみに広いキャンプ場のいたるところに簡易的なトイレが設置されています。ただこちらはきれいにはされているものの洋式トイレはありません。利用できるのは男性用のトイレと和式トイレのみです。

洗い場もあちこちに設置されており、どこの洗い場も非常にキレイにされています。

生ゴミを入れる用に三角コーナーと替えの三角ネットがあり、利用した人が生ゴミも持ち帰るシステムです。

どうしても夕飯の片付け時間になると人が増えたり汚れたりしますが、朝9時ごろには管理してる方がみえて、キレイにしてもらえます。

キャンプ場の隣には大きな4面のテニスコートが完備されており、2時間520円でテニスも楽しめます。

さらに野球場やサッカー競技場、ソフトボール場などのスポーツ施設もあります。

また管理棟の近くにはコインシャワーも設置されております。

テニス場を利用した人が汗を流すための施設もあり、休憩所とコインロッカーも備えられています。コインシャワーは200円で5分程度、コインロッカーの100円は返却なしでした。

夕日がめちゃくちゃキレイなキャンプ場

上の写真がキャンプ場から見える夕日です。めちゃくちゃキレイです。キャンプ場の西側が浜名湖になっており、夕日の景観を邪魔するものが一切ありません。

まさにため息が出るほどの美しさ。この景色だけでも渚園キャンプ場を利用する価値がありますね。

こちらは渚園キャンプ場東側から見られる朝日の様子です。周囲に高い建物がないため、朝日もめちゃくちゃキレイに見えます。

ペットも泊まれるキャンプ場

渚園キャンプ場にはオートサイトやフリーサイトの道路をはさんだ向かい側にペット連れ専用のサイトがあり、ペット同伴でもキャンプを楽しめるようになっています。

ペット連れ専用のサイト付近にはフェンスで囲われたドッグランも完備されており、ペットのリードを外して自由に遊ばせることも可能です。

ドッグランの入り口には注意書きと入場者の記入欄が用意されています。マナーをしっかりと守って、安全に遊ばせてあげましょう。

渚園キャンプ場の注意すべき点

人気が高く予約が難しい可能性も

今回宿泊したのは11月21日・22日でしたが、実際に予約をしたのが10月の頭で最後の1サイトとのことでした。イベントが開催予定の日だったということもありますが人気の高さがうかがえますね。

サイトの予約は「利用日の3カ月前」から電話、もしくは窓口で受け付けてもらえます。特に週末はフリーサイト、オートサイトともに満員になることが多いです。早めに予約をしておきましょう。

なお週末の混雑状況については、公式サイトの新着情報から確認できます。予約前にチェックしておくことをおすすめします。

23時を超えるとキャンプ場内の明かりが消える

キャンプ場内にはいたるところに街灯が設置されております。またトイレや洗い場にも明かりがあるため安心して利用できます。ただし23時を過ぎると一切の明かりが消灯されます!

唯一残るのは管理棟の明かりと近くにあるきれいなトイレの明かりのみです。子どもが夜トイレに行く時などは必ずライトを持たせるといいでしょう。

キャンプ場が広いので迷子になる

キャンプ場の注意点というよりは、わが家の注意点かもしれませんが…。何を隠そう、今回わが家の子どもが一晩で2回迷子になりました(汗)一緒に歩いてトイレに向かっている最終でしたが、気付いたら子どもがいなくなっていました!

ただキャンプ場はとにかく広く、特に芝生の中に入ってしまうと明かりが非常に少ないです。子どもに言わせると「目印になる木や建物がない」そう。大人であればサイトの位置がある程度認識できるでしょうが、子どもにとっては難しいかもしれません。

暗い中でいなくなった子どもを探し出すのは容易なことではありません!夜間に出歩くときは必ず手をつなぐ、目印となるような発光ブレスレットを着けさせる、迷子になった時の集合場所を決めておくなど等、いざという時に困らないようにしておきましょう。

夜間は車やバイク、電車、飛行機の音が聞こえる

渚園キャンプ場は町に近く、夜22時を過ぎた時間でも車やバイク、電車、飛行機の音が聞こえます。特に激しい音を立てるバイクが走り抜けるときなどは、その音がよく響きました。

個人的にはあまり気にならない方ですが、神経質な人は不快に感じるかもしれません。気になりそうな方は耳栓を用意しておくといいですね。

風がむちゃくちゃ強い

上の画像はシェルターの設営最中の画像です。めちゃくちゃ風が強いのがわかるでしょうか?一人で設営をしましたが、浜名湖からの強風にあおられ、設営に普段の倍ぐらいの時間がかかってしまいました(汗)

風の方向は基本的に浜名湖に面している西側からとなります。風向きを考えたサイト設営を心がけましょう。

ちなみにわが家が利用したサイトはもっとも浜名湖に近い西側のサイトでしたが、サイトの東の方やフリーサイトではそこまで風は強くありませんでした。風が心配な方は、東側のサイトをリクエストするといいかもしれません。

ゴミ捨て場はない

場内にはゴミ捨て場はありません。生ゴミを含め、自分で出したゴミは自分で持ち帰るようにしましょう!

ちなみに消炭入れは場内にいくつも設置されていますので、灰や消炭は捨てていくことが可能です。

途中退出時は、必ず受付で駐車券をもらう

駐車場に入る際は無料では入れますが、駐車場から出る時には400円を支払わなければいけません。しかし途中で買い出しに出たり、近くの温泉に入りに行きたかったりする時もありますよね?

そんな時は駐車場に行く前に受付に寄って、上のような駐車券をもらってください。この駐車券を利用することで無料で外出ができます。

もしゲート前で駐車券をもらい忘れたことに気付くと、車を方向転換させて受付に戻るのはかなり難しく、余計に400円払うはめになります。必ず忘れずに受付に申し出るようにしましょう。

ただ1泊につき1サイト1枚しかもらえず、さらにチェックアウト時には利用できないで注意しましょう。

渚園キャンプ場の予約方法は?

渚園キャンプ場の予約は公式サイトからは行えません!予約するには「直接窓口に行って申込みを行う」か「電話で申込みを行う」の2通りです。

電話番号:053-592-1525

ちなみに予約状況の確認等は、週末の混雑状況のみ公式サイトの新着情報で更新されています。特に週末の利用を考えている人は前もって確認しておいたほうがいいでしょう。

またフリーサイトの利用についても人数がいっぱいになり次第受け付けてもらえなくなるので、前もって予約をしておいた方が無難です。

またスポーツ施設の利用については直接窓口に行って申込みをしなければいけないので注意しましょう。

広い・安い・美しい!渚園キャンプ場まとめ

本記事では浜松の「渚園キャンプ場」について紹介してきました!

とにかく他ではなかなか見かけないくらい広くて、安くて、美しいキャンプ場です。ぜひ広々としたサイトでキャンプを楽しんでください。施設もきれいでしかも料金も格安なので、家族でも安心して利用できますよ!

近くには弁天島、浜名湖パルパル、舘山寺温泉などたくさんの観光スポットも目白押し。小さな子どもから幅広い年齢の方まで楽しめること間違いありません!

また最近では「ゆるキャン」の中でしまりんが泊まったことでも知られています。特に週末は利用する人も多いので早めに予約をした方がいいですね。

これを機会にぜひ渚園キャンプ場で、浜名湖の潮風を感じながら見る夕日の絶景を堪能してください!

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  • 月1でファミキャンに出かける主夫兼キャンプライター。お金をかけなくても100均と家族がいればキャンプは楽しめます!!東海地方を中心に活動中。

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